雨井湖音のレビュー一覧

  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    特別支援学校の生徒が主人公になってる、珍しい舞台の小説。こんな感じなんだなと、微笑ましく、ミステリーは支援校ならではという感じで、面白く読みました。
    最後の、世の中にはまぎれられちゃうけど、社会からは線引きされてしまう深谷くんの話は切ない気持ちで読みました。
    特別支援学校に通う普通の高校生の青春、いい物語でした。他にもたくさん作品を描いてほしいです。

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    2025年11月03日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    めちゃくちゃ面白かった!
    日常系ミステリーなので小さい話なのだけど、
    描写が丁寧で、登場人物がリアル。
    ご両親など、まわりの大人が見守っている様子や、子どもたちの頑張りに思わず涙ぐんでしまった。
    購入したい

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    2025年10月05日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    主人公の架月とても純粋で心が洗われた。特別支援高等学校の中での日常物語という感じであり、ミステリーという感じはしなかった。物語の中で犯人という言葉を使うのはやめなさいという言葉があるように青春物語だった。
    青春物語なので中高生向けなのかも知れないが社会人の私には生徒たちの周りにいる先生方の姿勢が刺さった。色んな世代の人に読んで欲しい作品。

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    2025年10月02日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    自分が今、障害のある子どもに関心を寄せていることもあって、とても興味深く読めた。それぞれ得意なことも苦手なことも違う子どもたちが優しい目線で描かれていてとても良かった。

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    2025年09月05日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    タイトル、表紙、内容、全てが一級品です。
    著者の温かい眼差しが読む者の心に染み渡ります。
    ミステリとしての面白さと青春小説としての面白さが高い水準で融合した、稀有な一作だと思います。

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    2025年08月24日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    高等支援学校が舞台で、その学校に通う主人公の男子が同じ学校に通う生徒や先生達と過ごす日々が描かれていて、障害を持った人が主人公というのが新鮮で新しい気づきが沢山あり、ストーリーもなかなか感動的ですごく良い本でした。

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    2025年08月01日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    素晴らしく優しくて、少し厳しい、学園ミステリ。親族に支援校行ってた子がいるから、実態に基づいていることがわかる。少しできる子が多いようだけど。

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    2025年07月19日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    みんみんさんの星5じゃ足りないレビューを見て取り寄せた一冊♪



    軽度知的障害を持つ生徒が通う特別支援学校が舞台の青春ミステリー


    どの子もとてもいい子で、読んでいて温かい気持ちになりました。いろんなことが苦手だけど、本当は相手のことをすごく大切におもってるんです。



    いろんな特性を持っている子が通っていますが、どんな障害か名前が出てくるわけではありません。
    また客観的に『集中力がない』などと書かれているのではなくて、実際に触れ合っている生徒の感触として『すぐボーッとしてしまう』というように書かれているのがよかったです。



    外の世界での様子しか知らなかったので
    こういうふうに相手の

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    2025年07月19日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    結論から言うと、本当に良い作品だった。

    高等支援学校に通う、様々な特性を持った生徒たちと、見守る教師たちの物語。
    日常の(?)謎を主人公が聞き込みしながら探偵する、ミステリーというよりは青春小説。
    私も架月にしっかりノックアウトされた年上女性の一人(笑)。
    架月が泣けばこちらも居た堪れなくなり、また物語を通して成長していく姿にジンときた。

    学生の頃、実習で特別支援学校に行っていた時のことを思い出した。
    様々な特性があり、皆苦手分野が違うので、分かり合うことが難しい反面苦手分野を助け合うことが出来る。
    友達が困っていたら助けたい。親しくなりたい。
    と奮闘する生徒たちに感動した。
    続編を読みた

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    2025年07月16日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    ネタバレ

    私立の高等特別支援学校を舞台にした青春ミステリ。

    特別支援学校高等部とは違い、軽度知的障害の子が卒業後の就職、自立に向けて学ぶ学校です。

    個人的に、子どもが重度知的障害があるので気になっていた作品です。
    障害ゆえの行動をする登場人物たち、やりとりがもう想像つきます。そうそうこういう子いるね!
    学校で起きた「謎」を理解するために、行動する主人公。作品中、徹底的に障害名が伏せられています。「なんで特別支援学校にいるの?」という問いかけも出てきます。「障害がある子」じゃなくて、「登場人物たちのそれぞれのキャラの特徴である」という考えが伝わってきます。
    みんな、この子はこういうところがあるもんね、

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    2025年06月20日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    こういう、よく知らなかった世界を教えてくれるのが読書の醍醐味

    架月の純粋さと、それゆえの戸惑いに手を差し伸べてあげたくなりました
    すぐに泣いて逃げていくところが最高にかわいいです

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    2025年06月07日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    さいっこーによかった!!!!

    カクヨム×創元社コラボの大賞作品。
    軽度知的障がい者特別支援私立高等学校、という架空の学校が舞台。

    とにかく、視点がフラットでニュートラル!

