横山紘一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
玄奘が命をかけて学んだ思想ということで、勉強のために手に取ってみた。
文章は易しいが、解説書兼説教書と言った感じ。また、まさに説教のように冗長なので、読んでいて既視感を感じる。
唯識論自体はなんとなく、どんなものかという概要はつかめた気がするが、解説書としては少し物足りない。
本書で得た知見は、唯識論も含め、仏教の教えというのは、半分は学問、半分は方便(人を救うための手段)であるということ。だから、直接は書かれていないが、仏というのはあえて永久に到達できない理念的な存在として設定されていて、それでもそこに到達できるかもしれない(仏性がある)と信じて悟りを目指すこと自体に意味があるのだろう。 -
Posted by ブクログ
十牛図は学部の心理学関係の授業で一度出て来て面白いなと、思った程度で、それ以来詳しく触れる事がなかったのだが、最近、十牛図についてわかりやすく書いていそうな本があったので買ってみた。
正味の宗教家が書いた本なので、仏教用語が結構出てくるのだが、一般向けに書かれた本なのでわかりやすく説明してくれている。
言わずと知れた十牛図だが、心理学で言うアイデンティティの確立とか自己実現とかに関わる内容のようだ。
もしかしたらもっとヌミノース的な要素を強調した自己実現とかの意味合いが強いのかもしれないが、ちょっとそこらへんはよくわからない。というかあまり興味がない。
作者によると、世界中の人間が仏教思