園池公毅のレビュー一覧
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面白かった~。
植物をとても科学的に考えている。
どうすれば光合成が一番効率がよいのか。
子孫を残すためにはどうすることが最善なのか。
光、二酸化炭素、窒素を必要量を確保するのか。
植物のことだけれど、考え方がとても科学的なので、人生の中で考え方がすごく参考になる。
是非若い人にどんどん読んでも...続きを読むPosted by ブクログ -
小さいけれど中味がぎっしり詰まって密度が非常に濃い。前書きに植物生理学の大学レベルの知識が得られるとあるが、満更嘘でもなさそう。とにかくものすごい情報量。すべて身に着けたらかなりものと思われる。Posted by ブクログ
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植物って面白い。
植物自体が面白いのもそうですが、この著者もその面白さを存分に引き出してくれます。
職業柄、少し植物に関係しているので、何気なく取ったこの本でしたが、結構面白かったです。
生物としてどう環境に適応するのか、適応しようとした結果、植物の形が色々あるんだなと非常に感銘を受けました。
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身近な植物、根があって、茎があって、葉っぱがあって、花を咲かせ(無いものもあるが)、実をつけ子孫を残す。
エネルギーは光合成でつくられ・・・。
は知っていたものの、なぜ葉は平たいのか、空気(二酸化炭素が重要)はどこから吸っているのか、茎の存在意義は、花の色と形の多様性や生存競争に勝つための特徴等、へ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分のような全く専門外の人向けに、光合成に関わる基礎的なことや光合成の精巧な仕組みを理解させてくれる光合成の入門書。単に光合成についてだけに留まらず、光合成の役割を地球視点から見ることにより、地球環境問題に思いを馳せることができる。光合成の範囲内での人間の活動の必要性を実感。光合成の知識が増えたこと...続きを読むPosted by ブクログ
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光合成に関する本だが、共生説やアピコンプレクサ、呼吸の話など幅広く扱っている。ひとつの読みどころとしてはp.140あたりのルビスコと光呼吸のあたりではないだろうか。ルビスコは、二酸化炭素だけではなく酸素とも反応するらしい。残念ながらp.241から地球温暖化に触れられている。CO2温暖化論を擁護してい...続きを読むPosted by ブクログ
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研究で人工光合成を扱うようになったのでそもそもの「光合成」って何?という疑問から購入。後々から聞くとその世界ではなかなかの有名書らしい(?)
光合成は植物内供での働きを見れば生物的な観点としても見れるし視点をマクロにすれば化学的な働きがあることもわかる。また気候変動の観点まで視点をずらせば科学全般な...続きを読むPosted by ブクログ -
柵状組織が表、海綿状組織が裏にある理由とか、人間みたいに心臓ないのになぜ道管や師管が流れるかとか科学的なお話が、日常的・物語的世界観での切り口も与えられていて入っていきやすいPosted by ブクログ
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語り口は軽いんだけど、言ってることが難解でした。。。
でも、専門のことをわかりやすく話すにはこれが限界のような気もします。Posted by ブクログ