アリク・カーシェンバウムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学5年生か6年生の夏に、ハインラインの『赤い惑星の少年』を読んだ(年がわかるが、すでにそのときこの物語は古典に近かったはず!)。話はまったく覚えていないけれど、解説の中に“もし火星人がいるとしたらどんな姿か”という項目があって、火星は地球より重力が小さいから地球人より背が高いだろう、火星は地球より気温が低いから全身に毛が生えているだろうと、雪男みたいなイラストが添えられていた。幼い私は感動した。これが科学か。私は夏休みの自由研究に火星についてまとめた(火星人について書きたかっただけ)。担任は花丸をくれて「将来は天文学者ですね」と書き添えてあった(先生、残念ながらその能力はありませんでした)
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Posted by ブクログ
動物学者が、エイリアンの姿を考えてみた。
色々と類書はあるが、物理学者でも宇宙の専門家でもないところが味噌で、どういう条件なら生命が発生して社会が発展して、それはどういうものかという考察は、ほぼほぼない。
前提条件は、物理法則が我々と同じで、実際宇宙船を作って、我々とランデブー出来る宇宙人がいるとしたら、どんなんでっしゃろ。
地球上でも収斂進化があるように、環境が似ていれば、姿見は似てくる。環境が要請する機能面から考察しようじゃないのという試み。
面白かったな。
社会性とか言語、人工知能に至るまで考察していて、想像できる限り、想像をそう大きく超えることはないんじゃないかって。
これは -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 はじめに
第2章 形態vs機能~すべての惑星に共通するものとは?
第3章 動物とは何か、地球外生命体とは何か
第4章 運動~宇宙を走り、滑空する
第5章 コミュニケーションのチャネル
第6章 知能(それが何であれ)
第7章 社会性~協力、競争、ティータイム
第8章 情報~太古からある商品
第9章 言語~唯一無二のスキル
第10章 人工知能~宇宙はロボットだらけ?
第11章 私たちが知る人間性
第12章 エピローグ
<内容>
タイトルに惹かれて購入。しかし当たり前ながら難しい本だった。要するに生き物として、宇宙共通のものを考える。その前提は生物学や物理