(Ⅰ)今、俺がここにいるぞ!(p.25)(Ⅱ)グラフィティライター、ブラックロータスのなそうとしていることは?/第一部にも登場したTEELはHEDという新進グラフィティライターと知り合う。そしてブラックロータスの真意へと近づく。(Ⅲ)内容も知らず米澤穂信さんと森見登美彦さんの帯文だけで読み始めました。う〜ん、感覚を上滑りしていった気分。グラフィティはよく見かけるけどなんで同じような文字ばっかなんやろう? たまにはイラストでも描けばええのにとか思っていたら、様式であり「俺参上!」というような自己顕示やったんやなあ、と知りました。
■簡単な単語集
【インベーダー】セラミックタイルを街じゅうに張り付けるタイプのストリートアーティスト。フランス人。
【大宅裕子/おおや・ゆうこ】フォトグラファー。インスタで写真を発表している。
【ヴァンダリズム】破壊行為主義。ここでは、公共物を汚すやり方。
【大須賀アツシ】第一部の主人公の「私」。フリーライター。自分の名前に箔をつけたい。そのためにブラックロータスについて書こうと考えた。
【カスミ】Bad boyの妻。
【グラフィティ】《グラフィティは〈描く〉のではなく〈書く〉のだという。グラフィティは全て「俺はここにいたぞ」という署名で、》p.7。《カルチャーとしての本質は書かれた内容ではなく、書いたという事実の方にある。》p.7。
【クルー】チームを組んでグラフィティすることのようだ。
【ケンジ】TEELのスケボー仲間。
【清水佑樹/しみず・ひろき】週刊誌『SESO』で「私」の連載を担当してくれることになった。
【ステッカー】その名の通りステッカーによるグラフィティ。
【スローアップ】よくわからないがタグよりよりデザイン化された文字のようだ。
【SESO】週刊誌。下世話な記事で話題になることが多いがサブカルにも強い。「私」の記事を連載してくれることになった。
【タグ】よくわからないがとりあえず名前だけのグラフィティのようだ。
【タグネーム】グラフィックライターの間でのペンネームみたいなもの。
【TEEL/てえる】著名グラフィックライター。ストリートにい続けている。スケボーを楽しんでいる。ただ書き続けてる。他者のことは気にしないが、ブラックロータスについては世間受けの狙い方の上手さがバンクシーっぽいと考えている。特に皮肉とか僻みとかではなく。バンクシーは賛否両論にならないなるほどその通りと思われるモチーフを使っているとも。第二部の主人公。
【戸塚千里/とつか・ちさと】仕事でグラフィティを書いている。サブカル系ライターのサム長岡の親戚で、紹介してもらった。
【Bad boy】TEELがかつてチームを組んでいたメンバー。今はステーキ屋。
【ピース】よくわからないがタグやスローアップよりもさらにデザイン化されているもの?
【ブラックロータス】登場して二ヶ月ほどで「日本のバンクシー」と呼ばれ始めたグラフィティライター。マジギャザの同名カードのカラーコピーを署名代わりに残していく。
【HED/ヘッド】最近見かけ始めたステッカーの作者。TEELがらみても上手い。選ぶ場所のセンスも良い。一種の天才。
【ボム】自分のグラフィティを書くこと。らしい。
【ミスター・ブレインウォッシュ】実在のストリートアーティストらしい。その真似っぽいのはちょいちょい見かけます。
【私】→大須賀アツシ
【ONENOW】著名グラフィックライター。魂のようなものを説いた。商業活動もしてはいる。