小島俊明のレビュー一覧

  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    パスカル、モンテーニュ

    星の王子さまを訳してるフランス文学者の本だからかやたらとフランス賛美感が強い気がしたけど、哲学本と見せかけて、フランスの真髄が知れる面白い本だった。日本人は孤独を悪と言い切ってて、忌み嫌い過ぎているけど、孤独の良さも語ってる所が良かった。何かが上達する時とか深まる時って孤独な時間だもんね。孤独な時間を経て人に必要とされる人間になるって本当に素晴らしい事だと思う。

    日本からフランスに来てみて特に感じたことは日本人は自分の力で考えないって部分なんだけど、これはフランスが哲学に特化した教育をしてるからなんだよね。外国に住むと日本が明確に見えてきて楽しい。

    小島俊明
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    2025年06月16日
  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    ・孤独は悪ではない
    ・個人主義と利己主義は違う
    ・セラヴィ(それが人生)
    ・フランスでは、哲学的な考え方が子供の頃から身につける教育がされている

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    2025年05月06日
  • 星の王子さま

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    テグジュペリと誕生日が同じなことを知って興味を持ちました。児童書でありながら、大人として読むことに価値を感じました。人生の不思議さと切なさ、成長に伴う物事を見る視点の移り変わり、大切なことが学べる作品だと思います。

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    2024年10月29日
  • 星の王子さま

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    「子供の頃に読んだ本を再読する」のがマイブームだったこの冬。その一環としてこちらも再読。
    ラストは会社帰りの地下鉄車内にも関わらず泣けてしまい大変でした。

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    2010年03月31日
  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    ネタバレ

    哲学を知る入り口としてとてもいい。
    アンパンマンのうた、フランスのバカロレアのこと、哲学者のこと、芸術のこと、など、わかりやすく書かれています。
    中・高校生向きだけれど、大人でも十分感動します。

    『第1章 「ひとり」を大切に』の中で
    哲学するには、まず孤独になる必要があります。
    日本人はずっと孤独を悪とみなし、群れることを善としてきました。「孤独死」という日本語がありますが、こういう、人の尊厳を傷つけ、侮辱する日本語は、早く日本社会から消えてほしいものです。

    と書かれています。
    考えさせられます。

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    2022年02月01日
  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    フランスの事例を紹介しながら「考える」について考える本。大学で国際教育概論勉強したときのこと思い出した。日本の教育ってある程度の知識を効率的には学べるけど、それを活用するってなると欧米の教育には敵わないなぁと感じる。

    カリキュラムが変わっても現場に適応能力がなければ、子どもは不幸だよなぁ。

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    2021年09月09日
  • 星の王子さま

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    初めてちゃんと読んだ。すごく分かる、って思うところと、ほぼ掴めないところと、半々くらい。何度も読めば、読むたびに違うことを感じるのかも。

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    2021年02月27日
  • 星の王子さま

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    日本語新訳はこれで7冊目になりますが、いい感じの翻訳でした。ただ、薔薇と王子さまの間にあるものが「恋心」だとはっきり言葉にしているのは今のところこの方だけかも。王子の年齢は明確ではありませんが、そのあたり私自身が旧訳に縛られすぎているのかもしれないけれど、なんとなく違和感がありました。でも丁寧な訳で、横書き左開きとオリジナルと同じ形なのも評価できると思います。

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    2011年11月04日
  • 星の王子さま

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    いつか自分が大切にしてきた物は自分にとってかけがえのない物になるんだって。素朴で誰でも知ってそうだけど、大切な事のように感じました。
    像を飲み込んだウワバミの絵は印象的でした。

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    2011年10月25日
  • 星の王子さまのプレゼント

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    「星の王子様」という素晴らしい文学作品の深甚さに改めて気づくことのできる一冊。
    ここにはこんな意味があったのか、とまた違った視点で星の王子様を読みなおすことができると思います。

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    2010年12月13日
  • 星の王子さま

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     数年前に翻訳権が切れたことでわっと新しい訳が出版されましたね。そのいくつかの本を読んでみて、いちばん好きな訳だなぁと思ったのが小島さんの訳でした。言葉選びが美しいし、柔らかい。元あった訳があんまり好きじゃなかった私としては本当に小島さんが訳してくれてよかったなぁと思います。

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    2009年10月04日
  • 星の王子さま

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    大人になってからもう一度読んで欲しい一冊
    前読んだ時には見えなかった部分や、新しく発見できる考え方がある本で気が向いたときに何回も読んで欲しい本です。
    児童書なのでイラストも多く言葉も少なく読みやすいです。
    読む度に感じる部分がたくさんある人生の教訓本です。

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    2025年04月08日
  • 星の王子さま

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    心に来るようなことが非常に多くありました。
    何年後かに読んだら感じ方が違うのかなと思いました。
    大切なことは目に見えない。もしかしたら見えているのかもしれない。しかし見えていることに気がつかない。だからこそ、今ある当たり前のことを大切にしたい。そして、王子さまのように純粋な心を持ちたい。

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    2021年07月03日
  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    フランスの事例を紹介しつつ、哲学の必要性についてわかりやすく書かれたジュニア新書。
    アンパンマン、星の王子さま好きには、新たな視点が見つかるかも。
    落語の井戸の茶碗は聴いてみたいと思ったし、ナディア・ムラドさんの著書も読んでみたいと思った。そんな風に次に繋がるのが、読書の楽しさのひとつ。
    なんのために生まれて、なんのために生きるのか。
    こたえられないなんて、そんなのはいやだ。

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    2020年11月28日
  • ひとりで、考える 哲学する習慣を

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    哲学することをもっと日常に。

    どうしても西洋的な価値観を感じずにはいられない「哲学」するということだが、「考える」ことだと思えば、少しは近づけるか。孤は自立。自分を見つめ中に潜っていくことと、他者を思い想像すること。教育は変わっていくだろうか。

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    2020年07月11日
  • 星の王子さま

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    はじめて読んだ「星の王子さま」は英語だった。
    そのせいもあってイマイチ理解できんかったのかと思い電子書籍ストアで見つけて日本語版初挑戦。
    んー、英語とあまり理解度がかわらない^^;

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    2011年11月17日