土屋うさぎのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「このミス」大賞と聞き、そして表紙の絵師の方を知っていたのですぐ買いました。
SNSで度々目にしていた「一次元の挿し木」を読むまで、正直この作品を知りませんでした。巻末にて「一次元の挿し木」は大賞ではない、ということを知り、これを超えた本があるのか、とその時初めて今作を知りました。
パン屋でミステリー?とずっと読むまで謎に思っていました。
ミステリーといえば、私の中では殺人事件などが起こるもの、と勝手に思っていたのでどんな物語になるのだろうと読むまでドキドキしてました。
しかし、読み進めていくと、殺人とは程遠い、ほのぼのとした日常の中に起こるトラブルとも言い難いような、そんな謎解きで、「こ -
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読みやすいので、普段あまり本を読まない人にも手に取りやすい本かと思う。表紙のイラストが出水ぽすか先生なのも素敵すぎる。
主人公はパン屋ノスティモでアルバイトをする大学生の市倉小春。全部で5つの話が収録されているが、どれも小春とそのバイト先であるノスティモが舞台。事件というほどではないが日常の小さな謎を小春が鋭い視点で紐解いていく。一緒にライブビューイングを見に行こうと誘ってくれた友人が突然のキャンセル。なぜ?とか、ヘルプで入った同僚(系列のケーキ屋のバイト)が他のことは何でも上手くできるのにパンに切り込みが入れられないのは何故か、高校生男女がこぼしたコーヒーの理由、ひったくり犯が子どもの財布 -
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大学生になって一人暮らしを始めた小春は友達に誘われてパン屋さんでバイトしている。朝6時からのシフトもあり早起きに慣れること、売れ残りのパンの持ち帰りが出来ること、高校の時からの友達と一緒でホームシックにならずに済んでいることといいことずくめだ。ところがその友達はバイトを辞めるという、一緒に行こうと約束していた舞台のライビュも行けなくなったと断られる。なぜなんだろうと考えた時彼女の行動を思い出し謎が解ける。
誰もが体験した事がある様なちょっと引っかかっるあの時なんであんな言い方したんだろうと思った言葉も繋ぎ合わせたら分かる事があるかもしれない。
聞いてみたらそういうことかと理解できても嘘をつかれ -
Posted by ブクログ
漫画家志望で貧乏学生の小春は売れ残りのパンが貰えるため、パン屋でアルバイトをしている。親友による推しのライブのドタキャン、同僚がフランスパンにだけクープを入れられない。何でもない日常の謎が、小麦の柔らかくて甘い香りと共に小春の日常を彩っていく———
良かった
物語はそれぞれに、ベストな出会うタイミングがあると思っていて、この物語は今出会えたからこそ心に深く刻まれたと思う。かつて読んだ小説で、自分には刺さらなかった小説でも、読み返してみれば今の自分には刺さったりするし、モチロン逆もある。その時、自分がどんな物語を求めているかを、完璧に把握するのは難しいけど、最近それができるようになってきたと感 -
ネタバレ 購入済み
ささこい
アニメ放映中のささこいは.5話とし、しほ達のお話。この2人も好きだからしっかりと描いてくれるの嬉しい。
わたゆりも前回かなり気になる終わり方だったのでとても満足。 -
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土屋うさぎさん初読みです✨
今にも美味しそうな香りがしてきそうな、出水ぽすかさんの表紙にも読書欲をそそられました(*゚∀゚*)
ミステリーといえば、事件や事故、犯罪とかの不穏な空気の中、眉を顰めながら読むものと思っていましたが、こんなソフトな感じのミステリーもあるのね…とミステリー初心者には安心して読み終えることができました♪
その謎は解かない方がいいんでない?とか、そこはそっとしておいてあげなよ…と思う案件もあったりして、色んな味わい方のある作品。
パンに関する豆知識や小春さんの抱える" 左右盲 "という症状についての知識を得られたのも、この本を読んで良かった理由の -
Posted by ブクログ
ネタバレ土屋うさぎの謎の香りはパン屋からを読んでいる
主人公はパン屋でアルバイトをしている女子大生。
日常で起きた謎を解明していくのだが、日常のことなのであまりインパクトは無い感じ。
フランスパン起源の話が出て来て最後にフランスパンの起源について坑道で働く人がケンカが絶えず、喧嘩にパンを切るナイフを使わなくても良いように細長くなったと書いてあったが、ChatGPTに聞いたら最初はその説は出てこなかった。突っ込んで聞いたらそんな説もあるが有力ではないと。
一番有力なのは、労働法が変わって朝早く働けないので、早く焼き上がる細長いパンになったと。
フランスパンの私の思い出は、学生の頃、山陽を野宿しながら自転 -
購入済み
表紙が可愛いのと、パン屋×ミステリーという珍しい組み合わせが興味を引いて、購入。
まず、舞台がパン屋なだけあって、作品に出てくるパンが全部美味しそう。
話の内容やトリックなんかは少々物足りない感じもあったけど、日常感があふれていてそれはそれでほんわかした。
最後の最後、主人公の言葉で伏線回収されて、読後感はとてもスッキリ!