赤松健のレビュー一覧
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のどかの前に立ちはだかった魔術師デュナミスの放つ「リライト」により、クレイグとアイシャは瞬く間に消去されてしまいます。さらに、魔法世界で亜子や夕映たちの仲間になった人々も次々に消されていきます。そればかりか、フェイトと一対一の戦いを繰り広げていたラカンまでもが、ついに力尽き、ネギの前で敗れることになります。
しかし、デュナミスの心を読み取ることに成功し、間一髪で危機を脱したのどかにより、魔法世界の成り立ちと、フェイトたちの計画、さらに消されてしまった人々を取り戻すための方法が明らかになり、ネギたちは新たな目標へ向かっていきます。
そしてネギは、最後にラカンが残したメッセージにより、アスナが -
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異次元空間でフェイトと戦いを繰り広げていたラカンの前に、かつてネギが倒したという黒幕の姿が現われ、その「造物主の掟」(コード・オブ・ライフメイカー)の力にラカンは何か思い当たったような素振りを見せますが、その中身については明らかにされません。
一方、ゲーデルとの交渉の席に着いたネギは、ナギとアリカの物語の帰結を教えられ、この世界の人びとを救うために協力するよう迫られます。しかし交渉は決裂し、脱出を図ろうとするアスナたちの前に次々モンスターが現われます。その一方で、タカミチや龍宮などネギの協力者たちも駆けつけ、
この世界の最後の秘密を知ったのどかがネギたちと分断され、ラカンも異次元空間に封じ -
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ラカンとの壮絶な戦いを終えたネギは、記憶を失った夕映と再会します。しかしそんな彼らの前に、かつて紅き翼と行動を共にし、現在はオスティア総督の地位にあるクルト・ゲーデルが現われます。彼はネギに取引を持ちかけ、ネギは逡巡しますが、ラカンに背中を押されて、魔法世界と父親にまつわる真実を知るため、ゲーデルの待つ舞踏会へ参加することになります。
その一方で、ついにこのかと刹那が仮契約を交わし、夏美と小太郎の仲もしだいに接近するなど、最後の戦いに向けて着々とネギの仲間たちも戦力を充実させていきます。
もう一つの案件は、アスナが偽物にすり替わってしまったことに、いまだネギたちが気づいていないことでしょう -
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まずは、前巻に続いてラカンの映画による過去の解説から始まります。ここで、ナギたち「紅き翼」がかつてのフェイトに勝利し、王都オスティアのアリカ王女とともに魔法世界を二分しての戦争を終結に導いたことが明らかにされます。
アスナとアーニャはフェイトたちに捕らわれてしまいます。そして、フェイトの部下である栞(しおり)の魔法によって焔(ほむら)がアスナの姿になりすまし、ネギのもとに接近しますが、誰もそのことに気づきません。さらにアスナは、フェイトによって閉ざされていた記憶の扉を開かれることになります。
その後、拳闘大会にラカンみずから出場することが明らかになり、彼との決戦に向けてネギは修業に取り組み -
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アスナとの合流を果たしたネギは、さらに賞金稼ぎの襲撃を受け大ピンチに陥ったのどかを救出することにも成功します。夕映も、いまだ記憶を取り戻していないものの、ネギの出場する拳闘大会がおこなわれる廃都オスティアにやってきて、徐々にメンバーがそろい始めるのですが、アスナがしだいに過去の失われた記憶に気づき始めることになります。
そんな中、とつぜんフェイトがネギの前に現われ、取引を持ちかけます。それは、アスナの身柄を彼らに引き渡すというものでした。ネギは即座にこの提案を拒否し、両者の間に一触即発の緊張感が生じたところで、次巻に続きます。
しばらく魔法世界での小ネタを消化しつつ仲間集めとなるのかと思い -
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ラカンのもとで闇の力を身につけることを決断したネギは、魔法によって展開される異世界でエヴァと戦います。千雨のサポートもあって、瀕死になりながらもついに新たな力に目覚めます。
