雨井湖音のレビュー一覧
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高等学校支援学校を舞台にした連作学園ミステリ。
途中、ミステリということを忘れてしまって、読み終えてから「そういえば…」となった。そのくらい、それぞれの子どもの抱えている障がいや葛藤の部分に引き込まれてしまったのかな。
私の周りにも特性を持っている子どもがたくさんいるけれど、その子たちの一見すると困った行動が、もしかするとこんな意味を持っているのかな?などと想像しながら読んだ。
本人達の気持ちを聞く機会もなかなかないので、「あーそういうことか」と腑に落ちることがたくさんあった。
著者の雨井さんは特別支援学校の仕事に携わっていらっしゃるそうで、細かな描写にも納得。
ライトなミステリを通して、障が -
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「特別」だけど「特別じゃない」、高校生たちの学校生活と、日常の謎の物語。
ミステリの版元から出版されてはいるけれど、限りなく青春小説に近いお話になっています。
舞台は、特別支援学校(高校)。軽度知的障害がある生徒たちが、通ったり寄宿したりして過ごしている。
「障害」って、なんなんでしょうね。と、読んでいてずっと思っていました。彼我の差は、あるんだけど、やっぱり普通の高校生でもあるというか……
友達と通じ合えたら嬉しいし、すれ違ったら悲しいし悩む。それは同じ。
でもやっぱり明確な「違い」はあって、特に終盤のお話には胸が詰まりました。
生徒たちを自立・自活に導こうとする先生たちの眼差しも、と -
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「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」大賞受賞作『僕たちの青春はちょっとだけ特別』の続編。
舞台は宮城県仙台市の明星高等支援学校。1年生の青崎架月は長い夏休み後、老人ホームでの現場実習に参加した。その後、2学期最大のイベントである学園祭の準備が進む中、架月のもとには同級生からも先輩からも、様々な謎がもちこまれる。
前作を読んで1年くらいしか経ってなかったので、架月たち登場人物はすぐに思い出せた。今回も学校内でちょっとした事件が起き、架月はその謎を解説しようと試みるが、前回よりも相手の気持ちを読み取ろうと努力し、行動する前に一歩踏みとどまり、考えてから行動している。もちろん、それを言って -
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ネタバレここ十数年こんなに読みたかった本の続編はなかったです。待ちに待った!読めてほんとに嬉しい〜
当たり前だけどめっちゃ面白い!
いつものメンバーたちからもっと広がって先輩に大人にって登場人物が増えて楽しさもマシマシ。
探偵からの警察まで出てくるのは笑いました、先生たちが見守りながら調査が進んでくのが微笑ましい
「じゃああれ、自然発生した探偵なの?」ってセリフは最高。
他にも「架月がそんな厄介な探偵になったら嫌だなぁ」とか
「一学期に覚えた「人に話しかけるときの台詞」で仕切り直す。」
案外冷静な架月の心情に吹き出すポイントも前作同様多くて楽しい。
今作でも由芽先輩は可愛いかった。彼女メインの話から -
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特別支援学校に通う高校生たちの、眩しい青春!
彼らの日常は穏やかとは言えないけれど、優しさに満ちてきらきらと輝く 。:*.゚・*.
この高校のオープンキャンパスに参加した青崎架月は初めて〝学校〟というものの楽しさを知り、入学試験を受けて無事に合格。
さぁ、どんな高校生活が待っているのか…
これまでの小・中学校ではクラスの一員という実感がまるでなかった。
いつも架月が何もしないうちに事が進み、出来ないことは全部やってもらい、授業も行事もいつの間にか終わっている感じ。
だから何も記憶に残らないし、クラスメイトの名前さえ覚えていない。
ところが今は違う
ちゃんと自分は、ここに存在している -
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みんみんさんの星5じゃ足りないレビューを見て取り寄せた一冊♪
軽度知的障害を持つ生徒が通う特別支援学校が舞台の青春ミステリー
どの子もとてもいい子で、読んでいて温かい気持ちになりました。いろんなことが苦手だけど、本当は相手のことをすごく大切におもってるんです。
いろんな特性を持っている子が通っていますが、どんな障害か名前が出てくるわけではありません。
また客観的に『集中力がない』などと書かれているのではなくて、実際に触れ合っている生徒の感触として『すぐボーッとしてしまう』というように書かれているのがよかったです。
外の世界での様子しか知らなかったので
こういうふうに相手の -
Posted by ブクログ
結論から言うと、本当に良い作品だった。
高等支援学校に通う、様々な特性を持った生徒たちと、見守る教師たちの物語。
日常の(?)謎を主人公が聞き込みしながら探偵する、ミステリーというよりは青春小説。
私も架月にしっかりノックアウトされた年上女性の一人(笑)。
架月が泣けばこちらも居た堪れなくなり、また物語を通して成長していく姿にジンときた。
学生の頃、実習で特別支援学校に行っていた時のことを思い出した。
様々な特性があり、皆苦手分野が違うので、分かり合うことが難しい反面苦手分野を助け合うことが出来る。
友達が困っていたら助けたい。親しくなりたい。
と奮闘する生徒たちに感動した。
続編を読みた