タイトルに偽りなし、逆に言えばタイトル以上のこと無し。
正直なところ凡庸なクローズドミステリーから大きく逸脱はせず。
余命宣告を受けた7人プラス健常者2人が山奥の別荘で3日を過ごし、そのうちに2つの殺人事件が発生するといったあらすじ。一貫して探偵である七隈昴の目線で描かれていたので、彼女が殺害されたのは「おや?」とは思ったが、殺害未遂を誘導させて本人は生きているというオチに若干の肩透かしを食らった気持ちもなきにしもあらず。
糖尿病を利用した殺害方法も突飛な感じではないので総じて王道のミステリーの書き方を準えたような感じ。