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阿部智里、額賀澪、川越宗一、波木銅らを輩出した
第31回松本清張賞受賞作!
森見登美彦さんが「もはやズルい」と、
米澤穂信さんが「夜の光を放つ、ささやかで切実な犯罪小説――圧倒的だった」と
激賞した鮮烈なデビュー作!
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グラフィティ graffiti
おもにエアゾールスプレーやマーカーを用いて街に書かれた名前や絵柄。
ボム bomb
街にグラフィティを書いたり、ステッカーを貼ったりする行為。またはその痕跡。
特に違法に行われるものを指す。
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「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。
公共物を破壊しないスマートな手法で鮮やかにメッセージを伝えるこの人物の正体、
そして真の思惑とは。うだつの上がらぬウェブライターは衝撃の事実に辿り着く。
(第一部 オン・ザ・ストリート)
20年近くストリートに立っているグラフィティライター・TEEL(テエル)。
ある晩、HEDと名乗る青年と出会う。
彼はイカしたステッカーを街中にボムっていた。
馬が合った二人はともに夜の街に出るようになる。
しかし、HEDは驚愕の“宣戦布告”をTEELに突き付ける。
(第二部 イッツ・ダ・ボム)
「俺はここにいるぞ」と叫ぶ声が響く、いま一番クールでアツい小説!
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Posted by ブクログ
HIPHOP好きなのに恥ずかしながらグラフティなるものを知らず、そもそも"グラフティ"とは?という触りで入ったこの小説。用語や、文化の解説が細かくあり、理解が深まりました。
反骨精神、世の中から置き去りにされた自分を
表現する、誰にも見てもらえないことに対しての怒り、悲しみ。「俺はここにいるぞ」と強いエネルギーがこもったもの_____
そう見ると普段の街のグラフティも違ったものに見えてくる。一色単に"落書き"と一掃するのは視野が狭かった。
と、グラフティカルチャーに対するポジティブな印象も持ちつつも、
最後にブラックロータスくんも言っていた言葉、所詮は日本で行われるグラフティは「輸入品のカルチャー」であり、USは様々な背景がありそれが文化になっているのに対し、しばしばJ-HIPHOPでも議論になってますが治安が良く平和な日本で反骨精神?何を言ってんだ?みたいな冷めた目でも見てしまいます。
となるとブラックロータスくんがぶっ壊したかった"今のグラフティ"、自分的にはいいなぁとか思ってしまいました。
なんかこう書いてるとグラフティカルチャー、理解できてるようでできてない気がしてきた。
最後、TEELが徳田さんと呼ばれるところと、表紙を書いたグラフティライターの名前がスプレーで消されてるの、めっちゃクールですね。
Posted by ブクログ
第31回松本清張賞受賞作
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夜の光を放つ、
ささやかで切実な犯罪小説
グラフィティって
違法な落書き?
高尚なアート?
「日本のバンクシー」と耳目を集める新鋭〈ブラックロータス〉
彼の正体を熱心に追うウェブライター
ストリートにこだわり続けるグラフィティライター〈TEEL〉
そして「落書きなんて流行らない時代」に落書き(ボム)を始めた青年
「俺はここにいるぞ!」と叫ぶ声が響く、
新世代のクライム・ノヴェル!
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グラフィティについては何も知らず。
バンクシーという言葉だけは何となく知っていて。
二部構成の第一部は
ウェブライターが取材を進める形で物語が展開し、
グラフィティって、という説明から
後半は一気にミステリー要素があり。
ああ、こうやって終わるのか。
と思って、第二部へ。
一部でインタビューされたグラフィティライターがメインです。
外側から見た世界と、
内側から見た世界。
夜の中を疾走して、
誰にも見つからないようにボムする。
犯罪なのに、
なんか格好良くて、
独特の空気感が伝わってきました。
こちらも後半で事件のような展開があり、
どう決着をつけるのか気になって最後まで読み切りました。
ショートムービーを観てる気分でした!
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