シドラ房子のレビュー一覧

  • 元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツ情報局員が書いた心シリーズ2作目。個人的には前作よりもすんなり読めたような気がする。エピソードに関しては胡散臭さが漂っていたが、肝心の心を見透かす方法については平易に書かれていたように感じる。心を見透かす方法というよりかは相手がどのように考える傾向があるかを掴み自分から相手に歩み寄っていく方法と言った方が適切かもしれません。人々の思考、性格等を分類、そのカテゴリーごとに適した歩み寄り方を記載しており、確かになるほどなと思わされる部分が多かったです。実際に自分はこのカテゴリー、あの人はこのカテゴリー等を想像しながら読み進めることが出来たので飽きずに読み進めることが出来た。
    前作、今作共通

    0
    2017年09月18日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツ情報局調査員の筆者が他人に信頼されるようにするまでの行為・思考法を筆者自身の経験を交えて解説した本。人に信頼されるようにするためには必ず相手の良い点を見出すこと等至極当然のことではあるが実践するとなると中々難しいものが重要であるということが理解出来た。流石、元情報局員だなと思えるような内容ではあったのだが、筆者自身の経験談のところが若干フィクション臭が強めに出てた感じが否めない。まぁ、この部分は置いといても今後人付き合いしていく上で、この本に記載されている内容を心掛けていけるようにすれば良好な人間関係を構築していけるのではないかと思われる。

    0
    2017年09月18日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    第一章について
    ・自分の思考に注意すること。相手に抱いているネガティブな気持ちはいくら外見(言葉や態度)で繕っても隠すことが出来ない。まずは、どんな相手でも良い面、褒められるべき面を見つけること。

    ・感情をコントロールし、平静さを保つためには、何を個人的に受け止め、何を個人的に受け止めないか(こっちの方が重要)を自分で決める。

    ・自分が属したいグループに合わせてカメレオンのように変身する。(外見、価値観、考え方、行動などをグループの共通点を調べて合わせる)第一印象から抱く先入観は今後の関係構築に少なからず影響を与えるので注意する。

    ・人間の基本的欲求(安心感、愛情、称賛)を満たしてあげる

    0
    2015年05月09日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツの連邦情報局で諜報機関で犯罪組織の情報収集をしていた人のアドバイスする、よりよい人間関係を構築するための本。

    この本の読み方には、たぶん二通りあると思います。

    一つは、自分の人間関係の構築のために役立てる読み方。
    そして、もう一つは、実際の諜報活動の緻密かつスリリングな詳細を知っていろいろと楽しむ読み方。
    私は主に後者の読み方で読みました。
    特に、青池保子さんの「エロイカより愛をこめて」のファンの方はこの読み方だとかなり楽しめます。
    (なんといってもドイツが舞台だし!)

    犯罪組織の中の人に目を付けて、こちらの情報提供者(V人材とよばれています)にするんですが、この本のなかではロシ

    0
    2014年01月18日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツの情報局にいて対象とする犯罪組織内の情報提供者を育成(?)していた人の話。
    魅力的になり、良く聞いて、少しは自分のことを話す。
    魅力的になるには目標を立てて少しずつ成長していく。
    人に対しては良い面を見て、悪口を言わず、誠意を持って接し、約束は守る。聞いたことは覚えておいて、再開のときに話題にする。
    嘘はばれるので言わない。自慢もしない。
    ある人を情報提供者に仕立てるのは「影響力の武器」でも触れてた、好意を持たせ、最初は簡単な依頼をして相手側に行為の正当性を認識させてだんだんと難しい依頼へとしていく。
    タイトルとか実際にあったストーリーは情報局という仕事のスリルや特別感があるが、人と人

    0
    2013年11月27日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元ドイツ情報局員が、犯罪組織から情報を提供してもらうV人材(情報提供者)に接触し、信頼を得て、情報を聞き出すまでの実例を挙げながら、そのノウハウを伝授する。スパイ養成講座の看板ではあるが、実際には人とのコミュニケーションの取り方のコツ、ポジティブな思考法をもとに、成功体験をいかに積み上げるかといったことが記されている。実はほとんど無意識のうちに自分がやっていることばかりだった(笑)。
    実話を元にしているため、読み物としてもそこそこ面白い。スパイ小説ほどの派手さはないが、情報局がターゲットをいかに追跡調査するのかといった背景が垣間見える。すべては信頼から生まれる。

