桐島洋子のレビュー一覧

  • ペガサスの記憶

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    ネタバレ

    第一章 洋子の章
    一緒に冒険しているような⁉︎
    なんという、生き方。

    第二章 それぞれ姉弟目線。

    面白かったぁ。
    ページを捲る速度の速いこと、そして、じっと見入るその時々の家族写真…。

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    2023年07月25日
  • ペガサスの記憶

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    桐島かれんの夫で写真家の上田義彦氏が撮った「椿の庭」という映画を観た。撮影には自身の自宅を使用とのことでその暮らしぶりを知りたくてこの本を手にしたのだが、まったく触れられておらずそこは残念だったのだけど、桐島洋子を中心としたファミリーの紆余曲折の歴史はなかなか興味深いものがあった。桐島洋子の生き方はとても真似できるものではなく、ましてや子供たちからすると放任主義を通り越しかねない紙一重のラインにハラハラしながら読んだ。美しく華やかな家族のドロリとした部分が透けて見えなくもないあたりの好ましさ。出来事には表と裏がある。

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    2023年07月25日
  • ペガサスの記憶

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    桐島洋子 さんが書かれた前半よりも、子どもたちが書いた後半が興味深かった。ドラマチックに生きる親が子どもに受け取らせてしまうものの濃淡や陰影、ままならなさ。見えているものの違いとか。
    だから、もし桐島さんが最後まで書き通していたら、読まなかったかもしれない。

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    2023年06月29日
  • ペガサスの記憶

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    面白くて一気に読んだ。桐島洋子さんのことは全く知らなくて、お子さんの名前を聞いたことがあるくらい。もっと上の世代にはすごく有名なのだろうけど。

    前半は洋子さんが、後半は3人のお子さんからそれぞれ桐島ファミリーの人生が語られる。

    圧倒されるほど力強いある女性の一生。
    (注:ご存命です)
    信じられない!と思う話ばかりでびっくり。
    戦前のセレブな上海生活、結婚という制度無視の自由な恋愛事情、何より子どもを産む時の腹の座り方。船の上で産む話は衝撃的。
    葉山、アメリカ、カナダでの生活。大胆で豪快な人。まっすぐ芯がある。

    ただ子どもを預けて自由に働くことは相当反発されただろうなぁ。こんな人がいたなん

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    2023年04月17日
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    子供を1年間も病院や知り合ったばかりのアメリカ人家庭に預けたりする。家庭のある人と恋愛し相手の家庭を平気で壊す。子供の居場所を無くすような男性と結婚し、子供に絶縁状を書かれる。それにも関わらず、子供3人がひとかどの大人になり、それぞれに活躍し、母を尊敬していることに驚きしかない。
    世の中本当に不公平。

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    2023年03月17日
  • ペガサスの記憶

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    普通は常識にとらわれて枠の中に収まってしまうところ、枠を飛び出して自分だけの人生を開拓していく。おそらくADHD とかアスペルガーの類なのかなと思うが、未来を切り拓いていくのはそういう人たちなのだ。

    常人たるわたしには真似できない人生だけど、こんな子育て、こんな判断もありなのだと、可能性を示してもらいよかった。

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    2022年12月24日
  • ペガサスの記憶

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    小学館の新刊発表会で、大好き桐島かれんさんのプレゼンを聞いてから、読むと決めていた。桐島洋子さんが途中まで完成させていた自伝の続きを、アルツハイマー発症後、3人の子どもたちがそれぞれの視点から書き連ねた。ふんわり尊敬する桐島さんのの理想化された人生、娘息子にとっては過酷な面もあったのだが…かれんさんは一時絶交している…母としては複雑な思いもありつつ人としてこよなく尊敬し、愛している様子が伝わる。
    私なんぞ比べるべくもないが、強烈個性の母親、姉ふたりと末弟の3人きょうだいの長女という境遇から、かれんさんを近しくまぶしく感じてきた。このような人になりたい、このような人を育てた桐島マザーはすごいと素

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    2022年10月07日
  • ペガサスの記憶

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    ネタバレ

    たまたま財閥や著名な方などとお知り合いがいて、恋をすることが好きでロマンチストで優雅な人生を過ごされたんですね。
    ジェンダーという言葉がない時代に男勝りに仕事をやり、シングルマザーで子育てし成功者と見ていましたが、姉弟3人のお話を聞くとメディアで言っていたこととは違ったようですね。

    ノエルさんとローランドさんはもっとお母さんに甘えたかったんですね。
    あと個人的にカレンさんのスクール水着は笑いました。
    洋子さんよりもカレンさん、ノエルさん、ローランドさんのほうが波瀾万丈だったと伺えます。

    洋子さんの影響なのか、リベラルなご家族だと感じました。
    一度参院選に出馬したローランドさんは洋子お母さん

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    2022年09月12日
  • ペガサスの記憶

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    著者を敬愛する友人が貸してくれて読んだ。子どものころ、『聡明な女は料理がうまい』という本を母が読んでいて著者の名前を知ったけれど、私にとっては『淋しいアメリカ人』で大宅壮一賞を取った人。影響も感銘も受け手はいない。
    あのカッコいい桐島かれんのお母さん。

    前半を著者自身が書いている。雑誌に連載していたらしいが、認知症を発症し、その後を長女かれん、次女ノエル、長男ローランドが書き継ぐ。こうして並べて見ると、圧倒的に筆力の違いがわかる。もちろん子どもたちは文筆家ではないが。

    p171
    「本当に大切なことは、白黒つけられない」というのも母に教わった考え方です。価値観が違うと「これが正義」と決めるこ

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    2022年07月28日
  • いくつになっても、旅する人は美しい

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    何て常識にとらわれない、アクティブな人なんだろう。
    好奇心の塊。破天荒。

    若いころからの経験、考えが経年により熟成されて、そして現在の桐島洋子さんが居るのだと思う。

    骨折しても、まだたくさん出歩く。どんなに遠地であろうと、お気に入りの地へ足を運び、見たいものを見て、過ごしたいところで過ごし、食べたいものを食べ、会いたい人に会う。

    3人の子どもの出産、未婚の母になった話からしてぶっ飛んでいて、何だかもう、すごい、としか言いようがない。

    その中にも品が漂っているような気がするのは、やはり育ちなのか。

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    2022年05月29日
  • いくつになっても、旅する人は美しい

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    ネタバレ

    桐島洋子さんは、自分の人生に対して非常に肯定的にYESといい、ソースでいうところのワクワクする人生だけを徹底的に生きてきた人だと感じた。

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    2020年07月22日
  • あなたの思うように生きればいいのよ

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    私塾をされるくらいですから 世が世なら サロンでも されているでしょうね 社交的で 人と接するのが大好き 世界中のお友達の元を 渡り歩いて すてきな思うとおりです

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    2017年04月20日