牧のレビュー一覧
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無料版購入済み
カラーで見やすい
カラーはどうも…と言う方もいるかと思いますが私はわかりやすくて良かった!小説の方は全巻購入してるんですがまた違った面白さもありますね。自分で想像しながら楽しむのもいいし目から入る絵というのもこれまたいいです!!
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匿名
購入済み絶版してた名作BL
三上徹雄(整備員)×浅群塁(零戦搭乗員)
壮絶な生い立ちの塁が、真っ直ぐな三上の優しさに触れて戦う理由が変化していく様子が救いでもあり苦しくもあった… 時代背景がしんどすぎて心に余裕がある時しか読み返せなさそうだけど、評判通りの素晴らしい作品でした。 -
Posted by ブクログ
終わってしまった…遂に終わってしまいましたわよ奥さん!
復刻第一弾から長らく楽しませて頂いた1945シリーズもこれにて終了。
思えば『蒼穹のローレライ』が本格的なBLを読み始めた最初の作品でした。感慨深い…。
本作は最後に相応しい番外編でした。もうね、皆幸せそうでね…。良かった本当に。ひとペア以外ね…。
三上ぃいい!!!元気出して、生きるんだ三上ぃいい!!涙(でもお話自体はめちゃくちゃ良かった)
落ち着こう。
先ず表紙が良い。美しい南十字星の星空の下で遠くを見上げる4人。遠い故郷に大事なペアと戻る事に思いを馳せているのか…
なんでシマシマなの…?(説き明かされない謎)
今回は100%安心して読める上に、全シリーズ読んできた読者からすれば、戦ってる裏でこんなわちゃわちゃイチャイチャしてたんだと思うと感慨深い。
中でも、実はあまり印象に残っていなかった千歳が深掘りされていたのが嬉しかった!(ファンの方には申し訳ない)
基本的にお貴族様なので一般庶民と感覚が違うのが笑えるし可愛いし、実は敵にとっては一番怖い飛行機乗りだという面も改めて知れてとっても良かった!
それもペアのカズイを生きて帰す為だなんて、もう…愛だぞ、愛!!
価値観の違う千歳に振り回されながらも愛で応えるカズイも男前。もう永遠に幸せに暮らして欲しい(みんなにそう思うけども)
もっとこの2人の番外編も読みたくなりましたし、本編も読み返したくなります。お代わり!!
勿論、この2人以外の面々のエピソードもどれも良作。
おびのりさん推しの伊魚は相変わらず美しいツンデレで素敵だし(デレの種類について漸く分かってきた…多分)それぞれの生家の雑煮の餅の違いについて擦り合わせてるのも、整備員と搭乗員の友情物語も、整備員から見た搭乗員たちの印象の話も…
全部良い、良いんですがね!?
やっぱりね、奥さん!!
基紀坊っちゃんのクーデレっぷりが堪らんのですよ!!(覚えたデレを使いたい病だが合ってるのかは分からない。違う場合、なにデレなの?教えてプリーズ)
名前で呼ばないと不機嫌になるだなんて…そんなベタなことしてからに……
チクショー!萌える!!
ギャップで殺しにかかってくる!(誰をだ)
この2人だけは戦場でのエピソードが無いので、全部が銃後のお話。坊ちゃんの印刷会社は大忙し。
前の番外編で坊ちゃんが予科練に入っている時の話はありましたけど、もし2人が戦場に出ていたらどんなお話が紡がれていたんだろうと思うと、完全なifの世界ですが読んでみたいですね。こうして二次創作というものが作られていくのか。
シリーズ作品の最終巻のレビューには必ず書いてしまうんですが、特に本作は復刻版とは言えリアルタイムで追っていたので終わっちゃうのが寂しいです。
しれっと残っている同人版をまた出してくれないかなと期待しつつ、一先ず本シリーズは終了です。
本当にジャンルを超越した文学作品でしたし、BL作品の奥深さを知れた作品でした。
どのペアも純愛度MAXで毎回感動してました。
ご紹介下さったみんみん師匠、おびのり師匠、誠にありがとうございました♪
ここからはいつもの余談なのですが…
最近は世界情勢が落ち着きませんね。日本も戦争が出来る国になってしまいそう。いやもうなってるのか?
