ニック・トレントンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
有益なレベルを超えて、過度に考え込んでしまうことに対し、原因追求や対処法を網羅的にまとめた一冊。
考えること自体は人類の生存本能に根差した有益なシステムであるが、度が過ぎると不安を引き起こし、正常な判断に支障をきたしたり、心身に悪影響がある。
ストレスから抜け出す方法として、不安と認識を区別、ジャーナリングでメタ化、自分の身体感覚に集中する。例えば、54321法が紹介されており、目に見えるものを5つ、感じたり触れたりしているものを4つ、周りの音を3つ、香りを2つ、味を1つ探してみて、そこに意識を集中するというものだ。
ストレスの原因となることに、時間管理が挙げられる。それに対しては、定期的に起きる事象に対し、ルールを決めておくことや、SMART(Specific/Mesurable/Attainable(達成可能)/Relevant(関連性)/Time-bound)目標が有効である。
不安を吹き飛ばす方法として、自律訓練法(身体感覚への集中)、漸進的筋肉弛緩法(力を入れてから脱力)、心配の先延ばし法が紹介されている。
認知行動療法や行動実験、最後に5つの態度が紹介されている。5つの態度は、コントロールできること、できること、持っているもの、現在、必要なものにフォーカスする態度である。
色んな情報があり、人間関係も複雑化している中、考えすぎは現代病の一つと言えると思う。この本のメソッドを知っていることで、うまく対応できることもあると思う。 -
Posted by ブクログ
不安や抑うつに悩んでいる人は、DMNが活発な人が多い。
遺伝は26%、日焼けしやすい人が日焼けするかどうかは、遺伝子で決まらないのと同じ。
遺伝的要素+ストレスの原因となる出来事=考え過ぎ
不安は恐怖を餌にする。
ストレスが外的要因、不安は内的要因。
対策
認識と不安を区別する。自分を客観的に認識しよう。
ジャーナリング。感謝日記など。
自己コントロール感を高める。自己効力感。時間管理。自分の価値観を明確にする。重要だけど、緊急ではないものに時間をかけよう。
心配の先延ばしをしてみる。
歪んだ思考を正す。とらえ方を変えてみる。リアプレイザル。
①コントロールできないことではなく、コントロールできることに集中する。自分で変えられないことは受け容れる。(ストア派)
②できないことではなく、できることに集中する。→①の具体化
③持っていないものではなく、持っているものに集中する。
④過去や未来ではなく、現在に集中する。
⑤欲しいものではなく、必要なものに集中する。
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Posted by ブクログ
考えすぎや不安、ストレスから距離を取り、現在の行動へ意識を戻すための5つの習慣を紹介する本。ストレス管理、時間とインプットの管理、心身を落ち着かせる方法、思考パターンの見直し、態度の変化という構成で、心配の先延ばしや反芻へのラベリングなど、具体的な方法が幅広く紹介されている。
すでに知っている方法や実践している瞑想も多く、新しい知識がすべて役立ったわけではない。一方で、考えること自体と、問題解決から離れた反芻を区別する視点や、心配をいったん後回しにする考え方は参考になった。自分が考えすぎなのか、どの方法を継続するのかはまだ判断できていないが、必要なときに読み返せる対処法の一覧として手元に置いておきたい。 -
Posted by ブクログ
中々、気付きの多い本でした!
認識と不安を区別する
●自分自身への気づき=認識を保つ
「認識」=中立的、快適、静か
「不安」=感情が伴い、それ自体に飲み込まれがち
不安を軽減させる
●全身の各部位に意識を向けていく
●視覚化=癒しの場をイメージを詳しく頭の中に描く
●筋肉弛緩法事
●心配の先延ばし法=後で心配すると自分に言い聞かせる。心配を適切な場所に置く。「心配はしてもいいさ、但し、今は心配はしないと言い聞かせる」、制限時間は5分だけ!
【自問1】心配事は本当に重要な問題か?
【自問2】それについて、今すぐ行動出来ることはあるか?
認知の歪みを特定する
●白黒思考
●過度な一般化
●個人的な問題とは考えない
●内在化=出来事の原因が自分にあると誤解する
外在化=自分の責任を他人のせいにする
●物事はいつも悪い方に進むと考える
5つの態度
●コントロールできないことではなく、コントロールできる事に集中する
●できないことではなく、出来る事に集中する
●持っていないものではなく、持っているものに集中する
●過去や未来では無く現在に集中する
●欲しいものでは無く必要なものに集中する
反芻とは不安で非生産的な考えすぎのこと。気付きと心理的距離を置くこと。 -
Posted by ブクログ
日々襲い来る危機としての「思考の無限ループ」に対抗するために、有効な23のテクニックをまとめた一冊。
ベストセラーが遂に翻訳!ということで早速読んでみたが、ライフハック集のようなまとめ方に驚いた。
情報過多の現代では、このまとめ方に人気があるようだ。
元々23個だったものを、改めて5つの習慣としてまとめ直されている。
①ストレスから抜け出すテクニック
②時間管理のテクニック
③不安を軽減させるテクニック
④思考パターンを変えるテクニック
⑤態度を変えるテクニック
個人的には、「時間管理」というテーマに興味が湧いた。
学生時代に何度も取り組んだテーマであり、聞いたことのある内容もいくつか見受けられた。
逆に、「不安の軽減」というテーマの内容は、知らないことが多かった。
きっと、リラックスすることを軽視していたからだろう。
このように、「考えすぎること」に対してどんな切り口で迫ることが出来るかを、俯瞰してみる時に便利そうだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ストップオーバーシンキング』を読んだ。
最近、仕事のことを必要以上に考えてしまい、休日でも頭から離れず気持ちが重くなることが多かった。そんなタイミングでこの本を見つけ、今の自分に必要な内容だと思い手に取った。
結果として、その選択は本当に正しかったと思う。
本書では「コントロールできないことではなく、コントロールできることに集中する」「できないことではなく、できることにフォーカスする」「過去ではなく現在に意識を向ける」という三つの考え方が示されている。どれも今の自分にしっくりくるもので、読んでいて心が軽くなった。
自分ではどうにもできないことに悩み続けるのは、ただ時間とエネルギーを消耗するだけだと気づけた。これからは、目の前の行動や改善できることに集中し、少しずつでも前に進んでいきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
①コントロールできないことではなく
「コントロールできること」に集中する
②できないことではなく「できること」に集中する
③持っていないものではなく「持っているもの」に集中する
④過去や未来ではなく「現在」に集中する
⑤ほしいものではなく「必要なもの」に集中する
考えすぎの人は、問題を過大評価し、自分の問題解決力を過小評価しがちだ。小さな砂山を大きな山とみなし、自分にはどうすることもできないとあきらめる。一方、冷静な人は、難しいトラブルに遭遇しても、自らの能力と立ち直る力を信頼し、打開策を見つけていく。
意識的な気づきや有益な行動は、過去や未来ではなく、現在にある。
今、目の前のことに意識を向ければ、考えすぎの範囲を狭められる。
不安を減らす考え方には、「シンプルである」という特徴がある。
重要なことだけに集中し、そうでないものを手放すと、ストレスが減る。
不安にかられても考えすぎない人は、柔軟性と集中力、回復力、有益な行動など、人生に対する良い態度を身につけている。どんな状況でも、良い面に目を向けることを意識しよう。
⇨あらゆる選択肢、すでに持っているもの、今すぐできる行動、どんな逆境でも最善を尽くそうとする行動などだ。