園池公毅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
身近な植物、根があって、茎があって、葉っぱがあって、花を咲かせ(無いものもあるが)、実をつけ子孫を残す。
エネルギーは光合成でつくられ・・・。
は知っていたものの、なぜ葉は平たいのか、空気(二酸化炭素が重要)はどこから吸っているのか、茎の存在意義は、花の色と形の多様性や生存競争に勝つための特徴等、へぇ~そうだったのね があった。
光合成を専門とされている方のようで、得意分野以外では少し断定的な表現が少なかったが、もっとも例外が多いだろうし、真実を述べること自体が難しいのでしょうね。
ちょっと面白かった項目。
イチゴの表面にあるぽちぽちが種子だろう、というのが普通の考え方だが、生物学的にいうと -
Posted by ブクログ
ネタバレ研究で人工光合成を扱うようになったのでそもそもの「光合成」って何?という疑問から購入。後々から聞くとその世界ではなかなかの有名書らしい(?)
光合成は植物内供での働きを見れば生物的な観点としても見れるし視点をマクロにすれば化学的な働きがあることもわかる。また気候変動の観点まで視点をずらせば科学全般ないしCO2吸収の炭素固定のような政治的な要素のキーワードにもなりうる。(実際政治を動かす人間が光合成の詳細まで把握しているとは到底思えないし必要もないだろう)基本的な要素から少し専門なことなことまで広く学びたい人向けの作品という認識。