太田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023年の夏に、スペインのグラナダへ旅しに行った時のことを思い浮かべながら読みました。
山岳へ登っていくと洞窟群があり、あまり深くまでいかない洞窟でフラメンコが見られるということで行ってみた。
その洞窟は、白く塗られた横穴の建物で、壁には写真やフライパンなどの調理器具が飾ってあり、異世界に行ったような気分にさせてくれた。
一方で、夜に開催するということで、更に奥にある丘の方へは暗いので気をつけて行くようにとガイドブックに書かれていたのを思い出し、結局は行かなかったがどんな場所だったのだろうかと今でも気になっていた。
この本では、そんな洞窟で暮らしを営む様々な理由を持った人々について書かれており、本当の出来事なのだけど、何処か空想の世界のように感じながら読んでいた。強く思ったのは、筆者も、洞窟暮らしをする人々のような、自由を求めていたのではないかと思う。
私は、どちらかと言えば、そんな暮らしに夢を抱きつつ、やっぱり文明の中で生きる方が合っているというか、便利な生活でしか生きていけないような感情になった。こうして洞窟暮らしをしている人々の話を読ませてもらうことで、少しの間だけでも、息苦しい現代社会から解放された気分になり、また自分の生活に戻ろうという気持ちになった。
生きることについて考えさせられた一冊。
キャンプから帰ってきた後の、ふかふかのベットが大好きな私には、きっとこの生活はできないであろう。
きっと、誤魔化しながら、これからも今の社会を生きて行くんだろうな。 -
Posted by ブクログ
太田さんの素直で真っ直ぐな文章が
すっと心に入ってきて
気づいたら夜中3時間夢中で一気読みしていました
短いエッセイの形が
読みやすかったということもありますが
LGBTQの方のご自身の体験や想い、考えを
こんなにも赤裸々にお話ししてもらえることに
引き込まれて途中でやめられずに
気づいたら明け方4時です…苦笑
誰かをかわいそうな人にするかどうかは
いつも自分にかかっている
とか
僕は僕なりに頑張っているからそれでいいのだ
50点が今のおれらの100点なんやんか
とか
もうLGBTQとか関係なく
太田さん1人の人間としてのメッセージに
ジーンときて
まぁ、生きてこうよ!と
肩をポンポンとしてもらったような
そんな暖かい気持ちで
読み終えた余韻を味わっています…(´-`).。oO
これからも執筆されたものを
拝読したいと思いました!