久田恵のレビュー一覧

  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    祖母の本棚から。
    あまり気分が落ち気味だったから、軽く読めて明るくなれる本を…と手に取った1冊。大成功!
    はじめはバラバラだった家族が、様々なアクシデント(?)をきっかけに少しづつ絆を深めていく。登場人物がみんなちょっと癖あり。でも温かくて応援したくなる。
    特に秀二さんが本当に素敵でした。
    「課題の分離」を小説で意識したのは初めてで新鮮だったな。

    家族の距離感や思い込み、小さい頃の記憶に気づかないうちにかかったフィルター。
    自分にもフィルターや思い込みが邪魔をして切れてしまった縁があるように思う。
    あの時もう少し素直になれていたら。言葉に出して伝えられていたら、今も繋がっていたかもしれない縁

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    2025年12月31日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    家族のドタバタ劇が期待以上に面白かった。
    母は子供や自分の祖母や弟の、祖母は娘や孫の。孫は夫や婚家や実家の。
    みんな誰かの家族を巻き込み巻き込まれ、家族って本当に濃くて面倒だなーと思うが、その顔がニヤニヤしてしまう。

    娘は母とやり合って、母を一度ボロ雑巾のようにするものだというくだりと、
    男って必要なことも家族に話さないというくだりに深く同意。

    自分の家族を顧みて、私も我が家のドタバタの主役の1人じゃん!と気づく。ドタバタを初めて前向きに捉えられた気がする。
    年末年始恒例の、義理実家・我が家が、義理姉一家に振り回される件がなんだか楽しみになってきた?!

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    2023年12月03日
  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々

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    ネタバレ

    制度として「悪いものである」という前提で語られる際に、「悪い」という価値判断が一体現実に置けるなにを指しているのかがはっきりしていないために起きる多くの誤解やいわれのない批判。生活保護のなにがいけないのか、ということについて制度をきちんと知って、その制度が向かい合っている現実を知って、それからもう一度、批判をするならしてほしい、と思う。

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    2011年08月02日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    初めて読む作家さん。
    解説にも書いてあったが、まるでテレビのホームドラマを見ているよう。
    こんな事を言ったら作家に失礼にあたるかもしれないが、息抜きに読むのは丁度いい。

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    2025年08月05日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    同じ主婦として共感出来るところがたくさん。
    私は子供にガミガミ言ってしまう母なので、
    「相手にわぁわぁ言い募るのって不安な自分を守るため」にドキッ、、!
    本当にそうだ!いつもそうだ!と何度も頷いてしまった。
    智子の話しはありきたりというか、想像どおりと感じ。

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    2025年01月28日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    悦子さんが主人公かとおもったら、悦子さんの母が、主人公みたいだった。多世代で繰り広げる、想像できない優しい日常。

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    2024年08月11日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    悦子さんだけでなく、登場人物全てがホームドラマのようなくせがあるが実は良い人ばかり。
    おかげで楽しく読めました。
    自分の家族も他から見たらこんな感じかもと思うと少し気が楽になる。
    自己肯定には良い本。
    初出は少し前だが、今でも十分楽しめます。

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    2024年04月11日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    久しぶりの面白いなーと思える一冊。
    もう少し若いとまた違ったかもしれないけど、悦子さんに近い年代にはわかるわかるって部分も多かった。
    まぁなかなかこんなドタバタが一度に来るような家は無いだろうけど。
    先が見えず雲の中にいるような時も、どこから新しい風が吹いて雲を吹き飛ばしてくれるか、雲から出たら思いもしない所だったりとか、人生ってまだまだわからないもんだなーと思いました。
    ちょっと疲れた時に読むとふふって気分になりそう。

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    2024年03月04日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    小説は久しぶりだった。小説は読みやすいかそうでないかが顕著に表れる。書き手の傾向とか読み手の読解力にも関係する。この小説について言えば前者!非常に読みやすかった。疾走するように読めた。面白い2時間ドラマのようだった。読んでいて情景が浮かぶ。主人公のキャラクターに負うところもあるが、やはり作者の力量だろう。主人公は59歳の主婦「悦子」さんを中心に、定年間近の夫65歳、シングルマザーの娘、バラサイトの息子の4人家族。ほかに一人暮らしの老母に年下の恋人、最近離婚してきた57歳の弟が織りなす物語だ。
    普通の家庭、どこにでもいるような家族に訪れるリアルな波乱の日々、深刻なのになぜか笑える「こういうことっ