    0
    2013年07月07日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツ諜報局員が、どのうようにして目的と信頼を構築し、情報を引き出すかといった事がストーリー仕立てで書いてある。ラストは映画のワンシーンのような爽快さがある。

    しかし、うーん。なんだか不思議だが、ごくあたりまえの事が書いてあるにも関わらず、何だか心のあり様が変わった。まずは自分が人を好きになる事、いいところをなるべく見る事。言葉にするといささか陳腐だが、人と上手くやるにはまずそこしかないのも確か。

    0
    2013年07月04日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツ情報局員が自身の体験をもとに、どのように良好な人間関係を構築するかを語った一冊。

    著者がどのように犯罪組織の中に情報提供者を獲得したのかが実際のエピソードを交えて描かれており、巷の心理学本よりずっと説得力がある。

    結局のところ、小手先の心理学的な技術などより、相手に対していかに誠実であるかというが何より大事だという指摘には深く頷けた。オススメ。

    情報提供者への公開できない報奨金に対しては、情報局が予め税務署に納税しておくというエピソードには、いかにもお堅いドイツ人だなぁと感心してしまった。

    0
    2013年05月19日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    犯罪組織の一人を協力者にする経緯と共に、人との関係を作る技術を説明していく。面白い。
    基本は、誠実に、嘘をつかず、約束を守る。相手の良い所を見つけてそこを本当に尊敬し、口に出して褒める。どの人とも分け隔てなく接し、対応を変えない。自分の考えだけが正しいわけでない事を認識して人と接する事。

    ・自分の思考に注意する事、それは自分の言葉となるから。
    自分の言葉に注意する事、それは自分の行為となるから。
    自分の行為に注意する事、それは自分の習慣となるから。
    自分の習慣に注意する事、それは自分の性質となるから。
    自分の性質に注意する事、それは自分の運命となるから。
    ―タルムード

    ・「鍵をなくしたんだ

    0
    2013年12月29日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    自分のことを言うことで、仲を深める。
    相手のことを言わないことで、信頼を得る。
    その信頼を強固のものとするために、小さな約束でも必ず守る。

    些細なことだけど、少し意識することで、かけがえのない絆を手にすることができることを説いている本。

    何度も読んで、自分の中に落とし込んでいきたい。

    0
    2012年09月20日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・まずは20分ほどで流し読み。今の漂着の状況とあいまって、目的意識がハッキリしているので可能だったんだろうな。こんな読書でいいのかな。

    0
    2018年10月28日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    ・話しかける際に必要なのは意図した自然さ

    ・洞察とは観察から導きだされた行動の背景を読むことにある

    ・話しかける際に、どんな切り口で話しかけるかを常に観察して磨く。→相手に警戒されない話しかけられ方を身につける

    質問によって相手の意思決定に及ぼしている要素を把握することが大事=自分とは異なる相手の価値観を知る

    0
    2017年02月02日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術

    Posted by ブクログ

    情報局員、その甘美かつ淫猥な響きに惹かれて手をだしてしまった短絡的な愚者が一人。この手の本なので、当然人間をカテゴライズするステップが含まれているわけだが、そのグルーピングが如何にも情報局員らしく、行き当たりばったり感が満載。

    0
    2013年11月04日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    最後に要点が示されているが、それまでに描かれたストーリーを読むことでスッと入ってくる。人から信頼を得る上で、自分がどういう人間であるか自覚的でなければならないと思う。またにふと考えることはあるがしっかりまとめて確認出来るようにしておきたい。

    0
    2013年09月01日
  • 元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術

    Posted by ブクログ

    元ドイツ情報局員の著者があかす、情報提供者=犯罪組織の一員で極秘の情報を提供してくれるスパイを獲得するための方法。

    スパイを獲得って。。。スパイって犯罪組織を裏切るわけで自分の命も危なくなる行為なんだけどそれを獲得って。。。。一体どうやって??
    フィクションをおりまぜてるんだろうけれど、麻薬組織を壊滅するためにスパイにできそうなターゲットの人物に近づき、自分の味方に引き入れるためのアプローチを通じて、そのテクニックを紹介しています。
    これが映画みたいで面白くて一気に読んでしまいました。

    何となく大金を積んでって事なのかしら?と思ったら、そうではないんだそうで。勿論お金のやり取りもあるけれど

    0
    2012年08月26日