ジョー・キャラハンのレビュー一覧

  • 瞬きすら許さない

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    直観派の刑事と最新のAIがバディを組むという近未来警察ミステリ。
    近未来と書いたが数年先の未来ではない。もう今でも最先端テクノロジを惜しげもなく使えば可能なのではないかと思われるような直近の近未来だ。すぐそこにある未来だからこそイメージしやすく、自分の職場でこういうAIがバディだったら仕事も楽だし効率上がるだろうな。いや、待てよ、これだとマネージャーは部下が不要になるんじゃね?とかいう具合に想像できる。少なくとも近々ホワイトカラーはAIに職を奪われる未来が来るだろう。本作を読んでいると「AIすげ~!有能すぎ!」と思うが最大の魅力はそこではない。最先端でありながら英国警察ミステリの伝統を踏襲した普遍の面白さがある。最近読んだ「ストーンサークルの殺人」と似た部分が多いが、頑固で直感で動くベテラン刑事と天才だが社会性に欠けるパートナーが喧嘩やユニークな掛け合いをしながら徐々にお互いを理解し尊重していく流れ。そして事件の謎を解くために地道な捜査による証拠を積み上げていく過程。これらは英国警察ミステリの定番といってよく、だからこそ読んでいて心地いい。英国推理作家協会(CWA)賞受賞も当然だろう。
    この凸凹コンビもシリーズ化しているようだが、現在の生成AIの進歩は凄まじいためAI捜査官ロックの進化にキャットがどう対応していくのか楽しみだ。

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    2026年07月08日
  • 瞬きすら許さない

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    AI時代のバディもの。
    キャットがロックに言う言葉(時には窘める)が良い。
    警察の職務内容について問われて、”でもそれが人間のおかしなところなのよ、ロック。不可能だからといって、挑戦を辞めることはないの”など。
    面白かった。続編あるようなので読みたいです。

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    2026年06月28日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    A Iというハシリモノというか旬というか…を取り入れた目新しいバディ物?と思いきや、いや、どうしてどうして。ちょっとドタバタしてるかなあ、息子に過保護じゃないの?などと思いながらもいつのまにか先を読み進めさせる筆力もなかなかなら、ロックもなかなか魅力的。
    最終章が実によく、ホロリとしてしまう。これは第二作も追いかけたくなってしまうではないか。

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    2026年06月12日
  • 瞬きすら許さない

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     タイトルが好みだったのと、創元推理だったこと、帯に小島秀夫とあったので、よし取り敢えず読んでおこう……と購入。展開は割と予想がつきやすいが、人物の描写が良い。素直な性格の人物が多いので、登場時のセリフや行動からどういう人物か推測しながら読むと、大体当たっていたりする。被害者の苦しみを思うと辛い……。あと、AI捜査官のロックが可愛い。続編も翻訳されるなら読みたいかも……。

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    2026年06月04日
  • 瞬きすら許さない

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    女刑事とAI刑事のバディもの。
    AI刑事ロックのキャラが昔のAIのもので、現実にAIと接してる私からしたら、ん?って感じだったんだけど、この小説の書き始めが2019年だそうなので水に流しましょう。
    今後二人が事件に直面することでしていくことでAI刑事ロックの変化とママ刑事の方への影響にも興味ある。
    AIのやさしさって本当にうわべだけなんだけど、生身の人間だtってそんなに親身じゃないし…と思ったら、優しさがぶれないAIの方がまだ相談相手としては優秀かもしれない。

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    2026年09月29日
  • 瞬きすら許さない

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    やっぱ洋書は読みづらくて時間かかるな。もう少し和訳時点で日本人向けにアレンジしてもいいでしょう。
    名前とか固有名詞とか。
    タイトルは結局何を指してるかあんまりしっくりこない。被害者の状態のことか、AI捜査官のことか、最後の人質シーンなのか。
    動機は独自性あって面白い
    首謀者の教授は不倫してたってことか?それとも都合よくコマ使いしてたのか。
    研修生捕まってないから続編出るかもやな

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    2026年09月23日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    書評で評価が高かったので読んでみたけど、半分超えるまでがなかなか辛かった。
    個人的な今の精神状態も多分にある気はするけど、悪いAIのお手本みたいな挙動ばかりで主人公が感情を乱されているのが可哀想だった。
    後半ロックが支持に回ってくれた時なんてほっとした。そんなこと思ってしまうのも人間が優位だと思ってるってことなのかしらねぇ?

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    2026年08月14日
  • 瞬きすら許さない

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    AIと人間の捜査官コンビと言うと合理的で正しい判断を下すAIと人間臭くてまっすぐで、そのくせ人間という生き物の闇や光を見られるコンビが浮かぶ。コンビというのは正反対の性格、さらに言えば衝突し合いながらもそれぞれの欠点を補い合う事に魅力がある。
    本作の魅力がまさにそれで、冷徹で合理的、いつでも冷静さを失わないAI捜査官が魅力的に描かれている。クライマックスの捻りも見事だが、ミステリとしての衝撃度は薄く、大きな驚きには至らない。AIの捜査は面白いが現存する類似作品の発想から脱却できておらず飾り付け程度に収まっている。それでもこのコンビが次にどんな事件に挑むのかを考えるとワクワクする。

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    2026年07月20日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    小島秀夫監督が帯を書いていたので、絶対に読もうと思って手に取った一冊。
    AIと警察が協力して事件を解決していく話で、最初は『Detroit: Become Human』みたいな内容かと思っていたが、しっかりとした警察ミステリーだった。
    新人作家さんとは思えないほどストーリーがしっかりしており、伏線回収も丁寧。AI「ロック」と主人公の絆が築かれていく王道展開でありながら、ミステリーとしてもしっかり楽しめた。よくできた作品だと思う。

    ただ、どうしても主人公が好きになれず。。
    傲慢で自信過剰、組織内の協力に否定的で権力争い……という、警察小説でありがちなキャラクター像が今回も出てきてしまい、苦手意識が再燃。
    女性主人公を意識しているからか、感情的な面も多く、もしこんな女性上司がいたら嫌だな……と思ってしまった。
    もう少し魅力的な主人公だったら続編も読んでみたかっただけに、少し残念。

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    2026年06月21日
  • 瞬きすら許さない

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    CL 2026.6.9-2026.6.12
    経験豊かな警視正とAI捜査官のコンビ。
    はじめはAIを否定しながらも徐々に歩み寄りステキなバディになるという、わりとわかりやすい設定。
    事件の動機がわかりにくいのと、主人公の警視正が感情的すぎるのが気になった。

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    2026年06月12日