日高義樹のレビュー一覧

  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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     アメリカでは今、ニューヨークを中心に抗議デモが起こり、ウオール街に対する不満が高まっている。オバマ大統領の支持は下がり、共和党では大統領候補者によるテレビ討論会がすでに行なわれている。そんな中で手にしたのが今回の本だ。
     
     著者の日高義樹氏は、日本のメディアには珍しく共和党よりの主張をする。多くのメディアはニューヨークタイムズやABC,CBS,NBC,CNNといった民主党よりのメディアの意見を取り上げることが多い。当然、共和党よりのFOXNEWSは取り上げない。著者は、米国衰退論が日本で盛んに取り上げられ、中国台頭論に引きずられて、日本は中国にのめり込むのを危険だとしている。

     2012

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    2011年11月06日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    著者の日高義樹さんですが、中々大層な肩書きを持っているヒトです。多少アメリカ偏重の思想の持ち主であることを念頭に、他の本に於ける意見を照らし合わせる必要があるでしょう。

    そういうわけで、もうアメリカやばいよって本だと思ったら逆でしたね。今でもアメリカの戦力は十分であると言う本です。勿論、負債に関してはもはやどうしようもないということに関して触れていますし、金本位制を利用した脱却方法に関しても述べています。

    まず日本の民主党が打ち立てた脱米政策に関する米国人・政治家の怒りと当惑ですが、そもそも民主党のバックは中韓であり当然の流れを感じています。

    オバマ政権を痛烈に批判しており、ジョンソン、

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    2011年09月04日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    アメリカと中国という二つの大国。一見、中国は伸び続けてアメリカを追い越しそうに見える。しかしその実はまだまだアメリカの足元にも及ばない。我々、日本人は改めてこの国の行く先を熟慮し、グランドデザインを描くべきである。

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    2011年08月18日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    「アメリカ衰退論」が騒がれているが、決してそんな単純じゃないアメリカの現状を教えてくれた。
    同時に、「中国台頭論」には、まだまだアメリカには及ばないという事実を提示してくれた。

    日本はこの巨大国家に挟まれながら、どう未来を切り開いていくべきかという戦略を真剣に考えなければいけない。

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    2011年03月25日
  • なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか(PHP文庫)

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    現在の世界情勢を見ると、著者の言うことはもっともだと思います。ここへ来て、北朝鮮の挑発がまた活発になっていますが、いつか、今のJアラートが本物の核を搭載したミサイルの警報となるかもしれません。
    原発問題は難しいですね。現に、2011年の原発事故で故郷に戻れない人がいるのですから。原発を推進するのならば、東京湾にも原発をつくればいいと思います。しかし、テロなどで原発が狙われれば、首都圏は壊滅的な打撃を受けてしまう。
    多くの人たちは戦争などない真の平和を望んでいるのに、なぜ平和の実現はこんなにも難しいのでしょうか。

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    2022年11月12日
  • 米中時代の終焉

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    参考になるところもあったが、所詮政治記者の書いた本。トランプ元大統領への肩入れ度合いは、理解できるところもないわけではないが、総じて不可解。

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    2021年03月24日
  • 米中時代の終焉

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    私が社会人になりたての平成初期までNHKの特派員をしていた日高氏による最近の著作(2020.8発行)です。彼によれば、日本人としては米軍基地や作戦司令室の中にまで入ることのできる数少ない人のようで、米軍の実力もよくご存知のようです。

    私が小学校の頃「ノストラダムスの大予言」というシリーズ本が流行ったのですが、その中で印象的なフレーズとして覚えているのは、2020年頃(数字は明確に覚えていません)に、日米安全条約が空文化、意味がなくなるというものでした。このイメージが掴めずにずっと今まで過ごしてきましたが、この本を読んでその意味が少しわかった気になりました。第6章に書いてありました。

    現在保

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    2020年10月11日
  • 不幸を選択したアメリカ 「オバマ大統領」で世界はどうなる

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    読む時機を逸した感は否めないwが、バラク・フセイン・オバマ上院議員の大統領選勝利の分析の部分は有効。第二のニクソンやレーガンが次期米大統領になることを期待せずには居られない。

