ジャッキー・ヒギンズのレビュー一覧

  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    人間にはさまざまな感覚があることは私としてはどちらでもいいが、さまざまな動物の感覚を(その特徴を)知ることができたのがよかった。その研究のストーリーも適量含まれていて読み応えもある。

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    2025年11月30日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    人間が周囲の環境や、自身の体の状態を把握するために駆使する様々な「感覚」について、それを12種類に分類し、それぞれの感覚で人間以上のパフォーマンスを持つ動物との比較を通じて、その「感覚」について深堀する1冊。取り挙げる感覚は「視覚(色と明暗)」、「聴覚」、「触覚」、「味覚」、「嗅覚」のいわゆる五感以外に、「平衡感覚」、「時間感覚」、「方向感覚」、「身体感覚」が登場します。

    特に面白かったのは後者の4つです。人間が立って歩いているとき、常に「平衡感覚」が作用して倒れないように体を制御しているわけですが、それを私たちは無意識に行っています。だから散歩のとき、「歩く」ことではなく、周囲の景色に意識

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    2025年11月15日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    この本で、人間の感覚の不思議さや無意識の働きに驚かされました。ナマズやタコ、コウモリなどの動物と比べると、視覚や味覚、平衡感覚、自己受容感覚などがいかに精密に連携して日常を支えているかがよくわかります。
    特に、一番実感のない自己受容感覚、腕や足などが常に意識を向けていないと思うように動かないとなると…その過酷さは想像を絶すると思います。
    無意識で体をコントロールしていることのありがたさを実感できました。

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    2025年10月17日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    評判通り、ためになり面白い。
    あえて難を言うならば、説明用の挿絵を入れて欲しかったことか。
    先に読んだ”動物のひみつ”は全て著者自身の研究結果であるが、本書は様々な学者の研究を著者がまとめたものである。

    数行下は覚書、ネタバレご注意。

















    ものが三原色、赤、緑、青で見れているのは人間と霊長類ぐらい。
    デメギニスの見た目にはびっくりした。こんな魚が現実にいるのね。
    エスレフ アーマガン、トルコの盲目の画家。
    セオドアルーズベルトは探検家でもあった!

    フェロモン、人間の方向感覚(人間が地磁気を感知してるか)はいまだに謎

    自分の体が自分のものであるという感覚。要は

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    2025年10月16日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    面白い。人間がいかにマルチであるかわかる。
    特に臭い、フェロモンについては面白い。
    母乳を飲む時が人間にとって一番の危機。だから母乳に反応する。

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    2025年10月07日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    科学的な知見と「センス・オブ・ワンダー」が融合した一冊。動物の卓越した感覚から人間の感覚能力の素晴らしさへと解説が進み、読みやすく書かれている。色覚、暗所視、聴覚、触覚、痛覚、味覚、嗅覚、フェロモン、平衡感覚、時間感覚、方向感覚、身体感覚について各章で説明している。フェロモン、平衡感覚、時間感覚、方向感覚、身体感覚については意識に上らないが重要な働きをしている。また嗅覚なども想像以上に人間には能力があるなど、認識を新たにする内容も多い。邦題の「12の感覚がある」にはちょっと違和感がある。「はじめに」の中でも「人間には「五感」「第六感」どころか「三十三感」ある」と述べており、現代でも12とは言っ

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    2025年09月26日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    読み始めて真っ先に思い浮かべたのは漫画「テラフォーマーズ」
    特殊能力と思える動物たちの感覚がじつは人間にもあるという話し(かな)
    本自体のボリュームも多くてさらには専門的な話しも多いですが、動物がどんな感覚(センサー)を持っていてどんな環世界に生きているのかの部分は分かりやすいので、難しいところは流し読みでも充分に知的好奇心を満足させてくれる本でした。
    皆さんにもオススメです!

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    2025年09月13日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    ネタバレ

    1ページ1ページが衝撃的すぎて、読み終えるのに時間がかかった。スゴイ生物12選+実は人間もそれぞれの生物と同じ機能を持っているよ、という本。
    特に、脳の指示無しで腕を動かせるタコが一番想像を超えてきた。
    しかしながら、想像は超えられないのが真実。
    本書で紹介されていた台詞「その人の視点からものを考えない限り、他人を本当に理解することはできない…その人の中に入り込み、歩き回ってみるまでは」
    その通りで、本人にならないと本当の理解はできないだろうし、理解しているつもりでも、目の前には自分(人間)が「想像した他人(生物)」がいるだけで、本当の他人(生物)が何かすら分からないのだろう。

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    2025年08月22日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    学生の時、人間には5つの感覚(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)があると教わった。
    第6感としてテレパシーのような不思議な能力も話題になってきた。

    だから、12の感覚って何?というのが最初に抱く興味。
    内耳は音を感じる以外に平衡感覚を感じているし、筋肉は自分の身体が何処にあるかを知らせる役割も持っている。
    他にも正義感、罪悪感、喪失感など、いろいろな感覚を定義することはできる。

    ただ「感覚とは何か」が定義されていないので、感覚の数を数えることに科学的意味はない。
    本書の原書のタイトルにも12という数値は入っていない。
    時間感覚や方向感覚といったテーマで12章に分けて書かれているので「12の感覚

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    2025年11月26日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    「特別な人」について書かれている。
    例えば痛みを感じない人。いつも熱さを感じている人。この本のもうひとつのテーマは、普通でない感覚があったりなかったりしている人達について知ることができる。そして、理解のない社会に対しての問題提起でもある。

    動物についてなら、驚いたり興味を持ったりしてこうして本を手に取る。それだけではなく、そこから人間、人に対しての理解が進むこともできるこの本は良書だといえる。まさに何かを感じる感覚からそう思い、感想を書き記す行動しているのではないか。

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    2025年10月31日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    動物たちの能力を調べ、それを人間に落とし込んでいくところが面白かった。
    たとえば1話目だ。
    強烈なパンチで知られるモンハナシャコは、実は目もすごかった。昆虫なんかにみられる複眼で、かつ多くの色を知覚する。
    彼らは人間よりも豊かな色に囲まれた世界を生きている。
    でもちょっと待って。人間でも通常より多くの色が見える人もいて、そういう人たちがたくさん住む島がある。
    この本はナショジオで番組にして欲しい(自分が知らないだけですでになっていたらごめんなさい)

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    2025年09月20日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    身体の構造で特殊な感覚を持った動物の環世界から人間の感覚を論じた本。五感と言われるがここに述べられてない感覚も沢山あるよなと思う

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    2025年08月28日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    読み応えたっぷりだった。
    人間の感覚のまだ掘り下げられていないものがある。
    特に第9章の平衡感覚の話が興味深かった。
    神経可塑性の可能性を感じた一冊。

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    2025年08月23日
  • 人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー

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    一般的に人間の感覚というと五感となる
    本日では12の超感覚について紹介されている
    確かに、方向感覚や、フェロモンや、時間感覚など、様々な感覚が存在する
    学者によると20や30種類くらいの感覚があるとも言われているらしい
    特にフェロモンの章は興味深かった
    誰にでも好まれる匂いを作るのは難しいのかもしれないが、おる特定の人に好まれる匂いというのは確実に存在するとのこと
    匂いだけの恋活を試みたりという面白い実験がされているのも興味深かった

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    2025年10月22日