香坂鮪のレビュー一覧

  • みんななにかに縋りたい

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    依存症という文字だけの印象しか持ってなかったけど奥が深いというか何というか。
    面白かったです。
    医療的な話を噛み砕きながら名探偵ではない謎解きも現実感があって良いです。
    面白いですね。次回作も楽しみです。

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    2025年12月14日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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     元刑事の探偵である七隈とその助手である律が招かれた洋風建築「夜鳴荘」。そこでは医師でもある発起人の茶山をはじめとして、〈かげろうの会〉のメンバーたちがオフ会を開いていた。医師から余命宣告を受けた者たちが集まる会で、やがてひとりが突然、命を落としてしまう。その死には事件性はあるのか。そしてあるとすれば、『そろそろ死ぬ』予定の人間を殺す必要があったのか――。

     というのが、本書の導入。『もうすぐ死ぬはずの人間が何故、殺された(?)のか』という魅力的な動機の謎を中心に据えた作品で、最初聞いて頭に浮かんだのは、法月綸太郎「死刑囚パズル」と鳥飼否宇『死と砂時計』みたいな作品だったのですが、終わってみ

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    2025年10月16日
  • みんななにかに縋りたい

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    ミステリーとしては好き嫌いが分かれそうだが、個人的には納得感が高くて好きな作品。

    「依存症患者が回復プログラムで孤島に集まる」という設定に惹かれるし、その設定が活かされている内容。
    私はミステリーを読んでいるときに、あまりに現実離れした殺人現場が用意されていると、「なんで犯人はわざわざこんなに手間のかかる殺し方を?」と白けてしまうタイプ。
    今作はそこに納得のいく理由がある点が好みだった。

    依存症を非常に丁寧に描いているなあ、と思ったら著者が現役の医師!
    シリーズ一作目を読めていなかったのでそちらも楽しみに読みたい。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    書き方のトリックが素晴らしい!私は3回騙されました。
    著者の誘導(ミスリード)が刺さる。納得のこのミス大賞。
    やはりおそろしいのは人。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    余命わずかな人の集まりで事件が起こる。そもそも殺人事件なのか、余命わずかにもかかわらず、わざわざ殺す理由は何なのか。
    序盤は語り手に違和感を感じて、なんだか読みにくいと感じたり、探偵役は誰なのか分からず混乱したりもあったが、文章自体はスラスラ読めて、読み進めていくうちにその違和感も含めて伏線だったのかと脱帽。何度か戻って確認しちゃいました。

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    2025年04月14日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    古典的な「館」ミステリーを、現代風にしたミステリー。警察に連絡する手段も通信も絶たれていないし、閉ざされてもいなけど、流れ的にクローズドサークルになっている。
    真相を暴いていくシーンは、緊迫しているというよりはコミカルで新鮮だった。
    ラストがタイトル由来と思われる。
    面白い。

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    2025年12月10日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    まんまと引っかかった。
    騙されていたことがわかると、思わず「えっ」と内心声を上げていた。声を上げた場面は2度ある。
    二転三転と展開していくごとに面白く、手法としてはアガサクリスティもあの名作で使っているけれど、それでも全く気が付かなかった。
    違和感は確かにあった。
    たとえば彼の性格、たとえば検死の場面…
    真相を知った後で、最初から読み直すとその違和感も解消されてくる。
    個人的には、若干登場人物のセリフが、誰が言っているのか分かりづらいところがあったし、タイトルの伏線回収はやや強引な気もするけれど(えっ、なぜその人がその人を?)意外性で言えばここ最近読んだミステリの中でも上位に入る面白さだった。

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    2025年10月18日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    小説ならではのトリックが何個も仕掛けられていて贅沢な種明かし。最近多い感動モノではなく、淡々と進められていく話に爽快感を感じる。トリックのための前置きが少し長く感じるが、後から読む二重の楽しさを取ってあるのだと思う。

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    2025年10月12日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    ネタバレ

    著者初読。パイセン本。

    香坂鮪著『どうせそろそろ死ぬんだし』は、一見すれば軽妙なタイトルに反して、深い人間理解と存在への洞察に満ちた一冊である。物語は「死」を軸に据えながらも、決して暗く沈むことはない。むしろ、その背後に潜む「生きるとは何か」という問いが、読む者の心を静かに揺さぶり続ける。

    本作の魅力は、巧妙に張り巡らされた構成と、読者の思い込みを見事に裏切る仕掛けにある。何気ない描写や台詞のひとつひとつが、終盤で鮮やかに意味を持ちはじめる瞬間には、まるで霧が晴れるような快感がある。特に後半の展開は圧巻で、伏線が収束していくさまは、論理の美と感情の衝突が同時に訪れるような読書体験を与えてく

