佐藤二葉のレビュー一覧

アンナ・コムネナ（４）

佐藤二葉

言葉ロゴス、と、物語ミュートス、は利益を生み商売になる。、そして人々を脅かすも励ますも紙一重。


ああ。


攻めるだけの言葉ではなく守るためのことなも必要。

ああ。

アンナ・コムネナ（３）

佐藤二葉

さらに壮大な世界に踏み出すアンナ。

北アフリカの娘は、貧しく生まれたが、幸運にも医学の道に進み始めた。そのため、善人でいられる恵みを享受していると語る。パンを買うお金に困らず、盗みや殺しや体を売ることをせずに暮らすことができ、学問をすることができる。

裕福で、地位が高いものは、とアンナは考える。自由に本を読み、庶民が一生で学ぶ以上のことを1日で学ぶことができる。それならばあんたは1,000,000人分を考え、恵みをより多くの民が共有できるようにより多くの民が医療を受けられるようにより、多くの女子が学べるようにそのような仕組みを整えることが自分の義務であると。

“境界線や血や言語や自己認識によって私たちは分断されている。だけど、私たちはより強いつながりを知っている。”これこそが本書の著者である。佐藤ニ葉さんが伝えようとしていること。

アンナ・コムネナ（２）

佐藤二葉

探求より学びしものは幸いなり。アンナが夫に語る言葉がよい、あなたは歴史を今を生きるための知恵にしている。この国、日本の今を生きるすべての人が当たり前の教養当たり前の念持とすべきことでは。

より強い言葉で戦う。
非常に些末で下劣なことではあるが斉藤元彦や参政党やもう少し伝統的には維新などにも投票したり支持したりしてしまう人よ、この漫画を読め。そなたらは、まやかしの星占い師の悪意と欲に満ちた弁舌に騙されているのと同じ。そして、チーム未来なんぞに仮託するなぞ、アンナが力説する、たかが計算！なのである。

アンナ・コムネナ（６）

佐藤二葉

[匿名]

まさかこうなるとは…アンナの望んでいた世界とは違ったかもしれませんがこれもハッピーエンドと言っていいのでは。朝ドラで見たくなりました（笑）

＃胸キュン ＃深い ＃ハッピー

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

強く正しく、自らの力と望みを信じ，他の人にもそれを求め，平和的に戦うアンナ、
アンナが書く物語を，聡明な夫は、
あなたは物語ることで現実を乗り越えようとしている、
自分の目で世界を見つめ探究しようとしている、と語る。
美しいビザンツの物語。オールカラー、衣装や宝石建物なども繊細に描かれている。

アンナが思い描く強くて平和を願う君主、という自分
祖母や、亡くなった婚約者の母で謀反に加担した2人の皇帝に嫁いだ皇后、それぞれの、この時代の女ならではのそれぞれの、舐められないための、子を守り地位を守るための戦い方。

壮大なストーリーに可愛らしいギャグが挟まっててとても面白い。

アンナ・コムネナ（５）

佐藤二葉

[匿名]

表紙からただ事ではないことが起きる！と思いながら読んでいましたが、まさかこんな展開が待っているとは…次巻を早く読みたいような読みたくないような…

＃ドキドキハラハラ ＃深い ＃タメになる

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

文献で調べたらきっと難解で折れてしまうであろう歴史を、今時の絵とセンスで可愛くて楽しい漫画にしてくれてる。とっつきやすい。作者さんに感謝。

アンナ・コムネナ（５）

佐藤二葉

成長した皇女たちに降りかかる理不尽。信念と知性と学問で互いを守り、男たちに立ち向かう闘いが気高く描かれている。史実だけに結末は解っているが、アンナの苦しみが辛い。アンナ...そのペンでどうかあなたが救われて下さい。次巻が遂に最終巻。

離婚が困難なキリスト教社会、プラス、ゴリゴリ家父長制の中世皇室で、レイプしてくる夫に離婚をつきつけて女性を守った皇女たちが凄いし、一方離婚禁止法がゴリ押しされている現代日本はどうなっているのか。才あっても女性というだけで皇帝になれない理不尽とかどこかの国で聞いた話。

アンナ・コムネナ（４）

佐藤二葉

[匿名]

1巻のコメディタッチが懐かしくなってしまうほど展開が重いです。アンナとヨハネスの願いは変わらないのにこうなってしまうのはそれだけ二人の立場が重く影響力が大きいということでしょう。ただ次巻予告はさらに重い展開になりそうで辛い😢

