西原亮のレビュー一覧
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上司の心構えや考え方を学ぶことができた。
私も実際に部下を持つことがある中で、自身の考える期待値と部下のケイパビリティのギャップに悩むことが多々あるなと非常に共感させられる本でした!
とくに昨年年上部下を持つことがあり、非常に苦労した経験を思い出しました。。
私より20個も上の方だったので、細かく支持したとしてもプライドがあってまともに取り合ってもらえなかったり、報連相そのものをしてもらえなかったり。。
改めて上司部下の期待値とスキル・ゴールのギャップを明確にすること、お互いの立場を尊重したコミュニケーションの取り方が大事だと感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ西原亮さんの「仕事ができる人の当たり前」を読みました。真髄は仕事ができる人は、「当たり前にやるべきこと」を常に意識し、徹底して実行しているということです。具体的には、仕事のゴールを明確にし、優先順位を決め、効率的にタスクをこなし、適切なタイミングでコミュニケーションを取るということ。また、事実が明確でないものに対しては、常に半信半疑の姿勢をとる。つまり、事実と推測を明確に区別することも仕事ができる人になるために必要な資質。
ノウハウもいくつかある。例えば、TODOはシングルタスク化すること。シングルタスクにするコツは、「考える作業」、「探す作業」、「ただやる(単純)作業」などの「作業の性質」や、「頭の使い方」で TODOを分けること。
また、言葉の定義にこだわることも重要。それは言葉を定義しないと、議論のゴール設定が人によって異なる可能性があるため、正しい解決策を導くことができないことに繋がる。
それから人にものを頼むときは、個々人の特性に合わせて「誰に」「何を」「どの段階」で「どこまで頼むか」を階段のようにつくることが必要。結局のところ、マネジャーができることは、「実行できる単位で TODOを分解し、メンバーに任せていくこと」になる。
また、会議のファシリテーターは「会議を通じて、会議の目的達成を誰よりも追求し、ネクストアクションを決めるよう導く人」であることを意識する。そして会議の議事録は「カテゴリに分け、並べ替えて、要約をする」作業と心得る。その意味でノートの使い方は参考になりました。
次にインプット。インプットにおいて一番吸収効率がいいのは「自分の考えとのギャップを感じたとき」というのを意識する。「こうだと思ったけど、違った」という体験こそ学びであり、記憶を定着化させるため。その意味で、書籍の要約は1)要旨、2)内容、3)学びとして、学びは自分が想定していたことと本書とのギャップはなにか?・具体的にどうこの知識を活用していくか?を整理する作業になる。
最後に、仕事ができる人になるって、単にお金が稼げる人になるということではないというのが大事なポイント。仕事ができる人は常に俯瞰して幅広い選択肢を持とうとする人。それは、人生に当てはめた場合、「自分の手で人生をコントロールできる人になる」ということだというのが最後の主張かな。仕事ができる人になる目的は人生をより良く生きるということに繋がるってことだと受け取りました。 -
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部下に進めたい一冊。
冒頭に、
・仕事ができるのはスキルの差ではない。
・意識の差、
・習慣の差である。
とあり、深く頷いた。
仕事(作業)が上手い人はいるが、「できる人」は習慣から違う。その習慣を本書はハッキリと具体的に述べてくれている。
読書は3点読みが良いと言われるが、私の場合、本書はほぼ完全に同意見・同視点のものだった。
普段取り組んでることを異なる方法で示しているため、「そうそう!そうゆうこと!」と思いながら読んでいた。
そんな中、「4分間からやってみる」は大変参考になった。
重いタスク、やりたくないタスク、TODOが多すぎるときはモチベーションが低い。そんなときは4分だけ手をつけてみる。
これは心理学的なアプローチで、「作業興奮」になって「やる気スイッチが入る」という。
