舘神龍彦のレビュー一覧
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ネタバレ手帳ブームと呼ばれて久しいですが、私も数々の手帳遍歴を重ねてきました。
古くはシステムダイアリ、ミニ6穴、フランクリンー、ザウルス・・・などなど。
どんな手帳が自分のライフスタイルに合うのか試行錯誤を繰り返してきました。
人気の手帳は、どれもそれぞれに考え抜かれたものですが、どこか手帳に自分を合わせてしまうところがありました。
私は既定の手帳にありがちな巻末の付録やリフィルに記載された格言などは押し付けに感じてしまいます。
必要な情報、胸を打つ言葉というのは人それぞれだと思うのです。
自分にとって必要な情報であれば、自分でそれを記録し、奮い立たせてくれる言葉があれば自分で記録しておきたい。
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Posted by ブクログ
文房具の専門家として著名な著者による、日本における手帳に関する歴史をまとめた一冊。ただ単に手帳の流行りを追うだけでなく、日本人の時間意識や感覚、暦の採用から、日本に持ち込まれた手帳の原型、手帳に求める日本人の思考など、広範囲にわたる考察をしています。
手帳術というのは、書籍や雑誌のテーマになったりするため、よく読む機会が多いのですが、こういう視点はなかなか知ることはできなかったので、興味深い内容でした。流行りの手帳をどこまで取り上げて深掘りするかなど、読む人によっては物足りなさを感じるのかもしれませんが、手帳の活用というものとは異なる視点は新鮮でした。
▼手帳とは「社会に共有される暦と時間軸 -
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リフィル等のカスタマイズに関する本。
手帳でやりたいことが決まっているけど、既製品ではなかなか上手く出来ない人が「こういうカスタマイズをすれば良いのね!」って学ぶ為の本だと思った。
まだ手帳に何をまとめたいのかで悩んでいる私には、ちょっと早かったかも……。
ただそれでも、いくつかは参考したい点はあった。(こういう「テクニック集めました本」は、1冊につき2〜3個真似したいことが見つかれば充分な収穫だと思ってる。)
私はこれまで手帳にスケジュール、ToDo、仕事のアイディアメモ、やりたいことリストをまとめていたけど、これからは手帳に家計簿を付けたりとか、もうちょっと内容を増やそうかな。 -
Posted by ブクログ
定価に近い金を払って買った割には、いささか期待外れの内容だった。今までの「手帳術」といったハウツー本や「手帳カタログ」といった製品紹介の本とは一線を画した「日本における手帳の文化史」という位置付けで、福沢諭吉が持ち帰った「懐中日記」から始まり、「軍隊手牒」、「年玉手帳」、「能率手帳」を経て、突如として英国から上陸して来た「システム手帳」の影響を受けながら、現在の主流となっている「神社系手帳」や「プレーン手帳」へと変遷を遂げていった日本の手帳と、それを使ってきた日本人に関する考察をまとめた一冊だが、「期待外れ」と言ったのは、二つの手帳についての記述が一切なかったというか黙殺されたことだ。一つは
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Posted by ブクログ
【目的】
超整理手帳を今まで使ってきたが、今年からほぼ日手帳weeksに代えた。自分にとって手帳を使う目的そのものがぶれていたのでどのように使うのか、手帳を使うことのメリットを再確認したくて読んだ。
【気づき】
従来の超整理手帳の考え方の一箇所原則は、基本的に普遍のようだ。手帳で一元管理を行うのは理にかなっているのだ。では、現場に即したものではなくなったのか。その答えが一つ見つかった。
手帳のコントロールパネルという考えは、なかった。どのように使うのか明示する。宣言するってのは極めて斬新に映ったしかなり有効だ。なぜ今までやってこなかったのか。
【おわり】
今の職場で積極的に手帳を使って