香坂鮪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミステリーという謎の新たな部分を発見した小説でした!
実は最初、めちゃくちゃ読みにくくて。
何でかな〜?
とか考えてたら、主人公の人物像が掴めないから。
私は主人公の人物像を想像しながら読むのが好きなんだけど、そこが謎なんですよ。
でも、そこがこの小説のポイントだと分かったのは
もう少し後で。
ミステリーって犯人を探すだけが
ミステリーじゃないんだと思い知らされた作品でした。
あらすじは...
余命宣告を受けた人だけが参加する集まりに
参加することになった探偵の七隈と
その助手である律。
そこで思いがけず、参加者の一人が突然死する。
この死は自然な死なのか、殺人なのか... -
Posted by ブクログ
ネタバレ探偵・七隈昴が招待されたのは、余命宣告を受けた人々の集まり。助手の薬院律とともに山荘に向かい参加者たちと楽しい時間を過ごすが、翌日ホールに飾られた絵が切り裂かれる事件が発生。また、参加者の一人が自室で死亡していた。病死なのか殺人なのか。殺人ならばなぜ余命わずかな相手を殺したのか。七隈たちは調査を始めることに…。
微妙。後味もあんまり良くない。
今回の一件を引き起こすきっかけとなった事件について、監視カメラの映像があるようだったのに犯人が捕まっていないという状況に違和感を覚えた。というか犯人が高学歴なはずなのにすごく馬鹿扱いを受けている。というか実際馬鹿っぽいけれど、その辺りも何か違和感。ヘイ -
Posted by ブクログ
前作より好きです。
ミステリーよりもその一人一人の依存性と向き合うというか、そんな感じが見受けられたかも。
みんな知らないところでもきっと誰かに頼って生きていて、みんななにかに縋りたいと思っている。
というか縋りたいとか、依存とかって聞いたらマイナスなイメージがあるけど、でもそれって人間の本質としては通常なんだろうな。みんなそれぞれに世界があるし、誰が悪い訳でもなくて。
誰だって生きていく上で心の拠り所があるし、それがあることによって心の苦痛が和らぐならいいのでは言う気もしてしまうね。それこそ好きなものが自身の原動力になってるわけで。でもそれって縋っているってなってしまうのかなあ?むず。 -
Posted by ブクログ
星3.5です。
クローズドサークル。孤島もの。
そこに挑戦してくれただけで嬉しいです。
一応、続編。
どうせそろそろ死ぬんだし、の料理人の桜子さんが主人公です。
犯人の特定理由や動機といった部分が弱く感じ、納得しづらかったです。
香坂さん、お医者様なんですね。
ミステリーらしい虚構ではありますが、
現代医学の知識に基づいて依存症を語ってくださっているのかなと、
とても勉強になりました。
依存症というものを病気としてとらえること、
意思よりもっと脳の深い部分での欲求だからこそ自分の力で止められない。
そんな各種依存症の怖さを周知する意味でもよい作品ではないでしょうか。