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    2018年10月14日
  • 米朝密約 なぜいま憲法改正、核装備か

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    次の記載が印象的だった。
    ・アメリカ軍が海外で地上戦闘を行なうことができない。
    ・モンゴルに対してロシアご、新疆ウイグルに対してイランが、満洲に対して北朝鮮が、それそれ核兵器を提供すれば北京政府は壊滅する。
    ・アメリカはアジア極東のことには関心を持っていない。海のこちら側、つまり台湾には関心があるが、朝鮮とは関わりを持ちたくない。

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    2018年02月12日
  • トランプ登場は日本の大チャンス 新しいアジア情勢のもとで日米関係はこう変わる

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    中国のミサイル能力の飛躍的増強により、
    日本の空軍基地は最前線基地としての役割を失いつつある。

    第七艦隊の戦力は世界最強。
    旗艦ブルーリッジは機関砲以外の攻撃用兵器を装備していない。甲板には様々なドーム型アンテナ。

    日本が今、核兵器を持っても反対されない。
    日本なら安全に維持できる。
    安上がりで効果的な抑止力。
    軍事力に頼らない平和論は、核の傘の下に庇護されているから言えるもので、世界の人は納得しない。
    日本の課題は、軍事的抑止力と首脳間の外交戦略。

    アメリカも日本も長期的な戦略を耐えるのが得意でない。

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    2020年10月31日
  • トランプが日米関係を壊す

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    横江 公美氏の書かれたトランプ本では、オバマは高く評価されていたが、この本の著者はオバマに対して批判的意見である。「アメリカの分裂と混乱を作り出したのはオバマ大統領本人である。」と。他のトランプ本と同じような内容。

    日高氏:ハドソン研究所 1935生 東京大文学部卒
    横江氏:ヘリテージ財団 1965生 明治大学経営学部卒

    プーチンがいかに巨大な「力」を持っていて、危険な人物かということは分かった。
    プーチン本を読んでみるとするか。

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    2016年07月24日
  • ‐日本人だけが知らない‐ 米中関係の真実

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    政治って思想だなって思った。
    政治ってまったく興味なかったけど、歴史で見ていくと面白いなって思った。

    アメリカと中国の関係とか、この本に出会うまで考えたこともなく、ニクソン、カーター、クリントン、ブッシュ、オバマ等々、歴代の大統領が中国に対してどのように考え、どんな政策を取ってきたか、傾向を捉えるのに良い本だった。

    総じてアメリカは中国を敵とは捉えておらず、中国はアメリカを敵と捉えている関係だということ。

    国際社会の中で中国の傍若無人な態度は許されるべきではないのでは?と個人的には思う。

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    2015年07月26日
  • なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか

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    日本が戦争で負けるとわかっていたときに、原爆を二発投下したアメリカが解せなくて、読んでみた。理由はなんとなく想像していたのと近かったので納得。
    ただ東京大空襲のときの被害の大きさは、原爆のものと匹敵していたのは知らなかった。六章の、いまの現実のほうが恐い。また世界は戦争へと向かっているような気がする。そのきっかけがこのアジアになりそうだと思ったのは気のせいか?
    いつまでも同じ世界情勢ではいられない。
    集団自衛権でいろいろ言われてはいるが、この章を読むと、そして、アメリカが弱体化し、中国が国際法を領土、海洋を奪い始めているいま、ゆったりとした戦後のアメリカ植民地化している平和から国家として、まと

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    2014年05月14日
  • 2020年 石油超大国になるアメリカ

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    現在2013.6ですが、この数年でアメリカの石油を取り巻く環境が完全に変わりました。これは一種のエネルギー革命と言っても過言ではないと思います。アメリカでのシェルガス・オイル生産が多くなっていると初めてしたのが私の場合、昨年(2012)ですが、今では多くの人がそれについて解説していますし、企業も工場をアメリカに誘致(戻すことも含めて)することを既に発表しています。

    タイトルにある通り、2020年にはアメリカが石油超大国になるくらいなので、歴史を振り返ると第二次世界大戦前の状態に戻る可能性もあります。今までは中東の石油を確保するために、軍事力も中東エリアに保持してきましたが、今後は変わる可能性

