リチャード・ボヤツィスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心の知能指数 EQ
感情がリーダーシップにおいて重要な役割を果たすことを前提に、マネジメントにおいて必要な様々なコンピテンシーを学ぶ事ができる。
キーワードは、【共鳴】させること。
そのために、以下の領域を客観的に鍛えていくことが解説されている。
・自分の感情を認識する
・自分の感情をコントロールする
・他者の気持ちを認識する
・人間関係を適切に管理する
個人としては末尾にある、ソニー平井社長が語っておられた、【異見を聞く】【わからないことは正直に教えてくださいとリクエストする】【間違いがあれば素直に謝る】といった当たり前のことを徹底されてこられた件の章が印象に残った。
あれだけの大企業をまとめた方も特別なスキルではなく人として当たり前のことを真摯に行い続けていく延長が企業やチームの明るい未来に繋がるのだなと実感した。
人材育成や研修制度などどんなプログラムするかばかりを考えがちだが、プロセス>プログラムだ。
組織の文化を軽視せず、チームの現状や制度の課題を捉えないまま、人だけを変えることは愚の骨頂という内容もとても腑に落ちた。
「まず、人があり、次に戦略がある」
どんな凄い事業戦略や新しいサービスを作ったとしてもそれを実行する組織戦力がついてこないと意味がない。
EQ、もっと理解していきたい。 -
Posted by ブクログ
『成長を支援するということ』
【購読動機】
戦略の達成が目的でその手段が組織とした場合、組織の構成要素である「ひと」(ひとりひとりの働き方・貢献のあり方)が、戦略達成を左右するひとつの原因となります。
「コーンチング」「1on1」なる言葉が流通しだして、相当の年月が経過しました。その期間に、組織の「エンゲージメント」(会社と従業員の距離、つながり)を計測するクラウドサービスを観察する機会が増えました。
おそらく、どの企業も共通して「人が採用できなくてこまっている。」「若くて優秀な社員が離職する」という課題があるから「エンゲージメント」を導入するのでしょう。
では、「エンゲージメント」を導入した後、採用そして離職の課題は解決しているのでしょうか?
ほとんどの企業の回答は「NO」なのではないでしょうか?
そんなことを考えている私は、自然にこの書籍を手に取ったのでした。
【当書籍を選択した理由】
すばり「タイトル」です。ひとりひとりが成長すれば、それは結果として組織の成長につながります。
では、一人一人の成長はどのように実現するのでしょうか?
そんなときに、この書籍に出会ったのでした。
【読みおえて】
コーチングって何だ?という疑問をもっている方にお薦めです。
組織が目的、目標に対してパフォーマンスを発揮するためには、下記の3つの認識が必要であることです。
1)コーチングも1on1も手段である認識すること。
2)チーム長・組織長のマネジメントスキルだけではチームは機能しないと認識すること。
3)メンバー・構成員が「理想の自分」と「現状の自分」を整理、認識できる機会が必要であること。
そして、その機会は、企業・組織側で制度的に設計・運用するのが望ましいということです。
この書籍は、事例と理論の行き交いが多いです。そのため、私にとっては読みづらい部類に入りました。ただし、理論を先に抽出し、そのあと事例で解釈を添えるという順序で購読すると内容に対する解像度があがります。 -
Posted by ブクログ
コーチングの理論と実践について書いてある。
・コーチングも1on1も、ただの手段である。
・マネジメントスキルだけではチームは機能しない。相手を思うこと、理解することから始まる
・メンバー「理想の自分」と「現状の自分」を整理、認識できる機会が必要であること。それは企業や組織が精度的に設計・運用するべきであること。
が趣旨。
お互いのビジョンを共有してもらえる・できる信頼関係を構築してもらえるか。コーチングに適した瞬間に反応できるかなど、前提論も豊富。
エンゲージメントなど意味はなく、個人の成長に向き合い、関心を持ち、深く耳を傾け、支援するということが大切。
従来の誘導型コーチングとは違う「思いやりのコーチング」という推し方をしているとこだけ意味が分からなかった。
本質的に従来のコーチングの本質を述べていると思料した。