寺西晃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブクブクでいただいた一冊、実は前から気になってました。
最初は空想ネタ系の一冊かと思ってたのですが、
こちらに掲載されている“いきもの”は、全て実在するとのこと。
のっけの“タコブネ”にキュッとしながらも、興味深く拝読。
題名通りに“へんないきもの”がテンコ盛りでした。
ドクターフィッシュとか有名どころもいましたが、
個人的には“クマムシ”の無敵さ加減にビックリでした。。
文字通りに、地球が滅びても生き抜きそうなスペックです。
そのうち『テラフォーマーズ』に出てきそうだぁとか、
(JOJOの)カーズは知らなかったのかとか、思い出してしまいました。
ちなみに、図と解説には結構マニアッ -
Posted by ブクログ
世の中には、変わり者と呼ばれるやつが沢山いて、こういったへんな生き物をバカバカしく紹介するといった、人生に何の役にもたたない本を夜な夜な読んでニヤニヤする気味のわるいやつがいたりする
もちろん、私は生物学的興味から本書を読んだわけで、前者のような輩とは本当に関係ないのだが・・・おい、そんな目で見るなって
本書のページを開くたびに
「うぉっなんじゃこりゃ」
「うぇ、気持ち悪い」
といった言葉が漏れるほど生物界は驚きにみちている
怖いものみたさがくせになって、夜も更けるのに次から次へとページをめくったり、グーグル画像で実物を確認したり、くれぐれも、みなさまの貴重な時間を膨大に浪費すること -
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Posted by ブクログ
へんないきもののイラストもええですけど、解説文が良いですね。
ちゃんと解説してるかは分かりませんけど…。
世の中の出来事や人物をうまく皮肉りつつ、へんないきものを紹介していて、このユーモアのある解説文がよりこの本をおもしろくさせていると思います。
「へんないきもの」でのゴマちゃん騒動についての話は懐かしいです。
そして、「日本人って馬鹿だな~」と思いました。
ラッコの話はこの本では一番好きです。がいじゅう…(笑)。
「またまたへんないきもの」は前作よりも真面目な感じがしました。
紹介されてる生き物は相変わらず変ですが…。
「絶滅恨み節」は考えさせられます。
「藤田博士の紐状な愛情」も良かったで -
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Posted by ブクログ
ネタバレへんないきもの
ドゥーガル・ディクスンの「アフターマン」や「Future is wild」などの、現状の科学知識をベースにした将来の進化の想像いきものかと思って読みましたが、実は現存する”へんないきもの”に関しての本でした。
さらに誤解があったのは、この本の主題はあくまでも人間様の話であって、へんないきもの達はそのとっかかりとしての役割を担っている点です。
時事ネタを含め、著者と同じ年代しかわからない固有名詞などもあり、著者と年が近い私は楽しめましたが、若い人などは何が言いたいのか不明という感想を持たれるかもしれません。
少しアイロニーがきいた、なかなか楽しませてくれるエッセーでした。
竹