高樹のぶ子のレビュー一覧

  • 光抱く友よ

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    『光抱く友よ』は、優等生の主人公と不良少女との関係という、青春小説によくあるようなテーマである。それに、味気ない、淡々とした文章で始まるため、読み始めはとっつきにくい感じがする。
    しかし、最後まで読むと、この味気ない文章とテーマが、ものすごく良く見えてくる作品になる。
    この変化には驚いてしまう。

    特に面白いという作品ではないし、テーマもありきたり。
    だが、作品名の『光抱く友よ』にピッタリのストーリーとクライマックスであった。

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    2009年10月04日
  • 光抱く友よ

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    書かれてからかなりの時間が経っている本だが、その時間を感じさせるどころか、良質な文学を読んだ時に感じる爽やかな読後の印象が残った。作者の漢字使いのセンスがよかった。(2005.7.18)

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    2009年10月04日
  • 光抱く友よ

    Posted by ブクログ

    女性作家は場面の説明にこって、出来事の描写に終始してしまうことが多いように思います。これは人の好みですが、私は、あんまりそういうのは好きじゃなくって、もっと内面をぐっと掘り下げて、かつ簡潔な言葉で言いきって欲しかったりするので、高樹のぶ子さんの文体はうならされました。邪魔な装飾をはぶいて、質素で硬質なんだけど、鋭く本質をついています。

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    2009年10月04日