安藤寿康のレビュー一覧
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遺伝の影響は当然あるよ、当たり前。
でもそれが全てじゃないくらい、いろんな要素あるからね、この世は複雑だから、に尽きるのだけど、知識として知っておくと必要以上に振り回されなくてよいかも。
中年になるころの自分の立場は遺伝要因の本来の自分の知力、って、身につまされるね。Posted by ブクログ -
安藤寿康さん初読み。YouTuberサラタメさんおすすめ本。行動遺伝学とは、一卵性双生児や二卵性双生児など「ふたご」を調べることで、さまざまな分野における才能が、遺伝や環境によってどのように影響を受けているかを調べる学問。なるほど、たまに聴こえる内なる声「直感」的なものは、遺伝子がある環境に出会うこ...続きを読むPosted by ブクログ
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遺伝は遅れて表れる
■概要
・収入、学力、体重など多くは遺伝に依存
・遺伝以外の要素は、共有環境と非共有環境に分かれる※共有環境と非共有環境は具体的に何が該当するかは、状況に依存するため一義的な定義は不可。
・才能の有無は教育を受けさせて初めてわかる、試験より検定が大事になる。
・遺伝は幼年期より...続きを読むPosted by ブクログ -
現在のところ、行動遺伝学が、あまり我々の実際の子育て生活に貢献しないことが十分に分かった。つまり、事実だけ述べて、あまり救いないように感じた。Posted by ブクログ
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なんとなく予想していた内容の本だった。逆に言えばとても読みやすくスラスラと読めた。
子育てしていく中で自分の嫌なところが似たら嫌だなと思い手に取った本書だったが親の接し方育て方で子供が変わる可能性というのはそう高くないと知れて良かった。逆にまだ家族以外のコミュニティに属していない為、友人関係が成長に...続きを読むPosted by ブクログ -
橘玲「言ってはいけない」への便乗と著者自身が言っている本。能力や性格への遺伝の影響について詳しく掘り下げている。自分の持つリソースをフルに活用しようとすることが大事だということがわかる。教育のあり方についてちょっとページを割きすぎか。Posted by ブクログ
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<目次>
序章 教育は何のためにあるのか?
第1部 教育の進化学
第1章 動物と「学習」
第2章 人間は教育する動物である
第2部 教育の遺伝学
第3章 個人差と遺伝の関係
第4章 能力と学習
第3部 教育の脳科学
第5章 知識をつかさどる脳
おわりに
<内容>
最...続きを読むPosted by ブクログ -
一卵性双生児と、二卵性双生児のそれぞれ2人の特徴をくらべることによって、人の特徴がどこまで遺伝的か(もしくは環境的か)を統計的手法により見出すのが本書のテーマ。例えば、二卵性双生児の身長の類似性にくらべ、一卵性双生児の身長の類似性は非常に高いことが知られている。遺伝子を共有する二人の類似性が高いとい...続きを読むPosted by ブクログ
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遺伝子はその人の在り方を決めるわけではなく、その人の生き方が遺伝的特徴を発現させる。ということが印象に残った。遺伝的情報は水の流れる谷のようなものであり、ある方向に流れやすくなっているというイメージ。(ウォディントン)Posted by ブクログ
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【目的】
【引用】
【感じたこと】
【学んだこと】
新しい環境が新しい遺伝的素質を開花させる。
資質に合った役割を。Posted by ブクログ