いつもの友人とたまに、戦争が起こったら国の為に戦えるのか?と言う話になります。
どっかの調査では確か戦うと答えた若者は20%だったとか。
我々はハッキリした答えは出ないものの、お互いに相手が行くなら一緒に行くと言う話になって終わります。
万が一、選べて訓練する機会があるのなら海軍に入って飛行機乗りになりたいんですが、友人と飛べるだろうか。
死ぬ時は一緒だ、とか言い出したらいよいよ我々もペアに一歩近付くな…
なんて冗談言ってる場合じゃない。
何か出来ることはないか考える事が大事ですね。
そんな事も思いながら、本書を閉じたのでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレどうか帰って来て、帰って来て下さいよ、海鷲の皆さん…
特に塁…。
最後のifの世界の2人のイラストが嬉しいやら悲しいやらでもう…
番外編だから大丈夫だと油断していましたが、やはり外で読むのは危険です。本編をバーガーキングの隅でハンバーガーをもっしゃもっしゃする合間に嗚咽しつつ読んでいた私(ある意味で器用)、今回はバスを待ちながら静かに涙腺ダムを壊す私。
これはもう、もうですよ、語彙力なんてラバウルの海に零戦と共に沈みました。
刊行された1945シリーズの中では本作の本編『蒼穹のローレライ』が1番好きなので、また2人の姿を読めるだけで有難い事です。
己の命に変えても家名の名誉を取り戻したい、その為には誰に何を言われようとも構わない。
そんな塁にとって三上がどれほど救いになったかが良く分かる番外編でした。
こっそり三上にも知られずにそんな手紙を出してたのか…もう、そりゃバス停で泣くよ私は。
また最後に残した言葉を思い出してしまって余計に辛いよ。
おびのりさんが仰っていた、同性愛者であった折口信夫先生も最も愛していた男性を戦地で亡くされたそうですが、その男性、藤井さんから先生に宛てた手紙を拝読したのですが、ほぼ全部に先生の身体を心から気遣う文言が書かれてありました。本当に愛し合っていたんだなと、あれを読んでいても涙腺が決壊しそうになったものです。
塁の手紙はそんなに長いものではなく、三上に宛てたものでも無いですが、どれだけ三上の事を想っていたかが伝わる…それはもうバシバシ伝わる!
マフラーの話もじゃんけんの話も幽霊が怖い話も全部、塁が可愛くて良かったのですが、1番良かったのは直接的な2人の話ではないのですが表題にもなっていた『海鷲に告げよ』
とある理由で敗戦色濃厚になってきたラバウルに左遷された整備士、梅原のお話。
そこで零戦の搭乗員である榊と友人になるのですが、整備士は搭乗員が無事に帰って来られるように完璧な整備をして送り出す事しか出来ない。
敗戦間近のラバウルは物資が圧倒的に不足しており、多少の不具合が気になってもなんとか整備可として飛ばさないとならない。
それは親友の榊の命に関わる。
整備士もこんなに辛い思いをしていたんだなと再確認しました。本編で三上が相当苦しんでいたので分かってはいたのですが、愛する人を乗せていなくても、そうだよな、大事な友人だって同じだよな…と切なくなる。
苦しむ梅原を見て三上も涙ぐんでいましたが、それがもう…もう!!
語彙力が零戦と共に(以下同文)
三上と塁に関しては他のペアのようにその後の暮らしは読めないわけですが、その代わり戦地でのほっこりエピソードや切ない塁の思いなどがたっぷり読めてかなりのご褒美でした。
特に塁の懐中時計を三上が直すエピソードは1番好きな所だったので、そこを深掘りして下さってるのが嬉しい限り。
本編では猫のようにふらっと修理中の三上の所にやって来ていた塁ですが、こんな事を考えていたんですね。これを踏まえてまた本編が読みたくなる。
そして最後にifの世界、二人で夏祭りですよ…
やめてよ、いや嬉しいけどやめてよ…。また食堂の隅で一人涙を垂れ流す事になったじゃないか…。
行かせてあげたかったよ!二人でりんご飴食べさせてあげたかったよ!!花火だって見せたかったよ!!
