舘神龍彦のレビュー一覧
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以前に読んだことがある本ですが、今回は電子書籍として初めて1冊丸ごと読み通してみました。使用したのはソニー製の電子書籍リーダー「PRS-T1」です。画面がいわゆる液晶ではなく、電子ペーパーの技術を採用しているため、長時間画面を見つめてみても目が疲れないのが特徴です。
文字の大きさも変えることができるのですが、当然、その場合はページ数が変わってきます。紙媒体では188ページの本書も、私が読んだ小さい方から3番目の文字の大きさでは、350ページの大作になってしまいます。当然、ページをめくるスピードは速くなります。ただ、残りのページ数を手で持った実感として把握できないので、やや読み進めていく実 -
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p.216のあとがきにあります。“編集者氏に言われたのは「手帳術にはしないでください」ということでした。”ということで、いわゆる手帳術の本ではないところが特徴的です。
私も手帳が大好きで、9月から年末にかけて何冊も手帳を手に取り、その中で何冊かは実際に買ってしまい、その割にはあまり使わず、挙げ句の果てに4月始まりの手帳もながめてしまうという生活をここ何年もくり返しているので分かるのですが、全てが100%満足という手帳は、どうもこの世の中には存在していないようです。
ではどうするか。自分の理想の手帳を追い続けて、次々に手帳の浮気をくり返すのも一つの方法ですが、いっそのこと、お気に入りの -
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システム手帳・ファイロファックスが日本に上陸してから20年が経った。80年代の大ブームを経てこの間に日本社会に浸透したシステム手帳だが、実は現在メディアに登場する機会は圧倒的に少ない。わずかに年末の男性誌やモノ雑誌が申しわけ程度に特集する程度である。その一方で『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿著 かんき出版)のような本の登場で、バイブルサイズの手帳の売上は大きく伸びているという。またフランクリン・プランナーのような新種も生まれている。 本書は、このようなシステム手帳の現状に対して、新たに情報を提供して既存のユーザーの利便をはかることはもちろん、新規ユーザーやその予備軍・入門者に対してシ