香坂鮪のレビュー一覧

  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    一言メモ、ミステリーは、登場人物全員疑え
    わたしのイメージ配役、
    ななくま…きのはなさん
    やくいん…なかむらともやさん
    せんざき…いとうさいりさん
    みなみ…すぎさきはなさん

    2部構成仕立てで、たくさんのキーがばらまかれているので、読み終えたばかりでも、読み直しにかられてしまう面白さ。
    1部で思ってた主人公の性別が、2部で違ってたとわかることが、私の一番のびっくりポイント。
    誰の言った言葉がわからない部分はあるが、差し迫った場面でのセリフは、それで別にいい。誰かわからなくても、ストーリーは流れていくし、誰かなんて正直関係ない。
    間取り図が描かれていて、『変な地図』や『白魔の檻』などを最近読んで

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    2026年01月25日
  • みんななにかに縋りたい

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    依存症という文字だけの印象しか持ってなかったけど奥が深いというか何というか。
    面白かったです。
    医療的な話を噛み砕きながら名探偵ではない謎解きも現実感があって良いです。
    面白いですね。次回作も楽しみです。

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    2025年12月14日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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     元刑事の探偵である七隈とその助手である律が招かれた洋風建築「夜鳴荘」。そこでは医師でもある発起人の茶山をはじめとして、〈かげろうの会〉のメンバーたちがオフ会を開いていた。医師から余命宣告を受けた者たちが集まる会で、やがてひとりが突然、命を落としてしまう。その死には事件性はあるのか。そしてあるとすれば、『そろそろ死ぬ』予定の人間を殺す必要があったのか――。

     というのが、本書の導入。『もうすぐ死ぬはずの人間が何故、殺された(?)のか』という魅力的な動機の謎を中心に据えた作品で、最初聞いて頭に浮かんだのは、法月綸太郎「死刑囚パズル」と鳥飼否宇『死と砂時計』みたいな作品だったのですが、終わってみ

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    2025年10月16日
  • みんななにかに縋りたい

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    ミステリーとしては好き嫌いが分かれそうだが、個人的には納得感が高くて好きな作品。

    「依存症患者が回復プログラムで孤島に集まる」という設定に惹かれるし、その設定が活かされている内容。
    私はミステリーを読んでいるときに、あまりに現実離れした殺人現場が用意されていると、「なんで犯人はわざわざこんなに手間のかかる殺し方を?」と白けてしまうタイプ。
    今作はそこに納得のいく理由がある点が好みだった。

    依存症を非常に丁寧に描いているなあ、と思ったら著者が現役の医師!
    シリーズ一作目を読めていなかったのでそちらも楽しみに読みたい。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    書き方のトリックが素晴らしい!私は3回騙されました。
    著者の誘導(ミスリード)が刺さる。納得のこのミス大賞。
    やはりおそろしいのは人。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    余命わずかな人の集まりで事件が起こる。そもそも殺人事件なのか、余命わずかにもかかわらず、わざわざ殺す理由は何なのか。
    序盤は語り手に違和感を感じて、なんだか読みにくいと感じたり、探偵役は誰なのか分からず混乱したりもあったが、文章自体はスラスラ読めて、読み進めていくうちにその違和感も含めて伏線だったのかと脱帽。何度か戻って確認しちゃいました。

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    2025年04月14日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    古典的な「館」ミステリーを、現代風にしたミステリー。警察に連絡する手段も通信も絶たれていないし、閉ざされてもいなけど、流れ的にクローズドサークルになっている。
    真相を暴いていくシーンは、緊迫しているというよりはコミカルで新鮮だった。
    ラストがタイトル由来と思われる。
    面白い。

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    2025年12月10日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    まんまと引っかかった。
    騙されていたことがわかると、思わず「えっ」と内心声を上げていた。声を上げた場面は2度ある。
    二転三転と展開していくごとに面白く、手法としてはアガサクリスティもあの名作で使っているけれど、それでも全く気が付かなかった。
    違和感は確かにあった。
    たとえば彼の性格、たとえば検死の場面…
    真相を知った後で、最初から読み直すとその違和感も解消されてくる。
    個人的には、若干登場人物のセリフが、誰が言っているのか分かりづらいところがあったし、タイトルの伏線回収はやや強引な気もするけれど(えっ、なぜその人がその人を?)意外性で言えばここ最近読んだミステリの中でも上位に入る面白さだった。

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    2025年10月18日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    小説ならではのトリックが何個も仕掛けられていて贅沢な種明かし。最近多い感動モノではなく、淡々と進められていく話に爽快感を感じる。トリックのための前置きが少し長く感じるが、後から読む二重の楽しさを取ってあるのだと思う。

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    2025年10月12日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    ネタバレ

    著者初読。パイセン本。

    香坂鮪著『どうせそろそろ死ぬんだし』は、一見すれば軽妙なタイトルに反して、深い人間理解と存在への洞察に満ちた一冊である。物語は「死」を軸に据えながらも、決して暗く沈むことはない。むしろ、その背後に潜む「生きるとは何か」という問いが、読む者の心を静かに揺さぶり続ける。