なんでだよ、尾上さん!!(鬱陶しい読者)
本作はこの嬉しいやら悲しいやらがないまぜになって、読むのにかなり時間がかかってしまいました。読み終えてしまったらいよいよ三上が1人になってしまう気がして、途中で他の本を挟んで延命していたのですが、遂に読み終えてしまいました。ごめんね三上。
ようやく次の番外編に進む事が出来ますが、シリーズ総じていよいよ最後。
他のペアには思い切り幸せな所を私に見せつけて欲しい所です。(特に坊ちゃん)
塁、帰ってきてえー!!!!(本当に鬱陶しい読者) -
Posted by ブクログ
1945シリーズ再販最終巻。
キュートな番外編。
シリーズキャラ総登場。
2013年から2018年にかけて、同人誌や特典ペーパーとして発表されてきた1945シリーズ番外編、全28作品を収録。
ありがとうございます、
キャラ文庫、そして徳間書店。
こんな手に入りにくいレア作品を、適正価格で刊行してくださったおかげで、楽しい読書時間を持つことができました。
今回の番外編はいずれも、少し楽しげ。
戦局が厳しい中、ほんの一瞬でも彼らが“生きていること”を楽しむ時間があったのなら―そう思える、優しい番外編です。
そして、シリーズキャラクター総登場。
なかでも、yukimisakeさんの推し・資紀様はぶれません。あの堅物さが、やはり魅力。
そして、本作を登録された皆さま。
楽しかったですよね。
どうか勇気を持ってレビューしましょう。
もしかしたら シマシマで無くなる時がくるかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ尾上さんの後書きを読んで、どびっくり。
タイトル通りヘルブック=エロ本を目指して敢えてそういう風に構成されたのだそうですが…
いやいや、これは恋愛文学ですよ。確かにヒュンしないアレは盛り沢山だけど想像よりは少なかった気が。
復刻前の表紙を知っていたので、もう全編アレかも知れないと思っていたからなのか、私が麻痺して来ているのか…(エロ本ばっかり読んでる人みたいな言い方)
これならば、腐女子の友人が貸してくれたBL作品の方が本編なのに余程エロ本だった(彼女はあけすけな腐女子なので、私に「あんたは攻めか受けか未だに悩みあぐねている」と言ってくる。どちらでも良いから授業中に言ってくるのはやめて欲しい)
さて、前置きが長くなりました。
BL界の山本周五郎賞、1945シリーズ『彩雲の城』の番外編でございます。
今回も元々は同人誌として発表されたものや、掌編を纏めて下さったお馴染みの復刻版です。
ありがたい。
本編で彗星が墜落し、漂流を経て命からがら生きて日本に戻った2人。本作の舞台は復興目覚しい日本です。
藤十郎は紡績会社に就職、伊魚は数学教師として働いています。
2人の新婚生活(もうこれ、新婚ですよね?5年以上もずっとラブラブだけど)も見ていて嬉しかったのですが、それと同じ位に焼け野原だった日本がどんどん立ち直って行く情景に何だか胸が熱くなりました。
逞しいなあ…。
作中で、内地で伊魚の姿を見たことのある椎名という帰還兵が出て来ます。彼も現在社会人として生活を立て直し平和に暮らしているのですが、キャバレーなどが立ち並ぶ銃後の日本の中で、ふと現実感が分からなくなり伊魚の事を思い出し、思いを馳せてしまうという話なのですが、これが体験した事もないのにそうなるだろうなあと妙に説得力があったんです。
恐らく尾上さんは体験者の方にも取材をされていると思うのでその体験談の1つなのかな。しかも伊魚の内地にいた時の話と見事に融和させてる。
流石はBL界の山本周五郎賞。番外編まで読者の心を揺さぶるのか。エロ本なのに!!
そう、本作を語るにはアレ抜きでは語れませんよね。(一部の界隈から悲鳴が聞こえて来ますが)
BLを読む度に思うのですが、よくまあこんなに色々なバリエーションのアレを思い付きますよね。
それぞれのキャラによってその時に交わされる睦言も変わって来るし、アレのスタイルも変わってくる。
褥でしか見せない可愛げ等もちゃんと見せてくる。
キャラの深堀りも捗りますし、勿論、腐女子さん方には萌えも提供してくれる。
ただただ感心して読んでしまう。(こんな目線で読むのは合っているのだろうか…?)
