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小学校の理科の時間に誰もが習う「光合成」は、タンパク質やDNA・RNAといった分子レベルの生物学だけではなく、量子力学という物理学や、酸化還元といった化学など、実はたいへん広い学問分野の研究が必要な、一筋縄ではいかない植物の生き方です。光のエネルギーで生きるために、葉緑体の中ではどのようなことが行われているのでしょうか? それは、我々動物とはまったく異なっているのでしょうか?※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年12月23日
自分のような全く専門外の人向けに、光合成に関わる基礎的なことや光合成の精巧な仕組みを理解させてくれる光合成の入門書。単に光合成についてだけに留まらず、光合成の役割を地球視点から見ることにより、地球環境問題に思いを馳せることができる。光合成の範囲内での人間の活動の必要性を実感。光合成の知識が増えたこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月04日
光合成に関する本だが、共生説やアピコンプレクサ、呼吸の話など幅広く扱っている。ひとつの読みどころとしてはp.140あたりのルビスコと光呼吸のあたりではないだろうか。ルビスコは、二酸化炭素だけではなく酸素とも反応するらしい。残念ながらp.241から地球温暖化に触れられている。CO2温暖化論を擁護してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月30日
研究で人工光合成を扱うようになったのでそもそもの「光合成」って何?という疑問から購入。後々から聞くとその世界ではなかなかの有名書らしい(?)
光合成は植物内供での働きを見れば生物的な観点としても見れるし視点をマクロにすれば化学的な働きがあることもわかる。また気候変動の観点まで視点をずらせば科学全般な...続きを読む
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