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    2023年12月04日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    「面白かった!」というのが素直な最初の感想。初めての作家さんだったし、失礼な言い方をすれば「あまり期待していなかった」だけに余計に楽しめたように思う(変な期待を抱いてガッカリということがないので)。まあ、ツッコむとすればタイトルと違うよね!っていう。タイトルからは「悦子さん」に何かあったのかと読み取れるけれど、どちらかと言えば母、弟、夫、娘、息子と周りの人に様々な出来事が起きて、「悦子さんが予期できないような日々」が展開されている・・・むしろ、悦子さんは蚊帳の外っていう(笑)まあ、ある意味それも予期せぬ日々なのか・・・。楽しく読み終えたのをなんやかと説明されたくなかったので解説までは読みません

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    2023年06月13日
  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々

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    福祉事務所で生活保護の給付を担当する、ケースワーカーの人々の苦悩を書いたノンフィクション。単行本は1994年発行なので、ちょうど20年前に書かれた本。

    嘘をついたり、酒におぼれてたり、暴れたりと、一筋縄ではいかない人達を相手にする大変さは、想像するにあまりある。かなり過酷な仕事で、従事されてる方たちには頭が下がる思いがした。

    何か事件があるごとに、大して実情を調べもせず福祉事務所をたたくマスコミのどうしようもなさも、とても印象深かった。ほとんどの人たちは、情報を鵜呑みにして本質を知ろうとしない。 マスコミを疑う気持ちはとても大切だと思う。

    普段触れる事のないケースワーカーの仕事を知れる、

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    2020年12月24日
  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々

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    考えさせられる本でした。
    生活保護って社会に必要なものだと思うけれど、不正に受給する人もいる。生活保護を受けながら一生懸命自立の道を探す人もいれば、働かず保護で暮らして行こうとする人もいる。
    何らかの理由で受給出来ないと言われると、死を選ぶ人もいる。そうするとメディアはこぞって福祉事務所を責め立てる‥。
    ケースワーカーというのは大変な仕事だな。

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    2014年08月17日
  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々

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    本書で知った衝撃の事実:ケースワーカーはなりたくてなる人ばかりじゃないこと。地方公務員になって配属されてなったというケースワーカーもいる。仕事がケースワーカーを育てる、ということなんだろうけど、もうそういうのは機能しなくなるのでは。

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    2018年10月20日
  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々

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    この本が出版されたのは1994年。とても福祉事務所のケースワーカーをケースワーカーの視点から考察する本は、当時としては特に珍しかったのではないかと思います。
    完全ノンフィクションではなくて、細かいやり取りや心情などは、ところどころ筆者のフィクションが混じっているのだと思います。それでも、当時も今も数少ないタイプの本なので、貴重です。

    ちょっと前のケースワーカーは結構大胆なことをやっていたんだなぁと思いました。保護費の日割り渡しなんて、今やったら確実に問題になりますしね。それに、ケースの人とパーティーするとか、にわかには考え難い。でも、それをそれなりに情熱を持って取り組んでいた人たちが、確

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    2011年11月15日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    ネタバレ

    人生は自分の思う通りにはならない。
    どちらかというと、巻き込まれる形で進んでいく。

    自分が30代に入り、家族・親戚の中で、病気する人・亡くなる人・新しい家族が生まれた人・お金がなくなった人・社会復帰して仕事を始めた人などなど、いろんな人生の分岐点が生まれるようになった。
    さらには、ひとつの出来事がきっかけとなっていろいろな人の人生が連動して動き出すのを目の当たりにしていたので、本作の「母さん、人生って勝手に展開していくのね。…」(p179)という一言がとても刺さった。

    親戚まわりのやり取りって面倒だなぁと思うことも多いけど、誰かの一大事の時にこんな風にみんなで団結していけるのはちょっとうら

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    2025年11月23日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    フィクションらしさの強いホームコメディなのだけど、実際にこういう状況は起こり得そうで、きっと家族や人間関係に関して抱く悩みの類は似てくるのだろうなと感じるストーリー。
    自分以外の人に起こることは、見守ることで状況は落ち着いていくものでありつつ、
    自分自身のもやもやはいざ行動してみるとすぐに状況は変わっていくのだろうなと思う。

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    2025年04月25日
  • 主婦 悦子さんの予期せぬ日々

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    殺人も詐欺もでてこない、基本的にいい人ばかりの普通に幸せな家族のお話。
    つまらなくはないけれど、特段面白くもないかな。
    ただ、高齢になるとさまざまな理由で友達が消えていくって言うのは、名言だと思った。

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    2024年11月15日