    障がい者を扱うときの、
    ・べたべたに同情的
    ・福祉がいきとどかないことへの批判
    ・障がい者はピュアで天使のような存在という都合のいいカン違い
    ・障がいも一種の個性だから無問題、という逃避
    ・がんばる障がい者に勇気もらう感動押しつけ系
    のいずれも、この作品には存在しなかった。
    こんな小説は、他にあまり見ないと思う。

    著者は支援学校関係勤務だそうで、ものすごく納得。
    内部にいる人でなければ見えないこと・思いもよらないエピ

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    2025年05月30日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    軽度の知的障害を持つ生徒たちが就労と自主を目指して学ぶ特別支援学校で、1年生の架月が同級生や先輩とともに3つの事件を解決していく。

    架月は純粋だが、誤解されやすく何か疑問が生じるとそれに納得がいく答えがでるまで前にすすめない。

    事件解決に協力するメンバーも、それぞれ問題を抱えているので、お互いを理解できなくてぶつかり合うこともあるが事件を通して成長していく。
    生徒たちは純粋でストレートだ。

    ラストに架月が深谷に言いたかったこと。
    架月の成長ぶりに涙してしまった。

    著者は特別支援学校に関わる仕事をしているとのこと、個性的な生徒たちを指導するのは大変だと思うが、架月たちをあたたかく見守る目

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    2025年02月22日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    ネタバレ

    5つくらい本屋巡ったのに全部売り切れ
    発売前から表紙に心奪われてた。
    実写表紙で、ここ何年かで断トツにいいですね!

    こんなに面白い本を読むのは何年ぶりだろう。
    こういう本に出会うために読み続けられる。
    今年中にこれ以上の面白い本に出会えるか不安になる。
    1章が始まるまでの2ページくらいのプロローグからもう面白かった、ちょっと前の星の子の時もこんな感じだった。

    高等支援学校が舞台の青春ミステリー。
    あらすじから珍しいなと思ったけど、この切り口新しいし、楽しい。
    この世界が登場人物みんなが本当に生きていてほしい。

    登場人物みんなが主人公を架月!と名前呼びなのがいいです。
    みんな好きなんですが

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    2025年01月16日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    爽やかな物語
    支援学校の生徒が少しずつ成長していく姿とそれを見守る先生たちが素敵です。
    肩の力を抜いて読んでください。

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    2025年11月24日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    高等支援学校を舞台としたコージーミステリー。

    支援学校が舞台というだけで、謎の罪悪感(排除していたわけではないけれど、日常的に接してこなかったという罪悪感)を覚えて身構えてしまうのだが、そんな事はお構いなく、彼ら、彼女らの高校生活は活き活きとして眩しい。

    冷徹に見れば、支援学校という舞台設定は、無理なく個性豊かな人物設定が可能だ。相手の気持ちがわからない、思った事をすぐ口に出してしまう等の制約や、過去の出来事を正確に憶えている等の特殊な能力も違和感がなく設定できる。

    しかし、そんな下衆な勘繰りは置いておいて、彼ら彼女らの高校生活から目が離せないのだ。読み進めるうちに、彼ら彼女らが誰一人

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    2025年09月20日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    ネタバレ

    ツイッターでこれ良いよと言われているのを見て気になって読んでみた。良かった。泣いた。
    上澄み過ぎて辛くもなった。

    ネタバラシというか、トリック明かしのように個人の成績や評価の申し送りが描かれていて面白い。後書きでフィクションだとは言ってるが、まあ似たような申し送りはあるので、描き方次第ではあるけれど。

    日常の謎モノであるが、主人公架月はそこまで考えが至らないので、わかるまで取り組む探偵というスタイルで面白い。必然、読者も情報がセーブされるので架月と一緒に考えるのが面白い。
    架月から見た世界で面白い。アルジャーノンだ。
    ミステリーではないけれど、木原音瀬の『惑星』も似たように、知的障害者から

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    2025年09月22日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    読者評価が高かった作品だったので読んでみました。

    特別支援学校の話。障害を抱えてる人も色々な方がいて、それをどう社会に適応させていくのか?非常に考えさせられる内容でした。こういう本は、幅広い世代に読んでいただきたいです。それぞれ思うことがある作品だと思います。

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    2025年09月02日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    高等支援学校に入学した架月が、友人たちと学校生活の中で出合った3つの謎に挑む学園ミステリー。
    優しさが詰まった学園ミステリーでした。
    得意•苦手なこと誰にでもあるし、助けたり助けられる関係性大事だなっと思いました。
    続編でるのかな~っと期待してしまう…

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    2025年08月01日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    はい、そこのあなた!
    あの人のことは理解できますか?
    その人のことは理解できますか?
    この人のことは理解できますか?

    もちろん、他人の全てを理解することなんてできません
    だけど、そこに障害がある、ない、そんなのは関係のないことです
    だって、誰しもが苦手なこと、欠点ってあると思うんですよ
    確かに他人には理解しづらい欠点をもっている人もたくさんいると思います
    だけど、そこに障害者だからと言って壁を作ってはいけない

    助けれる人が助ければいいじゃないか!
    手伝える人が手伝えばいいじゃないか!

    頭ではそうわかっていてもなかなか実行に移せないという事実も…

    だけど、そんなことを何も気にせずに困った

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    2025年07月03日