寝舟はやせのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ日常に潜む、ではなく日常に溶け込んでいる怪異もの。
よくある設定なのに新しい。怪異との奇妙な隣人関係になぜかほっこりしてしまう。
ただ、怖さ3割ほっこり7割という感じで、その割合がすごくちょうどいい。怪異さん、かわいいな…と思っていると急にゾッとすることを言うし、怪異さんと仲良くなれそうだな…と思っているとやっぱ無理だわ、と思うようなことを言う。どこまでいっても怪異は怪異で、人間の味方というわけではないしましてや友達でもない。たまたま「隣人」の枠に収まっているだけで、こちら(主人公)の意思でどうにかなるものではないと言う事を定期的に思い知らされる、飴と鞭のバランスが絶妙。
けれど、グミが好きな -
Posted by ブクログ
ショートホラーとして楽しめる「隣人」の語る怪談、主人公の冷静に見えるけど確実にバグっている感覚での分析、物語全体の流れ(特にコミさんという新たな奇人の登場)など、色んな楽しみどころがあった。
登場人物がみんな普通の感覚から程遠いところにいるために、ホラー要素がこちら(読者)の身に切迫する感じがなく、日常生活に支障をきたさないタイプの怖さなので、気楽に読む事ができる。
(主人公が「怪談は夜に読むと怖い」という感覚を持っていたのは、やや意外だった。)
1を読んだ時にはそれほど続きを読もうとは思ってなかったが、読めば読むほど意外とクセになる面白さかもしれない。いずれ3も出ると思われるが、ライトなホラ -
Posted by ブクログ
やわらかめのグミと怪談が好きで、雨が降ると「かぜひかないでね」とか言ってくれる化け物
前作を読んでから間があいたので、この登場人物(人物というかなんというか)どういう人?だったっけ?と思う部分もあり
一部だけ語り手が変わったり、謎の家族が出てきたり?
色々と???となるところがあったけど
きっと主人公が分からないところは読者も分からないのではと思った
隣人含めたそのアパートに住む怪異たち、主人公を取り巻く生きた人たち
化け物が登場するからホラーという位置付けであるだけで、これは日常会話劇、なのでは
前作のときよりも、タカヒロが隣人の扱いに慣れてきて遠慮がなくなってきてるのも良い -
購入済み
読了
入居条件の方もそうですが、怪談詰め合わせみたいな感じなのに怖いというよりポップでコミカルで
でもなんだかだんだん切なくなってくるような気がしました。
他の方も書いてるけど生肉が可愛いです。
数人の視点を介して作中がどんな世界観なのかを自分で組み立てていく感じがしました。
終始一人称形式なので合わない人は合わないかもしれませんがなんだか引き込まれる。
あとまぁ怪談好きじゃない人はあんまりこれ読まないと思うので、そういうのある程度大丈夫だとは思うのですが
ちょくちょくぐろくはないしスプラッタとかでもないんだけど、絶妙に気持ち悪いなぁと思う話がいくつかあります。
ただ入居条件もそうですが、出てくる人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容は全然ほのぼのしていないんだろうけど、上位怪異の隣人と主人公:タカヒロ(本名はキラキラ過ぎて嫌いだから名乗っていないらしい) の関係性ややり取りがとてもほのぼのしているように読めた。
依頼主との面談の際に、とても引き止められながらも人生どうなってもいいと覚悟してやってきて、そのまま指定されたマンションの702号室に住む。
701号室(怪異)の良き隣人として過ごす中、隣人から日々怖い話を聞かされる。
主人公はそれよりも生きた人間や熊の方が怖いと思っていたし、隣人の話は架空と割り切って聞いているが、時々現実でも怪異が起きながらも主人公はそれを受け入れて割り切っている。
6階は出入りできるが施錠