社會部部長のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地政学について全く知らなかったが、分かりやすく面白かった。日本の政治や世界の政治のことについても簡単なとこから知っていきたい。
本書の特徴は、「強い国」ではなく「各国の弱点」に注目する点にある。
アメリカは海に守られているが、距離が遠いため他国に影響力を及ぼしにくい。ロシアは平坦な地形ゆえに侵略を恐れ、緩衝地帯を求め続ける。中国は大陸国家でありながら海に出にくく、その閉塞感が海洋進出を加速させている。日本は海洋国家として安全だが、資源や周辺国との関係に弱さを抱えている。
こうした分析を通じて、国家は自由に行動しているようで、実は地理という「檻」の中で動かされていると示す。地政学の視点を持て -
Posted by ブクログ
世の中に存在する地政学の本。それらの基礎と地政学超入門として書いたと記載がある通り、そもそも世界の大国がどんな行動原理を持ち、それがどれだけ地理に影響されているのかという、根本的な部分を丁寧に書かれていてとても分かりやすい。
ニュースや世の中の、アメリカや中国、ロシアのようなよく話題になる大国に対する強い、怖いイメージを冷静に一歩下がり、なぜ強くて怖くなったのか、またこれらの国の弱い部分に、より大きく焦点を当て、弱い部分があるからこそ強くならなければいけなかった、各国それぞれのジレンマを読み解き俯瞰的に分析しているところがとても現実的で本質的。かつ令和になっても戦争が起こってしまう世界のジレ -
Posted by ブクログ
とても納得のいく説明で、最近の地政学の本の中で、一番腑に落ちた。第一章は、最強の国アメリカに何故対抗連合ができないのかという疑問に対し、大西洋・太平洋がある事で双方にとって防御有利性が高いため、安全保障のジレンマが生じにくいという点を解説しながら、地政学の基本知識を解説してくれた。
逆にロシアは、平野による脆弱性から戦略縦深や緩衝地帯を長くとらないといけない事情がある。ウクライナ戦争の原因は、アメリカ・NATO側の動きも大いに関与している事も知る事ができ(かと言っておそらくNATO拡大の流れは止めようがなかったのだろうが)、少し広く物を見られるようになったと思う。
3章で中国、4章で日本を取り -
Posted by ブクログ
地政学の本はこれまでに50冊以上読んできていますが、この本の著者のものは初めてです。Yutubeで地政学の観点からの解説をしている有名な人のようです。この本では、各国(アメリカ、ロシア、中国、日本)について、戦争を起こした理由を解説しています。
日本が、日清戦争・日露戦争で獲得した領土、太平洋戦争で真珠湾攻撃をしたのかも理解できました、それが良いことかどうかは別として。戦後、地政学を学ぶことが禁止されていた理由もわかりました。その国の置かれている地理的な状況によって、国の振る舞うべき内容が異なっていることも理解できました。
以下は気になったポイントです。
・アメリカはなぜ特別なのか IT -
Posted by ブクログ
やっぱり地政学はスッゴク面白い。
非常によくまとまっていて素人にも分かりやすい教科書だと思う。
この本は、アメリカ、中国、ロシアという大国三国と日本の4国に焦点をあてて地政学的にその歴史から国家の現状を教示してくれてる。だからどうしてそういう行動になっちゃうのか?ってのが納得感がある。
相手の事がわからないから不安になるというのは最もな事だから、各国との対話っていうのは基本的なことだけどめっちゃ重要なんだな、、髙市さんに期待してます。
私は日本の事が一番わかってなかった汗
豊臣秀吉がなんで朝鮮出兵したんだろうと思ってたんだが、それが今でも遺恨につなかっているのが恐ろしい。マッカーサーの終