アリク・カーシェンバウムのレビュー一覧

  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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     小学5年生か6年生の夏に、ハインラインの『赤い惑星の少年』を読んだ(年がわかるが、すでにそのときこの物語は古典に近かったはず!)。話はまったく覚えていないけれど、解説の中に“もし火星人がいるとしたらどんな姿か”という項目があって、火星は地球より重力が小さいから地球人より背が高いだろう、火星は地球より気温が低いから全身に毛が生えているだろうと、雪男みたいなイラストが添えられていた。幼い私は感動した。これが科学か。私は夏休みの自由研究に火星についてまとめた(火星人について書きたかっただけ)。担任は花丸をくれて「将来は天文学者ですね」と書き添えてあった(先生、残念ながらその能力はありませんでした)

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    2024年08月30日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    宇宙に知的生命体が存在するとしたら、どのような特徴を持っているのだろうか?エイリアンの色や形はわかるはずもないけど、言語や抽象的思考を可能とする知能、個体間のコミュニケーション能力、血縁、社会性に基づく協力関係などは、ある程度普遍的に持っているはずというのが、本書の主張です。これらを前提としてファーストコンタクトを想像するのも楽しいかも。SF小説の三体のようにはならないことを祈ります。

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    2024年06月15日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    【目次】
    第1章 はじめに
    第2章 形態vs機能──すべての惑星に共通するものとは? 
    第3章 動物とは何か、地球外生命体とは何か
    第4章 運動──宇宙を走り、滑空する
    第5章 コミュニケーションのチャネル
    第6章 知能(それが何であれ)
    第7章 社会性──協力、競争、ティータイム
    第8章 情報──太古からある商品
    第9章 言語──唯一無二のスキル
    第10章 人工知能──宇宙はロボットだらけ?
    第11章 私たちが知る人間性
    第12章 エピローグ

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    2024年06月08日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    各種成分は異なっても、物理的制約や自然選択といった基本ルールは異星でも同等=案外地球生命に類似した形になるのでは? という観点からの本
    宇宙生命の形を考察しつつ、地球生命の多様な形態・生態を宇宙生命のようにも感じられるようになる

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    2025年11月01日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    基本的には、まだ見ぬ地球外生命体を想像するにあたって、地球上の生命の発展からヒントを得て合理的に可能性を絞って考えようという方向性。
    コミュニケーションは光と音どちらを使うとどういう良さがあるのか、性はなぜあるのか、生命はなぜ死ぬのか。
    人間や様々な動物を丁寧に観察して歴史を紐解きつつ、エイリアンの存在を想像する。欲を言えば、存在確率が高いエイリアンの特徴を大胆に2~3詳細に述べてくれるとさらに面白かっただろう。(体はこういう物質で構成されており、大きさはこれくらい、脳はあるないなど)

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    2025年10月06日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    宇宙生物学って面白いですね。

    ちょっと邦題はふざけてると感じるかもしれませんが、中身はがっつり生物学でした。途中用語が難しくて飛ばしたりしました。
    地球外生命体を考えるために、今地球上の生き物の本質をちゃんと紐解いて説明してくれている(原題も「動物学者による宇宙の案内」みたいな感じです)。

    途中ちょっと難しい部分があって飛ばしてしまいましたが、面白い部分が多く、毎ページ楽しめました。

    難しい部分は「言語」「人間性」あたりでした。そこの分野はそこの分野で勉強してからまた読み直したいですね。

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    2025年05月28日
  • まじめに動物の言語を考えてみた

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    オオカミ、イルカ、インコ、ハイラックス、テナガザル、チンパンジーの音声コミュニケーションと人間の言語の比較と理解の本。環世界とは遠く、徹底して人間の感覚から音声コミュニケーションを論じる内容。
    それにしても邦題のセンスがひどすぎる。

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    2025年08月30日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    動物学者が、エイリアンの姿を考えてみた。

    色々と類書はあるが、物理学者でも宇宙の専門家でもないところが味噌で、どういう条件なら生命が発生して社会が発展して、それはどういうものかという考察は、ほぼほぼない。

    前提条件は、物理法則が我々と同じで、実際宇宙船を作って、我々とランデブー出来る宇宙人がいるとしたら、どんなんでっしゃろ。

    地球上でも収斂進化があるように、環境が似ていれば、姿見は似てくる。環境が要請する機能面から考察しようじゃないのという試み。

    面白かったな。
    社会性とか言語、人工知能に至るまで考察していて、想像できる限り、想像をそう大きく超えることはないんじゃないかって。

    これは

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    2024年07月19日
  • まじめにエイリアンの姿を想像してみた

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    <目次>
    第1章  はじめに
    第2章  形態vs機能~すべての惑星に共通するものとは?
    第3章  動物とは何か、地球外生命体とは何か
    第4章  運動~宇宙を走り、滑空する
    第5章  コミュニケーションのチャネル
    第6章  知能(それが何であれ)
    第7章  社会性~協力、競争、ティータイム
    第8章  情報~太古からある商品
    第9章  言語~唯一無二のスキル
    第10章  人工知能~宇宙はロボットだらけ?
    第11章  私たちが知る人間性
    第12章  エピローグ

    <内容>
    タイトルに惹かれて購入。しかし当たり前ながら難しい本だった。要するに生き物として、宇宙共通のものを考える。その前提は生物学や物理

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    2024年07月15日