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    2013年06月16日
  • 帝国の終焉 「スーパーパワー」でなくなった同盟国・アメリカ

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    アメリカという帝国の現状を分析し、今後のアメリカは超大国として世界を牽引していく力を失ったことがわかる。

    第2次世界大戦・冷戦後の世界をリードしてきたアメリカ。

    オバマ大統領の「チェンジ」していない国内政策を突き詰め、アメリカという帝国の覇気喪失を綴っている。

    アメリカ頼みの日本外交にも釘をさしている点は、日本の将来の世界戦略を考えていく観点からは重要な指摘だろう。

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    2012年03月29日
  • 帝国の終焉 「スーパーパワー」でなくなった同盟国・アメリカ

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    テレビ東京系列で放送されている「日高義樹のワシントン・リポート」の日高さんが著者の本書。
    連邦政府や州政府などの財政赤字を合わせると1兆ドルを超えると言われている極めて厳しい財政状況が与えるアメリカへの影響、そして世界情勢への影響について書かれた本です。

    本書の主張の骨子は

    「国民健康保険制度などオバマ大統領の社会福祉政策により、アメリカの財政赤字は巨額なものとなった。この巨額な赤字によりアメリカの軍事予算が削減され、それに伴いアメリカ軍が弱体化。その結果あらわれる力の真空地帯を埋めんと中国、北朝鮮、イランなどが策動する。この世界において日本周辺が最も危険な地域であり、日本は国防力を増強す

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    2012年03月14日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    私は日高氏のワンシントンレポートという番組が好きで見ているが、著書も数冊読んできた。
    この本は、マスコミが伝えていないアメリカの実態を日高氏なりの視点で解説されていた。
    民主党対共和党との政権抗争からオバマ民主党政権のもたらしているアメリカの世界戦略の失政、台頭する中国の覇権に立ち向かえるか・・・米国民主党の今後は?

    賛否両論あるだろうが、少なからず勉強になった著書である。

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    2011年06月11日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    ■米国
    1.日本では今、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が注目をされている。これは米国が主導するアジアの新しい経済同盟で、反米的な姿勢の民主党政権がアジア諸国をまとめるのを阻止する、という意図の下に作られたものである。
    2.中国は「米国のドルがいつまでも国際基軸通貨であるのはおかしい」と発言するなど、米国と対立する姿勢をとり始めている。これは、中国を甘やかしてきたオバマ政権の外交政策が完全に失敗に終わったことを示している。

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    2011年05月31日
  • いまアメリカで起きている本当のこと 日本のメディアが伝えない世界の新潮流

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    米国在住の著名ジャーナリストの現地レポート。いつもながら刺激的。これからの20年を考えるのに参考に。
    ・中国に対して弱腰なオバマ政権は倒れ、中国との対決を掲げた政権が樹立される
    ・時期は2013年以降か
    ・勝利しても得るところのないアフガニスタン紛争に第一線の部隊と兵器(F22 etc.)をつぎ込んでいる
    ・米国は無人偵察・攻撃機でタリバンを追い詰めている
    ・無人兵器を300機以上、実線配備しようとしている
    ・米中の金融、テクノロジー、軍事における差は、まだ、大きい
    ・米中の対決は、最終的に米の勝利に終わるだろう
    ・中国の敗北に伴う混乱は、中国への傾注しつつある日本の企業に多大なダメージを与え

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    2011年05月12日
  • 米中軍事同盟が始まる アメリカはいつまで日本を守るか

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    基本的に現在のアメリカの国家戦略や日弁関係についてまとめられているので、日米安保50周年を考える基本資料の一つにしてもいいとは思います。

    感想としては、日高氏はオバマ大統領が嫌いなんだなぁということがよくわかったという感想。また、たぶん僕とは考えていることの立ち位置は違うと思うのだけど、米国が我が国を防衛する動機付けが弱まっており、その中で自国の防衛と日米同盟の見直しが必要という点では、今の僕の考えと同じだと思った。

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    2010年01月19日