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    2025年10月08日
  • みんななにかに縋りたい

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     孤島の別荘で行われる恋愛依存、ゲーム依存など様々な依存症の患者を対象とした依存症回復プログラムの最中に起きた密室殺人が起き、捜査を進めるうちにちぐはぐな不可解さが浮き彫りになる一風変わった館ミステリー2作目で、作中の密室講義や「なぜ犯人は事件発覚を早めるような行動に出たのか?」という謎に対する解決編が印象的だった。

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    2025年10月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    「このミステリーがすごい!」大賞の文庫グランプリの作品ということで期待して読みました…終盤までは「?」と思う程起伏もなくストーリーが進んでいきましたが終盤に怒涛の展開で「そうきたか〜」と唸りました

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    2025年09月26日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    主人公が独特。その横にいる、弟子。みたいな人が支えてくれてて、面白い。意味わかんないこと言ってるかもだけど、考えてみたら繋がってくる。少し難しい話でもあったけど、2回くらい読んだら理解できた。ミステリーって感じ。

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    2025年09月19日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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     余命宣告された人々が集う『夜鳴荘』で行われる交流会で起きる不審死と、もし殺人であれば「なぜ余命僅かな人間を殺したのか」というホワイダニットが融合した外連味満載の館ミステリーで、最後まで企みに満ちた仕掛けが施されていて面白かった。

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    2025年09月17日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    余命宣告されたものたちが集められた館
    どうせそろそろ死ぬはずなのに、なぜ殺されたのか。
    思い描いていた絵と違った絵が見えてくる。もう一回読み返したくはなるけど、ところどころ誰の言葉なのか分からないところもあったり、ほんのすこーし「?」ってなっちゃった部分もあってそういったところも含めて読み返せるといいな。

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    2025年12月24日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    最近は、タイトルが秀逸な作品が多いですね。
    余命宣告を受けた人たちが集まった館。そこで殺人事件が発生。
    余命宣告を受けた人を何故わざわざ殺す必要があるのか。 
    「どうせそろそろ死ぬんだし」

    賛否あるみたいですが、私はこの作品、純粋に楽しめました。
    探偵役の動機には共感を持てなかったですが、設定が素晴らしく、グイグイ最後まで一気読みでした。

    途中で思わず「え?今まで読み間違えていた?」と思い、前のページに戻ってパラパラ読み返したのは内緒です。まんまと作者の術中にハマっているだけでした。。

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    2025年12月20日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    このミス大賞だったので、読んでみた。

    山荘に余命宣告された人たちが集まってそのうち2人が亡くなり、殺人か自然死かという議論になり、最後は参加者の一人が謎を解き明かすという内容。

    仕掛けは、よくある人里離れた山荘。トリックや動機がかなりふわっとしていて、そんな理由で犯行犯す?というのが全く納得できなかった。叙情トリックも必要性を感じない。あまり引き込まれなかった。

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    2025年12月16日
  • みんななにかに縋りたい

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    ネタバレ

     孤島ミステリー。登場人物や館、島の見取り図など。本格派だと難しすぎて頭に入らす何度も冒頭に戻って見直しながらで物語に没頭できなかったりもするんですが。これは。正直笑っちゃうくらい簡単で。わざわざ島の見取り図いる?ってくらいに。名前も依存症に関連づけててるのですぐ想像もできた。

     結末としてはモヤモヤする。誰かの犠牲によって、愛ゆえだったとしても。事実を知ったら新たな楔になるのではと心配になる。自己犠牲愛に切ないんだけど。

     ミステリ部分や謎解き部分はうん?ってなりましたが面白かったです。依存症についてもなるほど。派手さはないがじんわりと胸を打つ物語でした。

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    2025年12月16日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    余命宣告をされた人々が集う交流会に招かれた探偵と助手。
    しかし翌朝、参加者の1人が不審死しているのが発見される。自然死なのか、それとも他殺か…
    設定が面白く、仕掛けも「やられた」という感じが正に「このミステリーがすごい!」

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    2025年12月14日
  • みんななにかに縋りたい

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    前作もそうだが、香坂鮪さんはタイトルが秀逸だと思う。それに加えてあらすじもおもしろそうと思わせる。
    なのに、本編がそれほどでもなくて、だけどきっと次作もタイトルとあらすじに釣られて読んでしまう気がする。

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    2025年12月06日
  • どうせそろそろ死ぬんだし

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    余命宣告を受けた者たちの集いの中で起きる死亡事件という設定が面白い。薄くて読みやすいが、ややツッコミどころはある。

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    2025年12月06日