ジョー・キャラハンのレビュー一覧

  • 瞬きすら許さない

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    人間×AIのバディというSFではよくある設定だけれど、LLMの爆発的な普及の影響でとても解像度高く現実感をもった作品になっている。
    最終的に直感というAIの合理性とはかけ離れていそうな判断が噛み合うところや、長年の経験から育った職業倫理がAIの行動規範と合致してタッグを組む展開は熱かった。
    ミステリとしては割と分かりやすく解を出してくれるけれど、逆に直感と統計のどちらが先にそれに辿り着くか、はたまた協力して辿り着くか、という展開を楽しませる話運びも楽しめた。

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    2026年06月10日
  • 瞬きすら許さない

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    かなり面白かったです。AIの解釈に些か疑問を感じる部分もありましたが、本作が2023年刊行と言われると確かにまだChatGPTも登場したばかりで、AIが自律して反抗しうると考えられなくもないと思いました。
    実は4部作ということで、第2部を非常に楽しみにしております。

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    2026年06月06日
  • 瞬きすら許さない

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    ★5 AI捜査官と昔気質の刑事がバディを組むとどうなるか? 近未来AI警察小説 #瞬きすら許さない

    ■あらすじ
    女性刑事で警視正のキャットは町長より特別な指令が下る、AIの捜査官と一緒に未解決事件を追えとの命令だった。捜査対象は若い男性が行方不明になった案件、事件か、事故か分からない。

    キャットは長年の経験と直感に基づいて捜査方針を出すも、ロックという名のAIは信憑性が低いと一蹴する。反目し合う彼らは難事件を解決できるのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 AIと刑事がバディを組んで事件を捜査する近未来警察小説。よくできてる、おもろい!

    物語の大筋としては、未解決事件を捜査するとい

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    2026年04月28日
  • 瞬きすら許さない

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    最愛の夫をガンで亡くした刑事正キャットを待ち構えてたのは新しいプロジェクト。政府の肝入りで進められたAIとバディを組んで、未解決の行方不明青年の事件を解決するというもの。
    AIのせいで夫の病気の早期発見に至らない事で、AIを信用しないキャットの心理が細かく描写されていて、長年の彼女の勘と蓄積された知識の宝庫のAIロックの対比が面白い。文章も平易なのにとてもリアルでわかりやすく、脳内で映像化されてホログラムのロックが隣にいる様だった。ミステリーとしても良い着地点と思った。既に刊行されているという続編も是非邦訳して欲しい。

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    2026年04月24日
  • 瞬きすら許さない

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    最後まで息をつかせぬ展開で、まさにタイトルの通り「瞬きすら許さない」ほど没頭できるミステリーでした。物語を彩る、確率を重んじるロックと、非常に人間味あふれる直感を信じるキャットという対照的な二人の関係性がとても興味深い。一見噛み合わないように見えて、実は互いの足りない部分を完璧に補い合っている様子に、読み進めるほどに温かい気持ちになりました。
    本国ではすでにシリーズ3巻まで刊行されているとのことですが、残念ながら日本語版はまだ1巻のみ。ロックが今後どのような変化を遂げ、二人のコンビネーションがどう変化していくのか、気になって仕方がありません。
    続きが待てなくて、ついに「英語で読むかな」という思

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    2026年04月19日
  • 瞬きすら許さない

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    読み始めは、なんだか入り込みにくく、一旦閉じて別の本に向かいました。また、開いて良かったー。

    AIに不信感を持つ45歳の女性警視と、偏見や先入観のないAI捜査官がコンビを組むことになったので、ベテランの人間の勘と、AIの分析がぶつかってしまう。そのあたりの関係が興味深く、重たい雰囲気を少し変えてくれる。中盤から一気読みでした。
    このコンビの続編、続々編、早く読みたい。

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    2026年04月14日
  • 瞬きすら許さない

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    いずれ映像化されるでしょう。

    最初、コメディタッチの描写などがあり、あまり好印象ではなかったのですが、ストーリーテリングがうまく、徐々に引き込まれていきました。多少無理のある箇所があるものの、伏線回収やキャラクターの作り込みも考えられており、次作が翻訳されるのを期待しています。

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    2026年04月09日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    A Iというハシリモノというか旬というか…を取り入れた目新しいバディ物?と思いきや、いや、どうしてどうして。ちょっとドタバタしてるかなあ、息子に過保護じゃないの?などと思いながらもいつのまにか先を読み進めさせる筆力もなかなかなら、ロックもなかなか魅力的。
    最終章が実によく、ホロリとしてしまう。これは第二作も追いかけたくなってしまうではないか。

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    2026年06月12日
  • 瞬きすら許さない

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     タイトルが好みだったのと、創元推理だったこと、帯に小島秀夫とあったので、よし取り敢えず読んでおこう……と購入。展開は割と予想がつきやすいが、人物の描写が良い。素直な性格の人物が多いので、登場時のセリフや行動からどういう人物か推測しながら読むと、大体当たっていたりする。被害者の苦しみを思うと辛い……。あと、AI捜査官のロックが可愛い。続編も翻訳されるなら読みたいかも……。

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    2026年06月04日
  • 瞬きすら許さない

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    海外ドラマを見ているかのような臨場感と展開。
    内容とは逸れるが、レイプが日常茶飯事のように描かれていて怖い。泣き寝入りするしかないのもおかしい。

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    2026年06月04日
  • 瞬きすら許さない

