コトバ編集室のレビュー一覧

  • kotoba 2024年夏号

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    ネタバレ

    「喫茶店と本」素晴らしいコンセプトだー。しかもやたらと分厚い。1550円とお手頃価格だし。
    自分も喫茶店では本を読む人なのでうってつけ。買った。

    しかし、近所のお気に入りの喫茶店は店主の体調不良とやらでずっと営業停止しており、別のモーニングを食べれるお店は普通に食堂で、それでも本は読むけどあんまり「喫茶店読書」感はなかったりしていて、最近あまり喫茶店読書を楽しめていないから、これを読んでもうらやましくなるだけなのではという気もした。

    更に自分でもなぜ喫茶店に惹かれるのがよく分かっていないし、そもそも自分でコーヒー淹れたらポットいっぱい作れてせいぜい100円とかなのに数百円払ってカップ一杯だ

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    2024年08月08日
  • kotoba 2025年秋号

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    ノンフィクションの本を読むことが増えた。今回の特集で自分が行ったことがない場所、生きていなかった時代のことについて知りたいと思えることが増えた。
    こんなにも現実が面白いのだからフィクションを読まなくても楽しいな。さらにフィクションもあるのだから全部を楽しむには人生は短い。

    たまたま次に読む予定だった『ライトついてますか?』の紹介が載っておりなにかの縁を感じた。

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    2025年11月23日
  • kotoba 2024年秋号

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    半年遅れて読み終わる.
    特集「世界は科学の言葉でできてる」を目当てに買ったのだが,優れた科学者は優れた語り手でもある,ということがよくわかった.いや,叡智を一所懸命伝えようとした人が,優れた科学者なのかな.

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    2025年03月15日
  • kotoba 2024年夏号

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    喫茶店と本の関係は切っても切り離せない。





    本を買って喫茶店やカフェでコーヒーを飲んだり、スイーツを食べながら本を読む時間は、なんとも言えない。





    ライター・喫茶写真家の川口葉子は、「あなたにとって喫茶店とは何ですか?」と言う質問に対していろいろ答えてきた。




    「街なかの居場所」「群衆の中の孤独をたのしむ場所」「自分のリズムを回復する時間」「誰でもない匿名の人間になれる空間」と言ってみたりした。





    最近では「喫茶店は窓」と答えている。その小さな窓から世界を眺めていると述べている。





    喫茶店の現在形について川口は以下のように考察している。




    かつてのよ

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    2024年06月09日
  • kotoba 2022年秋号

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    NHKラジオ講座で一時代を築いた杉田、大杉、遠山先生の鼎談を目的に購入。そうそう、そうなんだよね、などと頷きながらあっという間に読んでしまった。AIの発達で外国語の学習が不要になるか?という命題は確かに興味がある。誰の回答が優れているという訳ではないが、大杉先生の「スピーチはパーソナリティ」という持論はしっくりくるものがある。やはり機械を通して話をしても心に響かないように思われる。それとも杉田先生が言うように、それも人間の思い上がりなのかな?

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    2022年12月05日
  • kotoba 2022年冬号

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    書店で見かけるたびに気になってた季刊誌。厚みがあるけど内容はどうかなと思っていたら読み応えたっぷりで驚いた。第一線で活躍されている方々の独学の話、それぞれ学び方に個性があり、その目的もさまざまで面白い。

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    2023年06月27日
  • kotoba 2022年春号

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     2020年、「PartⅢ」が公開30周年を迎え再編集版が製作された折、監督のフランシス・F・コッポラ、アル・パチーノにインタビューしたものが冒頭に再録されている。保存版として、これは貴重。

    「ソフィアに不当に放たれた批判も私に向けられものだと感じていた」

     と語るコッポラ。それが

    「皮肉なことに映画で(マイケル・コルリオーネの)娘の命を奪った銃弾はそもそも父に向けられたものであったのと同じように」

     と自分の作品およびその主人公と自らの人生を、かくも重ねて考えていたのかということが分かって生々しい。

     その後の章では「ゴッドファーザーを読み解く」と、多彩な執筆陣が思い思いの視点から

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    2022年03月15日