ヨシモトミネのレビュー一覧
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ネタバレ本屋を目的もなくふらふらしていたら、偶然この本が目に入りました。
とてもキャッチーな書名。そして書名とは明らかにギャップのある、たくさんの笑顔が表紙と背表紙からこちらに向けられている。気になって購入しました。
普段はなるべく前情報を入れずに作品を楽しみたい主義なので、勝手に「ミステリーかな?」と推測しながらページを開きました。
「この会社は実在しません」 「アットホームな職場です」
最初の2ページを読んで、なぜかフフッと笑ったのを覚えています。「アットホームな会社は存在しません」という、風刺の効いた一節なのだと思いました。
しかし読み進めるうちに、「ルール怪談」という言葉が脳裏をよぎり、少 -
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最初は、なんか変な話だなぁという印象だったのですが、一章が終わる頃にはかなりストーリーに引き込まれていました。
二章に入ると、真ん中ドストライクの好みの展開になってきたし、ホラー味も増してきて、続きが読みたくて仕方ない状態になっていました。
そもそも、本作って何故かモキュメンタリーホラーだと思って読み始めちゃってて、でも実はしっかりとしたホラー小説でした。
題名が、モキュメンタリーホラーでありがちな感じだったから、その先入観があったのかもしれません。
メインキャラクター2人は好印象でした。
奇抜な個性というわけではないんですが、キャラがブレることなく納得感のある立ち振る舞いをしていたので、 -
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ネタバレとあるショッピングモール内のテナント紹介に
「迷子を歓迎している」
というメッセージが入る奇妙な動画、主人公が遭遇するペットショップでの怪異、という導入の後、主人公の妹がショッピングモールで行方不明になり、それを探し出そうと奮闘するお話。
タイトルにあるような迷子を歓迎する、というよりは生贄を求めてます、の方がしっくり来るんじゃないかな。
中々にカオスな状況描写が印象的。
ただ行っただけなのに狂ったり消えたりするようなこんな呪われたショッピングモール、断固行きたくないなぁ。色々とおかしい店員も多数跋扈してるし、心霊スポットよりタチが悪いじゃないか。
問題解決、と思わせておいての後味の悪い終 -
Posted by ブクログ
人が消える近所のショッピングモール、そのショッピングモールを紹介する不穏なYouTube動画…それに巻き込まれる主人公と同級生。迷子を歓迎しているなんていう変なショッピングモールとそれにまつわるお話ですが、迷子を歓迎というより生贄を募集しているみたいな話でした。
ちょっとグロい描写があるのでグロ耐性ない方はお気をつけて。
犬が回想で出てきますが、犬が怪異とか関係なしに事故で死ぬ描写もあるので犬が死ぬのが何が何でも嫌な人もお気をつけて。
出番少ないですが寺生まれのTさんみたいなポジションのおばあちゃんの安心感半端なかった笑
面白かったです! -
Posted by ブクログ
主人公が会社の書庫で「開封厳禁」と書かれた段ボール箱を発見したことから始まる話。
最初はモキュメンタリーっぽく、リアルでありでも気味が悪い感じだった。
特に資料の内容があまりにも気味が悪いし、頭のネジぶっ飛んでた。だんだん周りの人間が死んだり様子がおかしくなってくる。
恐らく会社で流れていたCMの放送の音が原因。音が伝播することによって引き起こされたものだった。
ここでよく出てくるのは「だいじょうぶ」と「かぞくになりましょう」
ちゃんと、家族という言葉が使われている理由も回収出来たし、登場人物のほとんどが家族や人との繋がりに悩みもいうか辛い過去があった。そういう心の弱さも関係しているのかなと思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半部分のアーカイブはとても不穏ですごく面白かった。スノウ製菓のXのアカウントもあって、力入ってるなあと感心した。作中で登場した張り紙や子供の日記などもXで見られたので合わせて見るとより作品が楽しめると思う。
後半は……、正直なところ自分の望んでいる展開じゃなかった……けれども、物語自体はすごく面白いから続きが気になるという何とも新鮮な体験をした。
総括としては、「メリーバッドエンドのお手本のような作品」という印象かな。
あと、怪異とは別に人間関係の描き方が魅力的だった。作者さんのX見たけど、恋愛も書く方らしい。どおりで魅力的なオフィスラブだったわけだ。
スノウ製菓とは別の会社で宮下くんと瑞