香坂鮪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読書前メモ:本紹介で興味を持った+表紙が好みだったため購入。
読書後メモ:(要約)
余命宣告された人々が集う会「かげろうの会」。そこに招待された元刑事の私立探偵七隈昴の助手の薬院律は、山奥の山荘に2泊3日で滞在することに。恙なく交流会は進み、リラックスした雰囲気の中、参加者の1人が急死する。交流会ホストの精神科医茶山や脳神経外科医の次郎丸によって検案され、自然死と判断されるが、どこか不自然。他殺の可能性を捨てきれない律は、七隈昴と共に聞き込みを始める。殺人であれば、何故余命宣告された人をわざわざ殺したのか。ホワイダニットを追求する二度読み必至の新感覚の館ミステリー。
読書後メモ:(感想)
確かにこれは最初から最後まで罠ばかりだ。
なんかこういうの読んだことあると思ったら東野圭吾さんの『仮面山荘殺人事件』。自分が想像していた人物像が根底からひっくり返される感じが似ている。めくった瞬間に現れる最後の一文、これは綾辻先生の『十角館の殺人』のオマージュ?個人的には、途中で出てきたエリザベス・キューブラー『死ぬ瞬間 死とその過程について』の五つの過程が気になった。死は誰にでも平等に訪れるものだから、一つの死に向かう生命として読んでみたい。