    本作の魅力は、巧妙に張り巡らされた構成と、読者の思い込みを見事に裏切る仕掛けにある。何気ない描写や台詞のひとつひとつが、終盤で鮮やかに意味を持ちはじめる瞬間には、まるで霧が晴れるような快感がある。特に後半の展開は圧巻で、伏線が収束していくさまは、論理の美と感情の衝突が同時に訪れるような読書体験を与えてく

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    2025年10月08日
  • みんななにかに縋りたい

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     孤島の別荘で行われる恋愛依存、ゲーム依存など様々な依存症の患者を対象とした依存症回復プログラムの最中に起きた密室殺人が起き、捜査を進めるうちにちぐはぐな不可解さが浮き彫りになる一風変わった館ミステリー2作目で、作中の密室講義や「なぜ犯人は事件発覚を早めるような行動に出たのか?」という謎に対する解決編が印象的だった。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    何度も読者を裏切ることに成功し、また煙に巻くことには成功しています
    医療従事者が書くミステリーは珍しくなくなりましたが、その知識も生かされているのでしょう

    しかし、発言者が分からなくなったり、いろいろと突っ込みたくなる粗も多い作品です
    キャラ付けも立っているような、無いような?
    絵を破壊する動機はイマイチ、そして結末もなんだかなぁ

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    2026年02月07日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    どんでん返しにつぐどんでん返しは面白かったが、私自身の好みの雰囲気とは少し違った。
    ただ認識が二転三転していく体験はなかなかできないので面白い読書体験ができたと思う。ネタバレは一切踏まずに読んでほしい。

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    2026年02月06日
  • みんななにかに縋りたい

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    ミステリー要素としてはちょっと物足りなさを感じだけれど依存症患者の話として読むとなかなか考えさせられるものがあった。暴力に暴力で解決する感じ。

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    2026年02月05日
  • みんななにかに縋りたい

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    ネタバレ

    依存症をテーマにした作品。依存症について詳しく書いてあったり、ミステリーの体系について詳しく書いてあるものの、「え? だから?」という気持ち。なんというか、ワクワク感がなく、どっちかというとハウツー本を読んでいる印象なんですよね。真相は一応依存症克服のための一歩として捉えることができるけど、細かく詳細に依存症やミステリーについて話すなら、もっとキャラの掘り下げがあってもよかったんでは? と思う。前作でも思ったけど、この作者さんは持ってる知識が先走りすぎて情報の取捨選択が下手な気がする。

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    2026年02月05日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    ネタバレ

    探偵・七隈昴が招待されたのは、余命宣告を受けた人々の集まり。助手の薬院律とともに山荘に向かい参加者たちと楽しい時間を過ごすが、翌日ホールに飾られた絵が切り裂かれる事件が発生。また、参加者の一人が自室で死亡していた。病死なのか殺人なのか。殺人ならばなぜ余命わずかな相手を殺したのか。七隈たちは調査を始めることに…。

    微妙。後味もあんまり良くない。
    今回の一件を引き起こすきっかけとなった事件について、監視カメラの映像があるようだったのに犯人が捕まっていないという状況に違和感を覚えた。というか犯人が高学歴なはずなのにすごく馬鹿扱いを受けている。というか実際馬鹿っぽいけれど、その辺りも何か違和感。ヘイ

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    2026年02月02日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    ネタバレ

    警察を呼べるけど、呼ばないというあまり見ないタイプのミステリー。警察を呼ぶか呼ばないかというところに争点が置かれていたが、怪しいならとりあえず呼べばいいんじゃないかと思ったのと、警察が来たらすぐにバレそうだと思ってしまった。あと、人が死んだ状況でそのまま3日も過ごすかなとか気になる点がいくつかあり、入り込めない部分もあったが、話としては面白かった。

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    2026年01月29日
  • みんななにかに縋りたい

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    前作より好きです。
    ミステリーよりもその一人一人の依存性と向き合うというか、そんな感じが見受けられたかも。
    みんな知らないところでもきっと誰かに頼って生きていて、みんななにかに縋りたいと思っている。
    というか縋りたいとか、依存とかって聞いたらマイナスなイメージがあるけど、でもそれって人間の本質としては通常なんだろうな。みんなそれぞれに世界があるし、誰が悪い訳でもなくて。
    誰だって生きていく上で心の拠り所があるし、それがあることによって心の苦痛が和らぐならいいのでは言う気もしてしまうね。それこそ好きなものが自身の原動力になってるわけで。でもそれって縋っているってなってしまうのかなあ?むず。

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    2026年01月28日
  • みんななにかに縋りたい

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    前作より読みやすく面白かった。
    依存性患者のクローズド・サークルすごく良かった。
    作者はタイトルといい、設定といい、読みたいと感じさせるのがすごく上手い。

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    2026年01月28日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    私とは文章の相性が悪かったです。
    ミステリーとしての素材は悪くないと思うのですが、展開や犯人がだいぶ序盤でわかりすぎるかな。叙述トリックを使用していますが、トリックが事件に結びついていないので、あってもなくても関係ないとこも、うーんって感じでした。登場人物の肉付けがうすく、説明不足や動機がよわかったり、デビュー作ということでしたので、今後に期待といったところでしょうか。
     ただ、素材は私好みなので、もっと練って頂ければー、くー、って感じですかね。

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    2026年01月28日