ヨシモトミネのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレちょっとまって!
この話って、『このショッピングモールは迷子を歓迎しています』と繋がってる?!
まじか!びっくりした!
しかも時系列がそういうことなのね…。
おもしろー。
本作で一番テンションが上がった時のメモを原文ままで書かせていただきました。
ほんと、本作についてなんの予備知識もなかったので、気づいた時の衝撃はひとしおでした。
本当は本作が先に刊行されているので、順番は逆なのですが、そこは仕方ないですね。
全体的にも面白かったです。
怖さについては、個人的にはちょっと弱かったかなあと思いました。
最後の方は、ちょっと失速したかなぁという印象でした。
『このショッピングモールは…』の方は、胸熱展開もあったのでこちらに軍配が上がるかなと。
本作の著者は、ショッピングモールとか大企業の本社ビルとか、大勢の人がいる場所を怪異の中心としてホラーを成立させているのがすごいと思いました。
普通なら思いつかない組み合わせですよね。
それでホラーを成立させてるんだから、その発想力はすごいです。
本作もカクヨムなんですよね…。
本当にカクヨムのホラー生産力、凄まじいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ業績の良い会社の裏事情的なことを図らずしも暴いてしまった、結果その怪異に呑み込まれてしまった…というお話なんだと思う。
それは分かるし、決してつまらなかった訳ではないないんだけど…
どう言ったらいいのかな、読んでる最中のワクワク感というか、この先どうなるんやろ?っていうページをめくる手が止まらない感じ、逆に読み終えてしまうのがもったいない感じがしなくて、残念でした。
なんだろ、なんか読みづらかった。。
主人公以外の視点で進む章があるというつくりは他の本でも時々見かけるから、それが原因ではないと思うんだけど。。
ネガティブなことを先にあげちゃったけど、良かった点もいくつかありました。
ひとつは、主人公が今の親御さんに最後まで愛されていたのが分かるくだりが出てきたとこ。元々の親御さんとの関係性もあったり、自分を評する今の母の言動に傷ついてる場面が出てきたりで、当初は本人が愛されてることを実感できないままなのかなと思ってました。でも、今の親御さんがおかしくなった時に取った主人公のあの行動から、主人公もなんやかんや言いながらも親御さんを大切に思ってた、そのことを感じられたのが良かったです。
もう一つは、雪子さんが怪異の大元なのかと思ってたけど、元々の何かもいたという設定が意外で面白かったです。
雪子さんはスジの家系の方のようだから、普通の人よりも怪異と交わりやすかった、影響を受けやすかったのかな?
ただ、雪子さんが怪異となってしまった原因が思いのほかさらっと流れてしまってたように思え、そこをもう少し深めて欲しかったなとも思ってます。 -
Posted by ブクログ
会社の書庫で資料整理をしていたら、“開封厳禁”と書かれた段ボール箱を発見した。中身を改めると何やら異様な文書ばかりで…。
発見者が怪異に触れつつ、ヤバいと感じながらも調査を進めて核心へと迫っていくストーリー。『リング』や『近畿地方のある場所について』など、この形式の名作ホラーは枚挙にいとまがない。
映像化と相性がすごく良さそう。そのうち映画化されるんじゃないだろうか。
何より表紙が怖い。明らかにAIで作ったオフィスで働く笑顔の社員達の写真。この笑顔が絶妙に人間味を失っていて良い。AI画像の正しい使い方だ。
最後こう来るか!なかなか意外な終わり方。
怖いなー。こんな会社が実在してなくて本当に良かった。
だって、タイトルで「実在しません」と書いてあるんだから実在してないに決まってる。実在してたまるか。恐ろしすぎる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思っていたよりも面白かった!!
最初、流行りのモキュメンタリーかと思っていたら、ちゃんと物語だった。
この会社というのは、
スノウ製菓という会社。そのお話。
会社の書庫にあった箱。「開封厳禁」と書かれたA4の紙が沢山貼ってある。
でも整理しないといけないし、いらないのなら分別しないといけない。
って言う建前のもと、興味本位であけると、そこに入っていたのは奇妙な書類とUSBなどなど。
なんだこれは?
庶務の芦原瑞穂がそれらがなにかを調べていく。
同期だった宮下優吾にも相談。彼は就職したがすぐに辞めて、作家になった。
気持ち悪い書類たち。
USBにも気持ち悪い音声。
「だいしょうぶだいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶだいじょうぶ」
「かぞくだから。かぞくの家族はかぞく。わたしたちはかぞくだから。みんなかぞく」
面接でこの会社の為ならと、ペンで目を突いた山本陽平。
トップセールスのインタビューをしていたのに、「その他」のカテゴリーで退職している芹山翔一。
派遣社員を「派遣ちゃん」と呼んで、実は嫌われていて、3階の張り紙をはがし(はがしてはだめっぽいやつ)いなくなる前にトイレの洗面に黒いものを吐いていた田崎美羽。彼女は退職ではなく、「休職中」となっている。
その後、芹山と美羽が結婚したような葉書が届くが、黒く塗りつぶされいている。
しかも、深夜にインターフォンを鳴らしてお菓子を売りつけに来ると苦情がきた。そのセールスマンも辞めた芦山。(子どもができたといっている?)
どうなっているんだ?
だが、誰も不思議に思っていない様子。
結構怖かった。
トイレで・・・ちょっと怖いことがあるんですが、それを読んですぐにトイレに行ったときマジで怖くて上はみない・・・って思いました。
あまり話題にはなっていないようですが、ホラー初心者ぐらいの方に、おすすめしたいですね。