kotoba 2024年夏号

kotoba 2024年夏号

1,394円 (税込)

6pt

4.5

特集
喫茶店と本

30年間で半減したというニュースもある、喫茶店。
本を買った足で喫茶店に寄り、コーヒーや紅茶を飲みながらページを開く。かつてあった、そうしたカルチャーは現在、どうなっているのでしょう?
そもそも「純喫茶」とはどういう場所だったのか? カフェとはどう違うのか?
町との関係、リモートワークの場所なども踏まえながら、喫茶店と本の関係の「現在進行形」を探る特集です。

Part1 今なぜ喫茶店なのか
仲俣暁生 新宿・風月堂からドーナツショップまでの距離――「現代文学」と喫茶店
堀部篤史 『喫茶店のディスクール』余録と補遺
川口葉子 愛ゆえに語りそこなう喫茶店
山田果凜 コーヒーのほろ苦い現実
加藤ジャンプ 喫茶店コラム(1) 喫茶店と酒

Part2 喫茶店のダイバーシティ
澁川祐子 「純喫茶フード」の日本史
高井尚之 オマケとオトクの「喫茶王国」名古屋――コメダとモーニングの「儲けのカラクリ」
編集部 「一服一銭」喫茶店のルーツをさぐる
友清 哲 憩いを生み出すブックカフェというビジネスモデル。その現在地を追う
野崎 歓 パリのカフェは自由の領土
おさんぽ神保町 神保町と喫茶店の深い縁について
加藤ジャンプ 喫茶店コラム(2) 喫茶店とカップアンドソーサー

Part3 あの人と喫茶店
片山淳之介 書店と喫茶店の間、そこからあふれるもの
菊地成孔 なぜ、ジャズ喫茶はコーヒーがまずいのか?
熊谷あづさ 本と作家と喫茶店
程尚 日本の喫茶店のリアリティやレギュレーションを超えたなにか

【特別企画】
泉賢太郎 今読むべき化石を知る本15冊

連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
石戸 諭 21世紀のノンフィクション論
大野和基 未来を見る人
木村草太 幸福の憲法学
橋本幸士 新連載・物理学者のすごい日記
嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。
鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機
赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか?
阿川佐和子 吾も老の花
木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
木村元彦 新連載・言葉を持つ
小松由佳 人間がいない土地
おほしんたろう おほことば

kotobaの森
著者インタビュー 岩尾俊兵 『世界は経営でできている』
マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
大村次郷 悠久のコトバ
吉川浩満 問う人
町山智浩 映画の台詞

