黒田尚子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
親や親族の介護。
まだ先だと思っていても気づいたら認知症かも⁇と思うような行動が…。
親の介護は、来たるべき自分の老後への予習かもしれない。
認知症は、誰にでも起こること。
どんな病気で薬は?とかお金はどのくらい必要か?とか介護施設はどうしたら入れる?などなど
知っておけば良かったと思える本。
マンガとQ&Aもあって、とてもわかりやすい。
認知症に適した施設も公的と民間とあり、条件や金額などや入居の条件など、考えておくことも必要かと思う。
家で介護する場合もデイサービスやヘルパーなども利用しながらというのもある。
人口の3分の1が、65歳以上、認知症800万人とさえいわれる時代。 -
Posted by ブクログ
まさにいま、自分が読むべき本だ。介護をする人、した人のさまざまな意見を知ることができ、とても勉強になる。親にまだ介護が必要ではない人も知っておくべき、準備しておくべき、いまできることがあるなと感じた。もちろん私にもいまするべき課題が見えてきた。
いまだに親に心配ばかりかけている私だが、「親の話を意識的に聞くこと、それはもう立派な介護です」という言葉に励まされた。
時々読み返して、遠くに住む親について、介護はまだまだ先のことと、目を背けてしまい逃げてしまうことがある自分に喝をいれたい。
20241130
上大岡トメさんの新刊が出たので、そちらを読む前に復習でこちらをもう一度読んでみた。前 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2週間ほど前に読んだ『ボケ日和』という本で、認知症の症状と程度、母の現状などがわかってきたので、今度はもう少し具体的に…というか生ぐさい話である介護の実際とその後の選択や、お金のこと、兄弟や親戚との関係などについて書いた本を。
とは言え、やっぱりまだ腹が決まったとは言えないのである。
「貯金いくらある?」とか「通帳はどこにあるの?」など聞きにくい。
ましてや「お葬式に誰呼べばいい?」なんて本人に聞けないよ。
まだしっかりしているうちに聞いておいた方がいいというのはわかるけど。
父と相談して、脳神経科を受診したのち、結果をもって区役所に相談に行くということになりました。
病院も区役所も私に付き -
Posted by ブクログ
将来いつ、どんな病気になるかわからない。仮に何か大病を患ったとして、治療費ってどれぐらいかかるんだろう、病気になってみないといくらかかるかわからないのかしら、指を加えて待つしかないのかしら…となんとなく悶々としていた私。
そんな不安要素をこの本は見事に晴らしてくれました。
この本を読んだ私の結論。
医療費が例えば200万円かかったとしても、高額療養費制度を使えば10〜50万程度で済むので、50万程度の病気予算を備えておく。
そして、病気系統の保険には入らず、その分貯蓄に回そうと思いました。
その他、財テクネタも多数記述があり、大変勉強になりました。
とても有益な書です。
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Posted by ブクログ
・人はモノに対して払ったお金の分の価値しか見出さないもので、タダでもらったモノは、それなりの扱いになるのがオチ。
・片付けられない人は、捨てるかどうか判断できない傾向が強い。
・犬は年間平均33万円、猫は平均16万円かかる
・元本が変動しない貯蓄といえども、実質的に価値が目減りし損をしているのと同じこと
・社会保険料を負担するのなら、おおよそ155万円前後で手取り回復の分岐点がくるので、それを目指すのがよい
・控除や社会保険料を気にせずに、できるだけ長時間働く方が良い理由
①収入や貯蓄が増える②公的年金やiDeCoで税制優遇の恩恵を受けながら、自分年金を増やせる③夫の年収が高く適用外 -
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久しぶりに実家に帰ると、そこには腰の曲がった母と老いた父が…。
お金や介護、いろんな不安が頭にありつつも、それを実際に行動に移すのって難しい。
モヤモヤを抱える中で飛び込んできた「離れて住む親の介護の本を作りませんか?」という依頼。
介護問題に詳しいファイナンシャルプランナーの先生によるわかりやすい解説とともに、今の世の中にある介護の実態などを深掘りしていく。
他人事じゃないからこそ、身につまされる思いで読んだ。
自分の親が高齢であるという事実はなかなか直視しがたいもの。
でも、具体的な対策や受けられる支援などを知っておけば漠然とした不安もある程度払拭できるかもしれない。
知っておいて損はな