聖悠紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私が愛してやまないSFスペースオペラ『超人ロック』シリーズの最新作……。
すみません聖先生、最近チェックを怠っていました。偶然、本屋で見付けなければ手に取ってなかったかも。『アワーズ』も分厚くなってから紐で結ばれることが多くて、『クアドラ』に収録されたストーリーは初見でした。
どうやら、舞台はエスパーがスキャナーと呼ばれていた時代の地球らしい。頭の中にあるうろ覚え『超人ロック』年表を見直してみる、もしかするとこれまでで最も年台の新しい作品かも。敵の武器にAKライフルとかが出てくる上、宇宙船の“う”の字も出てこない。ただ、ヒロイン王志明(ワンスーミン)とロックの関係をみると前作があるらしい。
今回のロックは、元SAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)の傭兵。北米勢力の要請で、中国でのクーデターに介入する民間軍事企業の一員だ。
民間の軍事警備会社は、イラク等で活動が注目され始めた最新の話題。中国の分裂は、中国の社会矛盾を指摘する論客がよく最悪のシナリオとしてあげるものだ。いつもより少し政治色が強そうだ。
見所となる主人公ロックの活躍ですが、スーミンたち女の子たちに押されてちょっと淋しい感じ。次へとストーリーは続くのでそちらに期待です。 -
ネタバレ 購入済み
価格設定がおかしい!
第三代銀河皇帝だったトレスとの(おそらく)永遠の別れ…。
悲しい話ですね。
もっとも、作者が元気ならいずれまた出てきそうな気もしますが。
という事で、本編のストーリー的には問題ありません。
まあ、外伝的で今一つ盛り上がりには欠ける流れだとは思いますけどね。
問題は、この「完全版」シリーズの価格設定。
1巻完結の208Pで1,257円ってどういう事でしょう?
話の長さがわからない為、てっきり2巻分程度の長さがあるのかと思ったら…。
例えば、単行本(電子書籍ですが)の「カデット」が218Pで607円ですから、2倍の価格設定です。
「完全版」として割高でも買えというのでしょうか?
これだと、よほどのマニア以外は手を出すべきではないと言えるでしょう。
30年ぶりくらいに読み返して、これを機に全巻揃えようかとも思っていたのですが、こんな価格設定だと集める気も失せます。
所詮電子書籍、実際の紙媒体と違ってコレクターズアイテム的な価値はありませんからね。