一番簡単なTODOを見つけて、ひとまずやってみる。言い換えるとこうなり「それは知ってる」が、「モチベーションは後からついてくる」という言葉は良い気づきだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書の内容(自分なりの理解)
『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』は、外資系コンサル出身の著者が、「仕事ができない新人」だった自分の失敗と、そこで叩き込まれた基本動作を、57の「当たり前」として整理した仕事術の本だと感じた。章立ては「考え方」「コミュニケーション」「チームワーク」「TODO管理」「会議」「ノート・議事録」「インプット・礼儀」などで構成されており、それぞれの場面での“ふるまい方の基準”が短い格言のように示されている。中でも、「わかったふりは完全な悪」「悪い知らせほど先に出す」「事実と自分の解釈を分けて話す」「相手の期待を言語化し、その少し上を取りにいく」といったフレーズが、本書の核になっているように思う。
べからず集として見えたこと
読み始めてすぐに、「これは“できる人のHow to集”というより、“べからず集の裏返し”だな」という印象を持った。わかったふり、悪い知らせ隠し、期待値のすり合わせ不足など、「やらかすと信頼を一気に失う行動」を一つずつ裏返し、「こういう当たり前を守れば信頼は積める」と言い直している本だと感じた。その意味で、この本に書かれているのは「天才の秘訣」ではなく、「凡人が失敗から学び、なんとか信頼される側に回るための最低ライン」を言語化したものだと解釈している。自分や周囲の痛い経験が積み上がった結果としての言葉なので、ところどころにある「○○は完全な悪だ」といった強い言い切りにも、生々しい現場の重みを感じた。
自分の仕事との重なり
驚いたのは、自分が別ルートでたどってきた仕事観と、本書の格言がかなり重なっていたことだ。本業では、ITIL4的に顧客が多数に分かれ、システムは一体でも契約と担当組織がサイロ化したレガシー案件に関わっている。ここでは、定義が揃っていない言葉で会話すればするほど混乱が増し、悪い知らせを後ろに回せば回すほど炎上が大きくなる。「まず定義を合わせる」「わかったふりをしない」「悪いニュースを先に出す」という本書の当たり前は、そのまま現場の実感と接続している。また、副業のエグゼクティブ・コーチングやグラフィックレコーディング、零細企業のDX支援でも、「相手の期待を言語化し、その少し上を返す」「事実と解釈を分けて可視化する」という姿勢が、リピートや紹介につながってきた感覚がある。だからこそ、「ああ、自分が現場で育ててきた“当たり前”は、おおむねこの本と同じ方向を向いていたのだな」と確認する感覚で読んだ。
本書の強みと限界
本書の一番の強みは、「信頼される人のふるまい方」を、誰でもわかる言葉と粒度で並べているところだと思う。とくに、会議や報連相、チームワークに関する章は、若手や異動したばかりの人にとって、すぐに試せるチェックリストとして機能しやすい。一方で、内容そのものは目新しいわけではなく、ビジネス書を読み慣れた人にとっては「すでに知っていること」「自分なりに実践してきたこと」が多いかもしれない。自分にとっても、「なるほど」と膝を打つ瞬間よりも、「そうそう、やっぱりここだよね」と頷く場面の方が多かった。だからこれは、未知の秘訣を教わるための本というより、「自分の仕事観を再確認し、他人にも説明しやすい言葉をいくつか借りるための本」という位置づけになる。
自分にとっての収穫
この本から自分が持ち帰った一番大きなものは、「仕事ができる人=信頼される人」という、シンプルだが腹落ちする定義だった。エグゼクティブ・コーチング、グラレコ、DX支援と複数の副業を進めつつ、本業の大きな案件にも関わっている今の自分にとって、「相手の期待を言語化し、それを少し上回る」「悪い情報ほど先に出す」「事実と解釈を丁寧に分ける」といった当たり前は、どの文脈でも変わらない共通原理だとあらためて確認できた。すでに持っている感覚ではあるが、それを“当たり前”という名前で棚に並べて見直すことで、自分の働き方全体に一本筋が通ったように感じている。