イッツ・ダ・ボム

イッツ・ダ・ボム

小説・文芸
1,599円 (税込)

7pt

阿部智里、額賀澪、川越宗一、波木銅らを輩出した
第31回松本清張賞受賞作!

森見登美彦さんが「もはやズルい」と、
米澤穂信さんが「夜の光を放つ、ささやかで切実な犯罪小説――圧倒的だった」と
激賞した鮮烈なデビュー作!

◆◆◆

グラフィティ graffiti
おもにエアゾールスプレーやマーカーを用いて街に書かれた名前や絵柄。

ボム bomb
街にグラフィティを書いたり、ステッカーを貼ったりする行為。またはその痕跡。
特に違法に行われるものを指す。

◆◆◆

「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。
公共物を破壊しないスマートな手法で鮮やかにメッセージを伝えるこの人物の正体、
そして真の思惑とは。うだつの上がらぬウェブライターは衝撃の事実に辿り着く。
(第一部 オン・ザ・ストリート)

20年近くストリートに立っているグラフィティライター・TEEL(テエル)。
ある晩、HEDと名乗る青年と出会う。
彼はイカしたステッカーを街中にボムっていた。
馬が合った二人はともに夜の街に出るようになる。
しかし、HEDは驚愕の“宣戦布告”をTEELに突き付ける。
(第二部 イッツ・ダ・ボム)

「俺はここにいるぞ」と叫ぶ声が響く、いま一番クールでアツい小説!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    イッツ・ダ・ボム
  • タイトルID
    :
    1669203
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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イッツ・ダ・ボム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    グラフィティ、ストリートアート、ボム――
    触れたことのない、よく知らない、だけど何かワクワクするカルチャーの中に連れて行ってくれる作品。
    小説って、思春期の頃とはこういう世界に怖さや危うさを感じながら読み進めていくものだったなぁ、なんて思いながら読み進める。
    大人になっても、知らない世界に連れて行かれるあのワクワク感がまた味わえて、素敵な体験でした。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    予想外の展開が何度か。ただの落書きでしか見えなかったものにこんな意味があるとは。この世界独特の矜持に触れられたかな。

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    ちょうどグラフィティーに興味が出始めたところだったのでめちゃくちゃ面白かった
    これが現代のクライムノベル
    帯にも書いてたけど
    この小説自体がブラックロータスみたいに
    ずるいくらい鮮やかでうまい構成だと思った

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ


    HIPHOP好きなのに恥ずかしながらグラフティなるものを知らず、そもそも"グラフティ"とは?という触りで入ったこの小説。用語や、文化の解説が細かくあり、理解が深まりました。

    反骨精神、世の中から置き去りにされた自分を
    表現する、誰にも見てもらえないことに対しての怒り、悲しみ。「俺はここにいるぞ」と強いエネルギーがこもったもの_____
    そう見ると普段の街のグラフティも違ったものに見えてくる。一色単に"落書き"と一掃するのは視野が狭かった。

    と、グラフティカルチャーに対するポジティブな印象も持ちつつも、
    最後にブラックロータスくんも言っていた言葉、所詮は日本で行われるグラフティは「輸入品のカルチャー」であり、USは様々な背景がありそれが文化になっているのに対し、しばしばJ-HIPHOPでも議論になってますが治安が良く平和な日本で反骨精神?何を言ってんだ?みたいな冷めた目でも見てしまいます。

    となるとブラックロータスくんがぶっ壊したかった"今のグラフティ"、自分的にはいいなぁとか思ってしまいました。
    なんかこう書いてるとグラフティカルチャー、理解できてるようでできてない気がしてきた。

    最後、TEELが徳田さんと呼ばれるところと、表紙を書いたグラフティライターの名前がスプレーで消されてるの、めっちゃクールですね。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    最高!
    アートは世代交代していかなければならない。
    古いものを切り捨てるんじゃなくて、取り込みながら。
    さながらDNAのように。
    そう常々思っているので面白かった。
    HIPHOPカルチャー大好きなので読むのも楽しかった。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    第31回松本清張賞受賞作
    ----------------------------------
    夜の光を放つ、
    ささやかで切実な犯罪小説

    グラフィティって
    違法な落書き?
    高尚なアート?

    「日本のバンクシー」と耳目を集める新鋭〈ブラックロータス〉
    彼の正体を熱心に追うウェブライター
    ストリートにこだわり続けるグラフィティライター〈TEEL〉
    そして「落書きなんて流行らない時代」に落書き(ボム)を始めた青年

    「俺はここにいるぞ!」と叫ぶ声が響く、
    新世代のクライム・ノヴェル!
    ----------------------------------
    グラフィティについては何も知らず。
    バンクシーという言葉だけは何となく知っていて。

    二部構成の第一部は
    ウェブライターが取材を進める形で物語が展開し、
    グラフィティって、という説明から
    後半は一気にミステリー要素があり。

    ああ、こうやって終わるのか。
    と思って、第二部へ。
    一部でインタビューされたグラフィティライターがメインです。

    外側から見た世界と、
    内側から見た世界。

    夜の中を疾走して、
    誰にも見つからないようにボムする。

    犯罪なのに、
    なんか格好良くて、
    独特の空気感が伝わってきました。

    こちらも後半で事件のような展開があり、
    どう決着をつけるのか気になって最後まで読み切りました。

    ショートムービーを観てる気分でした!

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    帯に森見登美彦さんが「もはやズルい」と、米沢穂信さんが「圧倒的だった」とあったので気になって読み始めた。
    グラフィティという名前すら知らなかった。そういったものが書いてあったら「治安が悪そう」と思っていた。正直、バンクシーの良さも理解できない(これは積極的に批判するのではなく興味がないという意味である)。
    わー興味ない分野の話だったなぁ。あれ?小説じゃない?なんて思いながら読み進めていたが、知らず知らず引き込まれていった。
    まるでドキュメンタリー映画を観ているようだった。この作家さん、この先楽しみだ。

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    バンクシーはじめとするストリート・アーティストが正体不明なのは、イリーガルなことをしているから当たり前でしょって、当たり前なことに気付かされる。
    でもバンクシーの表現している事が、大衆に受け入れられるのは、大衆に受け入れられる内容だからイリーガルでも批判されにくいという指摘もその通りだし、賛否両論、物議を醸すものではないから表現としてはどうなのかという指摘もわかる。
    仕掛けにしてもそう。

    純粋な表現と商業主義。
    アートに限らず、表現の世界では永遠の論争の種。

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    2025年6月号ダ・ヴィンチの伊坂幸太郎特集にあった掌編がなかなか好きな感じで気になって

    現代風石田衣良という感じ?
    バランス感覚がアップデートされながらもストリートカルチャーに憧れるというのは私にもわかる

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    洒落た雰囲気が漂う小説。
    特に専門性のない人がその話題に精通している人として世に出ていく感じとか、妙に潔癖な正義感を持つボマーとか、今っぽいなあ。

    0
    2025年05月30日

イッツ・ダ・ボム の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    イッツ・ダ・ボム
  • タイトルID
    :
    1669203
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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