吉沢久子のレビュー一覧
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家事評論家である著者の家事の歳時記です。
日本の四季&暦に意味があり、そのことを知って家事をすると言うことの教え...のように感じました。
無駄がない。合理的。そして生活にリズムがあり彩がある。
ここのところ断捨離など、その手の本をいくつか読んでいたけれど、すっきりとした部屋の中で、次にすることは...?
きっとこう言うことなんだろうと思いました。
生活をコントロールしている感じ
先輩からのアドバイス...
豊かで心にゆとりが持てる..そんな暮らしになりそうです。
部屋の片付けを済ませたら(断捨離も含めて)
次は楽しみながら日々の生活をコントロールしたいと感じた次第! -
Posted by ブクログ
ネタバレ吉沢久子(1918.1.21~2019.3.21)「100歳の生きじたく」、2017.10発行。100歳を目前にした著者が思いのほか大変と感じた時期は70代だったそうです。急に自分の老いを自覚し、しんどい時代だったと。これを越えれば、案外おだやかな80代、90代が待っていると。老いを受け入れ、次第に達観の境地になると。70代、立つ、歩く、握る、噛む、話す、頑張ります(^-^)
吉沢久子「100歳の生きじたく」、2017.10発行。①毎日自然体で暮らす。無理に治療しない。自分の体は自分にしかわからない。100歳近くになっても自然治癒力はある(実感)。体は意識して動かさないとどんどん衰える。② -
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こういうおばあちゃんになりたい。
心の底からそう思います。
母が介護職でよく話を聞くのですが、「長生きなんかしたくないな…」と思うようなことばかり。
吉沢先生のように元気で凛とした歳の取り方はなかなかできることではないのかもしれませんが、勇気づけられました。
ひとつ、理想の姿を見つけられました。
印象に残ったのは、
気づいた時に少しずつのこまめな掃除、 工夫をすること、
枠を作らないという考え方、
『収入の1割で暮らせ』(9割は人のものだと思って暮らす)…、
1番大切なのは『どんな立場でも自分の境遇をいつもよりよい方向に向けて切り開いていける力』というお言葉…。
胸に刻みたいと思います。
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Posted by ブクログ
〈本から〉
すぐに手にとれる場所にはがきや便箋、万年筆など書くものと切手を置いておけば、パッと出せて、書くことへの敷居が低くなります。
私が手紙を書くのは相手への儀礼だけでなく、自分と向き合うため。書くことは自分の心を見つめ、確かめる作業だからです。自分の思いにぴったりのことばを探し、美しいことばを見つけることは心と頭をみずみずしくしてくれます。
私は目に見える物質的な財産を信頼していません。もちろん、ないよりあるほうがいいのは当たり前。ただ、信頼できないというのは物質的なものはいつなくなってしまうかわからないからです。(中略)
では、何がいちばん大切かと問われれば、「どんな立場でも自分の