雨井湖音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高等支援学校を舞台にしたミステリです。
軽度知的障害を持つ子どもたちが通っています。
通っている子どもたちの特性や性質は様々。
主人公の架月は勉強は得意だが、大きな音が苦手、曖昧な指示が分からない、人の気持ちを推測することが苦手…という性質を持っています。
一見、支援学校ではなく普通の高校でも大丈夫なのでは…?と思ってしまうような子もいるのですが、外側だけでは分からない様々な困難を抱えていることも分かってきます。
障害が有るとはっきり分かる子より、一見して分かりにくい子の方が苦しいのかなぁ…と思ったりしました。
自分の障害を隠そうとしたり、それでもなんとか受け入れようとする生徒の葛藤に胸が苦 -
Posted by ブクログ
明星高等支援学校に進学した架月。
周りに流されるだけの中学校時代とは違った学校生活に戸惑いつつ、マイペースな日々を送る。
そんな架月の周囲で起きる事件たち。
早朝清掃作業中の先輩への紙ごみは何故ばら撒かれたのか
架月たちが使用するロッカーの中身がすべて横に移動された謎
友達の通学途中の失踪、彼はどこへ
あらすじを聞いて読み始めたので、レインマンではないけど、天才肌な主人公がすぱっと謎を解くお話と思っていたら、ミステリというより架月くんの成長物語だった。
クラスメイトや先輩がそれぞれ強烈な個性で、架月のペースを乱すから、中学校の時のようにぼんやりとしてるだけではいられない。
どうにも気持ちの対 -
Posted by ブクログ
東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞
特別支援学校に仕事で関わっている作者が、そこでの青春の活気や楽しさを反映させて描いた、とあとがきで述べているとおりのキラキラした青春小説。
支援学校に通わせるかどうか、親としては複雑な気持ち。息子は架月のような立場なので、大変な思いをして普通の学校へ通うより支援学校に通った方がお互い生き生きと楽しめると言われているような卑屈な気持ちになってしまった。
親としてはやっぱり周りの友達と一緒に進学してほしい気持ちや、その他色んな事情で複雑な思いがあるので単純に感動できず、、、。
本書の生徒たちは極めて軽度で、だから青春になるのでは?とか、訓練して少ない選択肢の