＃切ない ＃タメになる ＃ドキドキハラハラ

アンナ・コムネナ（３）

佐藤二葉

[匿名]

当時は「男らしさ」こそ最上で男らしくなければ恥ずかしいことで、才能のある女性は「男らしい」と褒められる社会だったそうです。「女」として活躍したいアンナと「おとこらしさ」にあふれた弟との帝位を巡る葛藤はどうなるのでしょうか？(wikipediaで分かるんでしょうが漫画で追いかけたいです）

＃ハッピー ＃癒やされる ＃ほのぼの

アンナ・コムネナ（２）

佐藤二葉

[匿名]

「自分ひとりの力で何かを作るより誰かと共同して何かを生み出す方がより良いものが生み出せると思います」作者あとがきの言葉です。作者は過去に実在したアンナ・コムネナと対話しながら物語を紡いでいます。本職の漫画家でも歴史家でもない方ですが、こういうスタンスはとても好きです。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃癒やされる

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

[匿名]

興味深い漫画です。中世ヨーロッパが舞台で実在したビザンツ帝国の皇女アンナが主人公。そしてアンナの父親と夫は第1回十字軍に巻きまれていく。とても興味深いです。

＃ほのぼの ＃癒やされる ＃胸キュン

アンナ・コムネナ（３）

佐藤二葉

ニケフォロス色々おめでとう～～！
準備万端からの流れはTwitterでしか読めない…！？いつかおまけ本として出してほしいですね…

アンナ・コムネナ（３）

佐藤二葉

[ぱんち]

歴史上の人物を主人公にした作品は、当時の常識と現代の常識の差を上手く埋める手腕を必要とする。特に女性が主人公の場合、現代的な不寛容さを持つ人にとっては不道徳で有ったり差別的と捉えられかねないで理解できないだろう。主人公がその様な人としての葛藤こそが物語であり作品を面白くしている。まさにこの作品はそれに合致している事は間違いない。良い作品に出合った思いがする。

＃深い ＃感動する ＃エモい

アンナ・コムネナ（３）

佐藤二葉

[riri]

ついにニケくん○○になる！

そして、アンナちゃんも○○になる！
1巻から見守ってきて、まさか3巻で描かれるとは思っていなかったので
驚き嬉しいストーリーでした。相変わらず癒しの王妃ママ＆侍女ズが最高。
姉弟の攻防は相変わらずだけど、それぞれの視点の正しい考えと秀でた才能があるのも面白い。

＃深い ＃胸キュン

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

[かよ]

アンナ

このカプ推せる！！
自分の意志を持って力強く立つアンナと彼女に寄り添うニケフォロフ。
すごくいい夫婦。
続きが楽しみ。

アンナ・コムネナ（２）

佐藤二葉

[riri]

2人の関係が進展

アンナとニケ君だったり、アンナと弟君だったり、父上と母上だったり。
もちろん、ポジティブな意味で進展したと感じました。
今回、アンナママの皇后の仕事(役割り)がクローズアップされ描かれていて、アンナと一緒に思いにふけました。

２巻も読み応えあって面白かった。
アンナファミリー皆んな大好きだし、女官達のリアクションが毎回とても楽しいです。

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

[ゆず]

すごく引き込まれます

アンナとニケフォロスの2人の可愛い漫才っぽいやり取りがものすごく可愛いです。
相思相愛の2人で癒されます。

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

[riri]

アンナちゃん強い

レビューで世界史無知でもOKと言うのを信じて購入してみましたが正解でした。歴史に興味がなくても楽しく読めました。
古代帝国に実在した皇女が主人公、とてもキャラが立っていて魅力的なキャラです。
第一印象じゃじゃ馬かと思いましたが、知性と気高い品格を感じました。
全てカラー絵で描かれているのは凄いですね。絵の上手さも感じます。2巻も期待して待ちたいです。

＃胸キュン ＃シュール ＃笑える

アンナ・コムネナ（１）

佐藤二葉

ビザンツ史を知らなくても知っていても楽しめる作品。主人公アンナ・コムネナが本当にエネルギーに溢れている。夫ニケフォロスとの関係性もなんとも素敵な描かれ方。登場人物がみんな生き生きとしていて個性豊か。個人的にはアクスークのキャラクターはツボだった。彼も実在の人物だが、こんなにも歴史上の実在の人物たちが鮮やかに肉付けされていて、なおかつ実際に歴史書に描かれているエピソードまでさらりと取り入れられているのには感動。しかも全編フルカラー！　読んでいて心が弾む作品。