ヨシモトミネのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半部分のアーカイブはとても不穏ですごく面白かった。スノウ製菓のXのアカウントもあって、力入ってるなあと感心した。作中で登場した張り紙や子供の日記などもXで見られたので合わせて見るとより作品が楽しめると思う。
後半は……、正直なところ自分の望んでいる展開じゃなかった……けれども、物語自体はすごく面白いから続きが気になるという何とも新鮮な体験をした。
総括としては、「メリーバッドエンドのお手本のような作品」という印象かな。
あと、怪異とは別に人間関係の描き方が魅力的だった。作者さんのX見たけど、恋愛も書く方らしい。どおりで魅力的なオフィスラブだったわけだ。
スノウ製菓とは別の会社で宮下くんと瑞 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『あなたの元へ届くかもしれない報告の葉書』にハッピーエンドを感じた読者は私だけではないと思う
最後の地下シーンで宮下くん出てくるの熱い展開じゃないですか!?
そうして正気に一時戻るようになったきっかけが藤村さんの宮下くんを想う心、恋心だって言うのもまた…
瑞穂ちゃんも自分の生まれ育った環境から、宮下くんからの告白どうするか迷ってる節があったけど、あのエレベーターが答えだよなって
I love youの新しい訳を見てしまった
一緒におかしくなれるんだ
きっとこれも宮下くんのいった『ハッピーエンド』の形だよ
瑞穂ちゃんはちゃんと宮下くんの『ハッピーエンド』を守ったし、私の中ではこれが告白の回答 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思っていたよりも面白かった!!
最初、流行りのモキュメンタリーかと思っていたら、ちゃんと物語だった。
この会社というのは、
スノウ製菓という会社。そのお話。
会社の書庫にあった箱。「開封厳禁」と書かれたA4の紙が沢山貼ってある。
でも整理しないといけないし、いらないのなら分別しないといけない。
って言う建前のもと、興味本位であけると、そこに入っていたのは奇妙な書類とUSBなどなど。
なんだこれは?
庶務の芦原瑞穂がそれらがなにかを調べていく。
同期だった宮下優吾にも相談。彼は就職したがすぐに辞めて、作家になった。
気持ち悪い書類たち。
USBにも気持ち悪い音声。
「だいしょうぶだいじょう