おびのりさんの伊魚…こんな可愛いツンデレだったのか。
本編でもモールス信号でキュンとさせてくれましたが、またもや…!これは狡いな。尾上さん、やりよる!!
痴話喧嘩の激しいアレ、仲直りの甘いアレと様々ありますが、総じて思う事は、本当に2人で生きて帰ってくれて良かった…。
本編ではハッピーエンドだと分かっていても、落ち着いてアレを見守る事が出来なかったですからね。
1番好きだったエピソードは『一と超ジュラルミン』
伊魚の可愛い独占欲が堪能できる。ちなみにノーアレ。
彗星の一部を持って帰って2人の約束の指輪にすれば良かったという藤十郎の発想がやけに好きなのですが、このシリーズならではの2人の絆が現れていますよね。
中々帰って来ない藤十郎を心配する伊魚も可愛かった。
当時は携帯なんかありませんから、何かあれば電報しか連絡手段が無いんですよね。
これが非常に良い!!携帯が無いからこそ、こんな切ないすれ違いが起こって美しい心情描写に繋がるのです。
この辺もこのシリーズの素敵な所。
毎回、番外編はご褒美として頂いておりますが、本作はボリュームもあって、その後の2人の幸せをこんなに知る事が出来て本当の意味で『彩雲の城』を読み終えた気持ちになりました。
これからも2人には布団を何回も洗いつつ、仲睦まじく暮らして行って欲しい。
2人で勝ち取った命なんだから、それはもう布団を年1回買い換える勢いで良い。
今から本編をお読みになる方には、是非とも番外編までをセットでお読み頂きたいです。戦場でハラハラした我々への本当にご褒美です。
1作品を覗いては…。
本作を読み終えて次に控えている『蒼穹のローレライ』の番外編『海鷲に告げよ』が読む前から切なくなってくる私…。
もうあの2人にはこんなその後の幸せは無いんだよな…三上…涙。 -
Posted by ブクログ
尾上与一1945シリーズ復刻第2期第三弾
みんみんの後を追い、レビュー2番目。
本当に素晴らしいシリーズで、今回は“ローレライ”の塁と三上のスピンオフの短編掌編ですが、充分堪能させていただきました。
本編で、塁の戦後はないことはわかっているにもかかわらず、それでも内地に帰り三上との生活を築けることはないのかと儚く願いながら読んでしまう。
そして、自分の家の名誉回復の為に戦い続けてきた塁の拠り所となる三上への愛情は、想像以上に重く深く。
折口信夫先生も伴侶であった男性を南方で1945年に硫黄島で亡くされて、文学忌まで作られている。きっと、このシリーズを知ったら気に入ってくれたはず。
海鷲は、俊敏で扱いやすく、パイロットに愛されたけれど、時代の進歩の中で早く役目を終えた戦闘機らしい。尾上与一さんの掌編に出てくるとなると、この「軽快だが時代に取り残されていく」感覚が、この小説の時代背景とうまく響き合っているんじゃないでしょうか。
これは番外編なので、まずはぜひ本編『蒼穹のローレライ』から読んでいただきたいところです。入手が少し難しくなってきていたところでの復刻です。今なら、労せず手に入るかなと思います。
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Posted by ブクログ
尾上与一1945シリーズ
「彩雲の城」の あの大日本帝国軍艦上爆撃機
“彗星”ペアの永久保存版番外編
あのラバウルから奇跡の生還を果たしたふたりが
戦後、徐々に平和を取り戻す日本で
手探りで幸せな生活を目指していくのです
謹製の意味をご存知でしょうか
謹んで心を込めて作られたのです
そして、海軍隠語“ヘルブック”のタイトルに恥じない75%はヒュンてしないアレ
1945シリーズで私の一推しの緒方伊魚
几帳面そうで潔癖そうで案外大雑把で
自分の美しさの価値を全く理解していない
ツンデレ美丈夫
どうしましょう
伊魚が時に非情にはしたなくて、美しい
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Posted by ブクログ
あぁー…基紀坊ちゃん…
かっこいいわ。もう本当に、かっこいいわ…(始まった)
坊ちゃんに星5つだわ。
どうも私は口数少なく不器用で感情があまり表に出ないが、実は情熱的な男が好きなようである。
あとサイコパス寄りの人。
また盛大な誤解を招きそうな発言から始まりましたが、1945シリーズの遂に番外編まで復刻。同人誌に掲載されたものまで収録して下さるとは、なんと有難い話だろうか!