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    女性のベテラン警察官が
    AIを活用するのではなく
    直感かデータか
    お互いに反発しながら
    行方不明事件を追っていくのが
    斬新で面白かった。
    そして
    人間が人間たらしめる感情や欲こそが
    犯罪を引き起こし
    物事を複雑で面倒なものにしているわけで
    これほど厄介なものはないなー
    とつくづく思った。
    果たしてAIに
    痛み、喜び、悲しみなどを
    学習させたらどうなるのだろう。

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    2026年06月03日
  • 瞬きすら許さない

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    AI捜査官と刑事のバディ。こういう設定をすんなり理解できるのは現代の特権だよなあ。おもしろくて一気読みした。ところどころ未回収のような気がしないでもないけれど、キャラクターもみんな良くて最後まで引き込まれた。これがデビュー作なのか。たのしかった。

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    2026年06月02日
  • 瞬きすら許さない

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    AI捜査官と刑事のコンビということで、正直読み始めは半信半疑だったのだが、面白くて一気読みした。
    キャットはどこか応援したくなるキャラクターで、彼女を取り巻く上司や部下も色々ありながらも結局実直で、安心して読んでいられる。
    AI捜査官の登場で、いかにも近未来的な内容かと思いきや、がっつり人間の倫理観を問うような事件内容だったり、母と息子の関係がリアルに描かれていたりと、読み応え十分だった。読み終えた後に著者自身もパートナーを癌で亡くしたと知ったが、そんな中で本作がデビュー作だというのだから様々な思いが込められた作品なのだろう。
    ぜひ続編も読んでみたい。

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    2026年05月30日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    2026年の18冊目は、ジョー・キャラハンの「瞬きすら許さない」です。
    舞台は、イギリス中部ウォーリックシャー警察のキャット・フランク警視正です。キャットは、少し前に夫をガンで亡くし、1人息子のカムと暮らしています。(ここが結構ポイントかもしれません。)
    仕事に復帰したキャットは、人工知能捜査体(AI)のロックを捜査に取り入れた未解決事件捜査のパイロットプロジェクトの指揮を執ることになります。かつては、SFの世界の話で有ったものが、現実に有り得るものと捉えられる所に、技術の進歩を感じます。
    AIを信用せず、直感を重視するキャットと正論では有るものの、場の空気を読めないロックは、事有る毎に対立し

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    2026年05月30日
  • 瞬きすら許さない

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    面白かった!
    絶対それ伏線やろはよ気付いてーーっていうストレスはあったものの、何というか、結果としては(読者に)優しいサスペンスだったかな。

    辛いことがあっても生きていくんだと、自分の感情と闘いながら前を向くキャットとカムの姿にジンとしつつ、ハッサンたち憎めないメンバーの成長が楽しみにもなったので、シリーズ全4作全部翻訳されることを期待!

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    2026年05月22日
  • 瞬きすら許さない

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    主人公とAI捜査官の掛け合いや連携プレイが見事だった。高性能なAIにも苦手な領域や意思決定ができないなどのデメリットはあれど、それを凌駕するほどの活躍を見せていたと思う。とてもいいコンビが生まれた。この難解で複雑な事件の真相を解き明かすのは人間なのか、AIなのか、先が読めない展開にハラハラしながら十分に楽しめた作品だった。

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    2026年05月20日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    イギリスの作家、ジョー・キャラハンのデビュー作。

    夫を亡くした警視正のキャットは、上司からAIを用いた警察捜査のプロジェクトリーダーを任される。過去の未解決事件の再捜査を行うため、さっそく若者の失踪事件を調べはじめたチームだったが…

    AIをバディとした警察小説。SFに寄りすぎず、現代警察小説のベースは残したままなので、SFが苦手でも全く問題なく読めると思う。持ち運びできるスーパーpcが相棒みたいなもの。

    ただAIを生かした捜査と、昔気質の直感を対比させたかったのか、キャットはあんまりにもAIを毛嫌いしすぎだろうと。過去はどうあれ、プロジェクトだし警視正なんだから、もっと上手く立ち回るのが

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    2026年05月18日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    イギリスのウォーリックシャー警察に務めるキャット・フランク警視正は25年間の警察人生で培った「直感」と「現場」を重要視する警察官。
    休職明けの彼女はAIを捜査に使用するパイロットプロジェクトチームを率いることになる。
    まずは未解決の失踪事件をAIであるロックとチームの面々と再捜査することにしたが、無関係と思われていた2件の失踪事件に繋がりがあることが判明する。

    ・感想
    話の筋も展開も素直で特にひねりはなかったので読みやすかった!

    面白かったんだけど私にはポリコレが強すぎたかもしれない…。配慮するのも大変だねという第一印象。まぁアジア人は透明化されてるけど。

    あと登場人物がみん

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    2026年05月09日
  • 瞬きすら許さない

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    AIと警視正の共同捜査を書いた近未来的ミステリー
    人種や性別なものと権力争い、キャリアの悩みやAIの特性について、生々しく書かれていたと思う
    実際にAIがここまでリアルに会話するのはまだ先だと思うが、知識や計算や統計学的な理解といった点では人類は勝てなくなっているのは周知の事実であるため、活用方法は考えなければならない

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    2026年05月03日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    AIとの距離が近くなったことで、SFではなく日常として読むことができた。夢中になって読んでしまうほど引き込まれる表現力と作者の想いに詰まった本で素晴らしかった。自分の身内も誘拐されることや手紙のくだりは分かりやすすぎたし、ロックへの最終的な結論も予想の範疇を超えるものではなかったが、それ以上に文章と熱意の力が優っていたので最後まで手を止めずに読むことができた。

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    2026年05月02日