雨井湖音のレビュー一覧
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はい、そこのあなた!
あの人のことは理解できますか?
その人のことは理解できますか?
この人のことは理解できますか?
もちろん、他人の全てを理解することなんてできません
だけど、そこに障害がある、ない、そんなのは関係のないことです
だって、誰しもが苦手なこと、欠点ってあると思うんですよ
確かに他人には理解しづらい欠点をもっている人もたくさんいると思います
だけど、そこに障害者だからと言って壁を作ってはいけない
助けれる人が助ければいいじゃないか!
手伝える人が手伝えばいいじゃないか!
頭ではそうわかっていてもなかなか実行に移せないという事実も…
だけど、そんなことを何も気にせずに困った -
Posted by ブクログ
よかった!特別な青春を感じられました!
実は私も、著者さんと同じような特別支援教育に携わる仕事を過去にしていて、そのときに関わった子どもたちの記憶が蘇ってきました。
高校3年間という短い間だけど、その空間は自分たちの特性や障害を当たり前に受け入れてくれる場所で、特別な青春を感じられる空間なんだよな…と、青春をお裾分けしてもらっていた教員時代を思い出して、心にグッときました。
その空間を卒業して社会で頑張っている卒業生たちを思うと、私も頑張らなくては!といつも力をもらいます。
あれ?ごめんなさい。だいぶ自分の事情と感情が入ってしまいましたが(笑)
本作に出てくる子どもたちが、どの子も魅力的に -
Posted by ブクログ
連作学園ミステリというよりは青春小説です。それも、やさしく温かな物語でした。不安や緊張とは無縁の、誰もが幸せな気持ちになれる上質な読後感を味わえるおすすめ作品です。
舞台は特別支援学校高等部。軽度の知的障害をもつ生徒が、3年制の私立校で学ぶ設定です。著者は特別支援学校勤務とのことで、その知識と経験が随所に生かされている印象をもちました。
まずは一人一人の生徒の個性の描き分けが見事な点です。実際に関わった生徒をそのまま登場させているかのようなリアルです。
対人関係が苦手、強いこだわりをもつ生徒たちの会話は、時にハラハラ、時にクスッとさせられ、実に生き生きしています。
また、先生方も -
Posted by ブクログ
東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞
特別支援学校に仕事で関わっている作者が、そこでの青春の活気や楽しさを反映させて描いた、とあとがきで述べているとおりのキラキラした青春小説。
支援学校に通わせるかどうか、親としては複雑な気持ち。息子は架月のような立場なので、大変な思いをして普通の学校へ通うより支援学校に通った方がお互い生き生きと楽しめると言われているような卑屈な気持ちになってしまった。
親としてはやっぱり周りの友達と一緒に進学してほしい気持ちや、その他色んな事情で複雑な思いがあるので単純に感動できず、、、。
本書の生徒たちは極めて軽度で、だから青春になるのでは?とか、訓練して少ない選択肢の