三好春樹のレビュー一覧
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司書さんに入れてもらった本。めちゃくちゃいい内容ばかりで、書けない、折れないのがもったいなかった。なので購入した。
著者の三好さんファンになりました。経験や体験からくる言葉。教育にもとても通ずる内容だった。現在は75歳。他の著作も読もう。
約10年前の本だが今でも十分読める。
認知症についてかなり考えが変わった。
メモの量が多い。2回目読んでもよかった。
一番は「問題行動は受け止める」
目の前のこの婆さんを風呂に入れることのほうが意味があるんじゃないか。
昔は寝たきりの人を、寝かせたまま大事にお世話するのが、優しい、いい介護だと思われていた。
介護力士士。
病院は安静第一。昔の介護施設も同じ -
Posted by ブクログ
【金より命】
著者の「生活リハビリ講座」を受講した。
介護の現場で働く人が勇気付けられ、それぞれの心の中にある愛が活性化する「ライブ」だった。
好きなミュージシャンの「アルバム」を買い、その中の好きな曲を「ライブ」で聞く…そんな感覚である。
一緒になって歌い、たまに歌詞を間違っている私であった。
介護職として働く人達がプライドを持つことができる考え方やストーリーが満載である。
「想像力」と「創造力」を使って「面白がって」仕事出来る幸せが介護職にある。
医療が「人体」を観ているのに対し、介護は「人生」を観ているのだ。人生の先輩の姿を見せて見せていただきながら、自分の老いた姿をどの様にした -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目5箇所。施設では、その日の夜勤がだれかによって、問題行動が出るかどうか予測がつくことがあります、それなら原因は「脳」ではなくて人間関係、老人と介護者の相性ということになります。脱水に気づかないでいると、夜間せん妄といった症状が出ることがあり、、それさえも認知症だからだと思われてしまうことがあります、元気がない、食欲がない、便秘、皮膚の乾燥といった初期の症状から脱水を発見するのは介護者の役目です、「元気がない」のが「徘徊しなくなる」という形で表れることもあるので気をつけてください。「家に帰る」とはなにか……「家」とは実体ではなくて、”我が家のように落ち着ける場所”のようです、それなら
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Posted by ブクログ
今まさに施設に入ろうとしている親、今は元気だが今後介護が必要になるであろう親、いずれくる自分の番、それぞれのケースを想定しながら読んだ。
個別のケースは地域性や施設により様々であるし、制度の変更もあるのは承知の上だが、選択肢の幅を知ることができた。
以下、覚書。
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全般
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・大切なのは生活習慣を変えないこと。
・在宅できる→小規模多機能型居宅介護(通い、訪問、宿泊が可能)
在宅できない→グループホーム(認知症など)
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在宅向けで覚えておきたいこと
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・デイサービス…通所介護(社会福祉法人、営利法人が多い) -
Posted by ブクログ
内容(「MARC」データベースより)
老人と楽しくつきあえる人は、自分の老いとも楽しくつきあえる。24年前にケアの現場に入り、31歳で理学療法士になって老人のリハビリにたずさわってきた著者が老人との関わりを綴る。
先月、義父母が立て続けに亡くなり 親はもう自分の母親しかいなくなってしまいました。
そんなこともあり 母親の介護も目前に迫ってきているんだなぁと思い フォロワーさんの本棚を覗いたときに見つけた本でした。
もう20年近くも前の本なので 介護制度も随分と変わっていますが 介護自体の内容が劇的に変わったとはあまり思いません。
私自身、去年持病が見つかり やはり長生きはしたくないと -
Posted by ブクログ
介護に関して,生活という視点からわかりやすく書かれた本です。
三好春樹さんには一度もお目にかかったことはないのですが,その考えについては,私自身も同じようなことを考えたことがあります。環境と切り離してしまい「個」として人間をとらえるのではなく,環境の中で環境と常に関係を持ちながら生きている「生活者」としての人間という考え方です。
この考え方は,ソーシャルワークの考え方そのものなのですが,なかなか普及していません。
三好春樹さんは福祉だけでなく,理学療法(医学)を学んでおられるので,介護を複眼的な視点で見ておられるのだと思います。そして,福祉と理学療法(医学)を比べることで,より明確に生活