一方、アスナと刹那は、彼女たちと同様に旅を続けていたこのかと楓と合流します。またのどかは、旅を続けるトレジャー・ハンターに救出され、以後彼らと行動を共にしていました。
他方、記憶を失った夕映は、魔法学園で生徒たちとともに勉強を続けていました。そんな彼女に、ネギが出場する廃都オスティア行きを賭けた箒ラリー大会が開催されるという願ってもないチャンスが訪れ、クラスメイトのコレットという少女とともに優等生たちと競い合います。
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ネギたちは、借金のかたに奴隷として働かされている亜子たちを救うため、武闘会に参加することになります。ところが、かつて「紅き翼」のメンバーとしてナギとともに戦ったジャック・ラカンと出会い、彼のもとで修業に励むことになります。
一方、ネギたちと離れ離れになってしまったアスナと刹那は、旅を続けながら互いの技の研鑽を怠りません。しかし、そんな彼女たちの跡を、フェイトの仲間であるツクヨミがつけていました。
しばらくはラカンのもとで修業しながら仲間探しということになりそうです。シリアスな展開から一転して、アホなオッサンにペースを持っていかれてしまったような印象です。 -
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とつぜんのフェイトの攻撃によって肩を負傷したネギでしたが、生徒たちを守るために力を振り絞り、フェイトとその仲間たちに対峙します。しかしフェイトは、魔法世界の各所をつなぐゲートポートを破壊し、転移魔法でネギたちを地球の3分の1の広さがあるとされる魔法世界の各所にワープさせてしまいます。
こうしてネギは、彼といっしょに転移された茶々丸とともに、バラバラになった仲間たちを探すことになります。触手モンスターに襲われていた千雨を救出し、小太郎とも再会を果たした後、ようやく町にたどり着いたネギでしたが、何と彼らがフェイトたちのおこなったテロの犯人として指名手配されていることが明らかになります。さらに、こ -
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前半は、ネギの幼なじみのアーニャが、彼をイギリスに連れ戻そうと日本へやってきます。
後半は、夏休みを利用して、ネギが故郷の村に帰り、父の行方を追うため、アスナたち7人の仲間をともなって魔法世界へと旅立ちます。ところが、裕奈や委員長たちがこっそりとネギたちの跡を追いかけ、彼らと一緒に魔法世界へと入り込んでしまうことになります。
そして本巻の最後に、ふたたびネギたちに対してフェイトが奇襲を仕掛け、新しい戦いが始まります。
舞台が日常から魔法世界へと移り、学園でネギやアスナたちのにぎやかな毎日が描かれたこれまでのストーリーから離れて、一気に物語が加速しそうな予感です。 -
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夏休みに入り、ネギはウェールズへ向かうことを決めます。そこでアスナは「ネギま部(仮)」を創設し、ネギの父親探しをサポートすることにします。臨時顧問にはエヴァンジェリンが就任しますが、アスナが部長となるに当たり、ひと騒動が持ち上がります。エヴァンジェリンが、中途半端な気持ちでアスナが非日常の世界に首を突っ込もうとしているのではないかと危ぶんだのです。
こうしてアスナは、7日間雪山で過ごすというエヴァンジェリンの提出した試練に耐えることになります。エヴァンジェリンはアルビレオから、アスナがかつてナギやタカミチらと過ごしていた頃の記憶を失い、現在はごく普通の女子中学生としての生活を手に入れることに -
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超の計画が実行される学園祭最終日を前に、アスナがついにタカミチとのデートを実現するも、玉砕に終わります。その後、超から自主退学するという報せがネギのもとにもたらされ、ネギは超との一対一の話し合いに臨みます。
しかし、魔法の存在を全世界に知らせるという超の決意は変わらず、さらに時間を自由に飛び回る超に対して、ネギのみならず刹那と楓もまったく歯が立ちません。けっきょく楓は、クラスメイトたちがおこなうお別れ会に超を連れ出すことで、ドローに持ち込みます。
その後、ネギたちはエヴァンジェリンの別荘で、超との最終決戦に向けて英気を養いますが、このときすでに彼らは超の罠に落ちていました。別荘から出てきた