土屋うさぎのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
第二弾。ひきつづき日常におきるちょっと事件をそのときに感じた違和感から謎を解いていく。
主人公の小春はパン屋ノスティモでバイトを続けつつ漫画を描いていて、そこで働いているメンバーもあらたに増え後輩ができる。
また、前作の登場人物もいろいろな所で、登場し、その後を知ることができ嬉しかった。ただ、2作目となるとだれてしまうところも?!とも思うところもあったが、それぞれの話、特に最後の話が面白かった。ノスティモのメンバーは個性が強いが仲が良く楽しそう。短編で読みやすく、さまざまなのパンの豆知識も知れてよい。それぞれ登場人物達が頑張っていて私も頑張って勉強したいと思った -
匿名
ネタバレ 購入済み日常に潜んだ謎を解いていくって言うコンセプトが板についてきて前作より洗練された感じがあってさらに面白かった。
そのコンセプトの影響で、他人の事情をズケズケと解き明かしていくノンデリ主人公なのは変わりないけど、そこもご愛嬌になってきた感ある。
ただ一つ許せないのが、ケーキをわざと倒して台無しにするっていう店長の行動は解釈違いがエグかった。
スタッフの為だし、ほとんどイミテーションと言えど、あの店長が食べ物を粗末にするとは思えないからそこは残念だった。 -
購入済み
表紙が可愛いのと、パン屋×ミステリーという珍しい組み合わせが興味を引いて、購入。
まず、舞台がパン屋なだけあって、作品に出てくるパンが全部美味しそう。
話の内容やトリックなんかは少々物足りない感じもあったけど、日常感があふれていてそれはそれでほんわかした。
最後の最後、主人公の言葉で伏線回収されて、読後感はとてもスッキリ! -
Posted by ブクログ
誰も不幸にならない日常系ミステリー。
こんな風に色んなことを考えて生きていたら、世界も違うように見えるのかもしれないと思った。
フランスパンの話はちょっと納得いかなかった。
そんな強硬手段に出る前に、やれること沢山あったはずなのに、いきなりそんな手段を取るものかな?と腑に落ちなかった。
でも若いうちは周りが見えずそうなってしまうのかもしれない。
レナ先輩の存在が、悪く言われてなくて驚く。
オープンのメンバーだからといって、職務規定を守らない人というのは信用がなくて当たり前なはずなんだが、あの人だから仕方ないねで終わるから直らないんだろうなと思った。
そこの違和感がすごくて、レナについては好感が持てなかった。
最後に小春が色んなことを注意深く見るようになった理由がわかったが、すごい推理力だなと改めて思った。
こんなに観察力があったら、気づきたくないことも気づいてしまいそうで、生きづらそうだとざっくり感じてしまった。 -
Posted by ブクログ
さくさくと読める。
大人よりも中高生に勧めたくなるような、軽やかな日常ミステリーといった質感でした。
第一作と変わらずタイトルや表紙の雰囲気を裏切らない、パンに絡めた日常の謎を解決しつつ、主人公の成長を見守る穏やかなライトミステリー。
ちょこちょこ挟まれるパン豆知識が勉強になりました。
カツサンドの話はちょっとセンシティブというか、踏み込みすぎではないかとハラハラしてしまいましたが……良い結果に繋がって良かったです。
ちょっと展開が読めすぎてしまうのと、やや強引さは感じるものの、テンポよく読めて読後感が良いので、久しぶりの読書にいいかもしれない。