宮坂宥洪のレビュー一覧
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読む前から、薄薄、思っていましたが、
やはり、一度読んだだけでは「密教」と「空海」を
理解するには至りませんでした。
多分?10回読んでもダメかも?
ただし、密教は「己の中に」すでに仏があることを
気づくこと、 と云うのは印象的でした。
(当然私は、気づけていませんが。)
お大師さまが生きた時代や社会、人物の解説は
よく知れました。し、解説は優しかったです。
密教は、文字で書かれたものを読んだだけでは
ダメらしいです。
体現と、「師」からの伝授やその師との巡り合わせ
が、大切らしいです。
現代の最大宗教「天台宗」(比叡山延暦寺)の開祖の
最澄さんが、空海さんに、
密教の経典を見せてほしいと頼んだ時に
空海さんは最澄さんに、
見ても、文字で書かれたものを読んでも、
密教は理解できませんよ! と、
云ったとか?、云わなかったとか?
著者 いわく、
僧侶に実際に手ほどきを受けると、
(適切に指導してもらうと)、少しの指導でも、
大きな気づきがあるものです、と
述べていました。本当かしら?
また、「巡礼」をすることで、密教を体現したり
理解することにつながるそうです。
四国八十八のお遍路など。
四国のお遍路文化 にも大いに興味をそそられます。
四国の人びとは、お遍路さんに
心を配り、めちゃ優しいのだとか?
【空海と密教の秘宝】の特別展を、
先月、観覧しましたが、とても興味深いく、
良い体験でした。
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読み部分もありつつ、地図や図解が多くて
資料的な要素が強い本。
弘法大師空海とはどんな人だったか
について詳しく知らない人は、
物語性のある本と並行して読むと
知識が入ってきやすいと思う。
(私は司馬遼太郎の本と合わせて
読み進めた。)
著者の、空海さんへの愛が伝わる。
書類を読みあさって書いたものではなく
実地で歩いて、体験して、感じて
体感として学び取ったものを
本にした感じが伝わってきた。
私も空海さんだけでなく
密教についても知識を深めたかったので
巻末に、曼荼羅や菩薩についての
解説もついていて参考になった。
行ってみたいお寺や場所も見つかった。
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ネタバレ<目次>
はじめに
序章密教ってなんだろう?
1章天才少年・真魚、空海になる
2章密教の正統継承者・空海
3章密教の大成功者・弘法大師空海
4章空海の密教
5章密教のsデュ業と修法
6章実践!今日から始める密教
附章密教の仏尊と神々
おわりに
2024/6/4初版第1刷
2024/9/30第5刷
p82怨霊が悪さをする
仏教によって国土を護り、皇室の安泰や国民の平和・
興隆を祈念する、鎮護国家
(p94当時は仏教が最先端の学問?ならば、死後の世界が
あるなら、今の量子物理学の仮説ともつながる?)
(p98修行の場所、そこはあちらにつながる場所?
導く人はつながる人?) -
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般若心経は、わずか262文字というのが愛誦されてきた理由なのでしょうか。
本書は、数字だけを拾っていっても学びがあります。
六つの実践徳目、五蘊、四つの階層フロア、六根、八正道、四諦などです。
サンスクリット語の語源まで辿って考察されていて、日本の現代語訳をしている学者さんを批判しているところもありますが、法隆寺に『般若心経』の世界最古のサンスクリット写本が保存されていることや、涅槃やマントラの真の意味が説かれていて興味深かったです。
また真言宗のご住職なので、空海さんに依っているところが多いんだろうなと感じました。
正しい理解、というのは難しいものだなと思う一方、般若=智慧を求めるための言語探究はやっぱり面白いです。
なんとなく知っていた般若心経を身近に感じられることができる読書体験でした。
はてさて、自己の中に般若心経というマントラを流し込んでみて、どうなることやら・・・。