メインは亘と六郎の番外編。戦場での一コマ(ほっこりギャグ系)や、捕虜となっていた頃のお話。そして行方不明になっていた弟、希との再会。
メインタイトルにもなっている『郵便飛行機より愛をこめて』
どういう意味だろう?と思っていたら…
めちゃくちゃ良い話だった…。ロジャー…ロジャー良い奴!!アメリカ国民も勝ったとは言え戦争に巻き込まれたんですもんね。亘が戦争をボクシングに例えるのが良かった。平和への第一歩を踏み出してますね。
ロジャー、亘と六郎を助けてくれて本当にありがとう。
ロジャーの読んでいた本、もしかして…と思っていたらやはり『星の王子さま』でした。
作者のサンテグジュペリを撃墜したドイツ兵、リッパートの発言はいつ聞いても泣けてしまう。
これをきちんと書いてくれる事により、ロジャーと亘達の友情がより尊いものに思えます。
しかし個人的に1番好きだった短編は『高嶺の星』
これはもう、基紀贔屓な私なので当然と言えば当然。
本編ではあまり基紀の心境が語られていなかったので、この短編で漸く彼の口から強い決意が明かされるのですが、言葉少ないけどなんじゃこの深い愛は…
「愛しい人に傷をつけさせてなるものか」
この一言の重みよ!こんなん私も言われたい!(このシリーズのお決まりの感想)
親友の新多とのやり取りも懐かしい気持ちになれて良かった。
片や希の方も本来は学者肌なのに屈強な男でも音を上げるきつい訓練をもろともせずにこなし、見事に航空隊に入るなんて。
全ては坊ちゃんの傍にいるためだけに…
純愛のなせる技です。
でも当時はこういう思いを抱いて散って行った軍人さんも多かったように思います。
特攻隊の方々の遺書には妻や子供、親や友人を労る言葉が多く見られます。愛する人を守る為に戦う。
本当は恐ろしい筈なのに、そう思える勇気には心から尊敬の念を感じます。
やっぱりこのシリーズは凄いです。
何度も書いていますがBLというジャンルだけに括ってしまっても良いのだろうかと思う。
勿論、番外編なのでご褒美的なラブラブほっこりエピソードも読めますが、本編での愛する人と共に死を覚悟して戦う姿や、自らの命を犠牲にしてまで愛する者を救おうとする姿が蘇って来て溜息が出ました。
気丈に見える亘が実はまだ戦時中のトラウマに苦しむ姿は見ていて辛かった。六郎と希が居てくれるのでゆっくり回復して行くとは思うのですが…。
亘のように、とても辛い中を記録を残して下さった方々がいらっしゃるから、我々は戦争がどういうものか知る事が出来ている訳ですよね。
感謝の気持ちでいっぱいです。
亘にはこれからもずっと六郎の花火を見て幸せに暮らして欲しい。
少し調べたのですが、元々は私がシリーズ中で1番好きな『蒼穹のローレライ』が1番最後に発売されたようですね。
私はいきなりローレライの洗礼を受けた後にハッピーエンドが続いたから良かったものの、当時の方々は恐らくローレライもハッピーエンドだから大丈夫!と思って読まれていたのでは…
だとしたら物凄い絶望を味わったのではないかと…
塁にもこんな風に幸せが訪れて欲しかった…涙
これが戦争…
他の番外編も是非とも復刻して欲しいです。ローレライの番外編の『青空のローレライ』を1500円で買おうか真剣に悩んでいるのでポチる前にどうか復刻を…!!
(もう買えよ)
さて、本シリーズを出来る範囲で布教したい私。
度々私の感想に出てくる書店勤務のY氏のお母様が60代で突然にBLに目覚められたとお聞きしてお貸ししたのですが。
「坊ちゃん好きなんだって?!あんなとんでもない男のどこが良いの?」
と全否定されました。
いや確かにショタコン気味だし、真面目な顔して今後の実用とか言ってエロ本を経費で買うし、ちょっとアレだけどさ…
坊ちゃんの良さはそこなんですよお母様!!(絶対に伝わらない)
なお、Y氏は頑なに読んでくれません。