小原健右のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ第1章 選び抜かれた10人の“プロフェッショナル”たち
・宇宙飛行士は人類の代表。
・試験では、人間力;どんなに苦しくとも絶対に諦めない精神力と、他人を思いやりその言葉と行動で人を動かす力があるか が試される
・この人間力は、レベルの差こそあれ、就活生や、ビジネスマンが昇進する際に求められる資質と同じだ
・収入、生活、キャリア、命のリスクを背負う
・面接で緊張するようでは、死の危機で使い物にならない。
・宴会の幹事歴が聞かれるのは面白い。率先して計画する力と周りを楽しませ自分も楽しむパーソナリティは、宇宙飛行士にも求められるとのこと。
・安竹さんの経歴がすごい。(学費はバイト、西→東工大?ソニ -
Posted by ブクログ
「宇宙飛行士とはどういった職業なのか?」
宇宙飛行士に憧れ、実際に選抜試験を受験もしたことのある筆者が、自身の経験談とともにその後10年間の心の葛藤を記したドキュメンタリー書籍。
【こんな人にオススメ】
・宇宙飛行士という職業に関心のある人
・目標を見失っている人
・チームメイキングに関する書籍を探している人
・漫画「宇宙兄弟」を面白いと思える人
【本書のこの3つが面白い】
①選抜試験のリアリティさ
筆者は実際に受験をして最終試験まで残った方であり、その記述がリアリティに溢れています。
どこでどんな試験が行われ、それに対して筆者が何を感じ、どんな不安に駆られ、どう克服していったかが鮮明に描 -
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ファイナリスト内山崇さんの『宇宙飛行士選抜試験』を読んだあとにこちらを手に取る。
結果は分かっているけど、宇宙飛行士への夢を叶えようとする10人と一緒にドキドキワクワク。
内山さんの本の夢への熱量とはまた違った、審査する側の評価や解説が冷静でありながらやはり宇宙への夢を持つ人がもつ熱さが感じられ、興味深く読めた。
とんでもない技術と能力、努力に裏打ちされた経験を持つ、強くて魅力たっぷりの誇らしいファイナリストなのに、自分と同じ人間なんだ!と感じられるのが不思議。
リーダーシップ、フォロワーシップなど仕事に活かせそうだなと恐れ多くも参考になった。
どんな時も諦めず、自分と仲間を信じる人間力、 -
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Posted by ブクログ
こういったドキュメンタリ本を読むのは初めてだったけど、すごく良かった。すごく読みやすかった!キンドルで安く売っていたので買ってみて、仕事の休憩時間毎日10分ぐらいしか読み進めなかったけどすごく読みやすくスラスラ読めた。そもそも自分も宇宙飛行士の仕事とか、どうやって選ばれるのか全く知らずに宇宙の映画とかを見ていたので、今なら宇宙映画もより楽しめそう。何より、自分と同い年または年上の人達が、長年夢見た宇宙飛行士になるために奮闘する姿、またその家族、本人と家族の葛藤に感動した。感動した、なんてなんだかインチキくさいし、なんだかチンケだけど、私も夢を見ようと思った。現実ばかり目に入っていつの間にか叶い
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Posted by ブクログ
日本人として初めてISS(国際宇宙ステーション)の船長となった若田光一さん。船長として指名されてから実際にISSの任務に就くまでを追ったNHKスペシャルの取材班が、番組で紹介しきれなかった事実などをまとめた本。
アメリカ、ロシアが長らく主導してきた宇宙開発で日本が存在価値を印象付けた日本人ISS船長の若田光一さん。その訓練の日々や、船長に求められる資質、ISSでの日常とは、など様々な側面から現代の宇宙開発の様子を紹介しています。
日本人だからこそ発揮できるリーダーシップとは、「和」を重んじ、相手の立場を慮ってメンバーの能力を最大限に発揮させる環境作りだとおっしゃります。「船長」という響きから一 -
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2013年に放映された「NHKスペシャル 日本人船長(コマンダー)宇宙へ」をベースに、若田光一さんの国際宇宙ステーション(ISS)第39次長期滞在(2014年)で船長を務めるまでの訓練、ISS滞在時の様子等を記録したものである。
NHKでは、2008年に行われた宇宙飛行士選抜試験の様子を、2009年に「NHKスペシャル 宇宙飛行士はこうして生まれた」で放映し、2010年に書籍化しているが、本書はその続編とのことである。私は前著もとても興味深く読んだのであるが、2008年の選抜試験が「世界各国の宇宙飛行士のリーダー(=船長)になれる人材」を求めたもので、昨年ISSでの長期滞在を果たした油井亀美也 -
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