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kotoba のシリーズ作品

46~62巻配信中 最新刊へ
1~17件目 / 17件
  • kotoba 2022年冬号
    1,322円 (税込)
    独学の愉しみ 数学、哲学、語学、音楽etc.─カテゴリーを超え、書店やWEBは、 人々の向学心をくすぐる膨大な「独学アイテム」であふれている。 なぜ我々は学びたいのか? デジタルツールの進化により、 あらゆる知識が瞬時に引き出せる今、学ぶことの意味はあるのか? 様々な独学スタイルを考え、学びの魅力・意味をさぐる。 Part1 独学の真髄を味わう 読書猿/独学者を阻む薄い壁 吉田 武/独学とは再帰なり――選ばれし者から選びし者へ ウスビ・サコ/自力で学ぶ「自学」のすすめ 澤井康佑/大金不要、ネイティブ無用――独学最強の英語学習法 鎌田敬介/日本の「仕事人」をとりまく独学環境 志村真幸/独習者、南方熊楠の驚異の記憶力 青い日記帳/独学だからこそ身につく――いちばんやさしい美術鑑賞術 永江 朗/独学本のススメ Part2 私の独学、私と独学 佐藤 優/独学の秘訣――記憶を再現するためのノート術 柳川範之/苦しい学びは続かない 石塚真一/独学の漫画家、独学のサックスプレーヤーを描く 岡部恒治/社会人のための数学独学法 深川峻太郎/私はなぜ相対性理論を独学したのか 角幡唯介/冒険と独学 黒田有彩/宇宙飛行士になるための独学 特別再録/立花 隆 知的好奇心のすすめ 【kotobaの人】岡島喜久子 インタビュー あらゆる立場の人がフラットに話すことからイノベーションは生まれる 【kotoba Special】 田崎健太/いま一番聴きたい法話 「H1法話グランプリ」に寄せて 【連載】 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 水野和夫/資本主義の超克 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 高橋秀実/ことばの番人 今尾恵介/珍名バス停探訪記 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 大野和基/未来を語る人 葉月けめこ/時代うた――詞人のことば 高橋源一郎/失われたTOKIOを求めて 中野香織/スポーツとファッション おほしんたろう/おほことば 【kotobaの森】 著者インタビュー/北村紗衣 『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』 大村次郷/悠久のコトバ 山口 進/人は何を食べてきたか 町山智浩/映画の台詞
  • kotoba 2022年春号
    1,322円 (税込)
    特集 ゴッドファーザー 1972年3月、アメリカで1本の映画が公開された。 同名のベストセラー小説を原作とする『ゴッドファーザー』である。 この物語は「犯罪映画」というカテゴリーをはるかに超え、大ヒットを記録し、第3部まで製作される人気シリーズとなった。 公開から半世紀を迎える今、同作品から読みとることのできる多様なテーマ性や芸術性、今日的な意味合いについて考える。 インタビュー/フランシス・フォード・コッポラ インタビュー/アル・パチーノ 濱口英樹/『ゴッドファーザー』と世界の出来事 Part1 ゴッドファーザーを読み解く 大岡 玲/ゴッドファーザーとシチリア 内田 樹/『ゴッドファーザー』と『北の国』から 芝山幹郎/汲めども尽きない旧世界の井戸 町山智浩/マフィア帝国の興亡 マーク・ピーターセン/名セリフから観るゴッドファーザー 藤原帰一/アメリカの物語としてのゴッドファーザー 津上英輔/娯楽か芸術か Part2 ゴッドファーザーを愉しむ ロバート・ハリス×ピーター・バラカン/ゴッドファーザーを愛する理由 渡辺信一郎/監督目線で見た「二人のドン」の物語 中野香織/マフィアとスーツ 後藤晴彦/ゴッドファーザーの食卓 長谷川町蔵/三部作に張りめぐらされた音楽の連接 新元良一/移民としてのゴッドファーザー 馬飼野元宏/犯罪組織を描いた映画 ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • kotoba 2022年夏号
    1,322円 (税込)
    スポーツやギャンブルの世界はもちろん、宗教、哲学、政治、経済、数学など様々な分野で、運についての議論が尽きることはない。 運はどのように考えられてきたのか? 運をコントロールすることはできるのか? 人間は、運とどう対峙してきたのか? 人間は、運を支配できるのか? 多角的に考察する。 Part1 運の正体にせまる 古田徹也/人生はギャンブル!?――哲学は運をどう考えてきたか 水晶玉子/鎌倉殿の“運”を読み解く――“風の時代”の生き方 成田悠輔/変えられる運、変えられない運 中村圭志/「運」は偶然か、必然か? 宗教の思考 小島寛之/「ツキ」と「運」の数学 村上幸史/人は運とどのようにつきあっているのか 吉川浩満/地獄の沙汰も運次第――絶滅における運の問題 小川 勝/データから考えるスポーツの運 畑中章宏/日本開運小史――「おばけ」になった暦 Part2 運と生きる 酒井邦嘉×羽生善治/実力を支える運・鈍・根――手先が見えない世界をどう生きるか 島田雅彦/運を巡る帝国の興亡 植島啓司/教授はいかに運に賭けてきたか 黒川博行/麻雀は「運」を予想するゲーム 山口 薫、山口陽恵/「運」を引き寄せる「システム思考」 小林信也/プロ野球選手の運 永江 朗/「運」を読む kotobaの人 隈 研吾/「隈建築」の真髄 スペシャル・インタビュー 小林紀晴/越えて行く人 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪 河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学 永田和宏×小池真理子/ことばで寄り添う 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 高橋秀実/ことばの番人 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 大野和基/未来を語る人 葉月けめこ/時代うた――詞人のことば おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/島田裕巳 『性と宗教』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 山口 進/人は何を食べてきたか 町山智浩/映画の台詞 ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • kotoba 2022年秋号
    1,322円 (税込)
    【特集 やがて愉しき外国語】 私たちはなぜ外国語を学ぶのか? 日本人はどうして英語にこだわるのか? 英語以外の外国語を勉強する意味とは? デジタル時代に、そもそも外国語学習は必要なのか? 外国語学習についての疑問への答えを探し、日本ではなかなか実感できない、言語の多様性についても考える。 Part1 外国語を学ぶとは? 杉田 敏×大杉正明×遠山 顕/ラジオ英語のレジェンドが語る「日本人と英語」 酒井邦嘉/チョムスキーと多言語 ロジャー・パルバース/アメリカの青年はなぜロシア語を学んだか? 中条省平/外国語は情報収集の最高のツールである――フランス語の場合 高野秀行/語学は魔法の剣! 鳥飼玖美子/日本人は英語以外の外国語を愛せるか? 伊藤雄馬/「マイナー言語」の宇宙――文字のないムラブリ語の学び方 Part2 言語と人間、そして社会 野谷文昭/スペイン語は「自分」を解放するコトバ キリーロバ・ナージャ/多言語話者ナージャの発見 多言語で読まれるマンガの未来 賀沢秀人/世界を少しだけ平和にする機械翻訳の行方 西島順子/イタリア――今も生きつづける多様な言語 長瀬 海/アジア文学と日本語の距離 吉岡 乾/やがて消えさる危機言語 kotobaの人 亀山郁夫/翻訳、外国語教育、そして文学の未来 第二〇回開高健ノンフィクション賞 受賞作発表 佐賀 旭 『虚ろな革命家たち――連合赤軍森恒夫の足跡をたどって』 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪 河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学 永田和宏×小池 光/ことばで寄り添う 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 高橋秀実/ことばの番人 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 大野和基/未来を語る人 葉月けめこ/時代うた――詞人のことば おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/成田悠輔 『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 山口 進/人は何を食べてきたか 町山智浩/映画の台詞
  • kotoba 2023年冬号
    1,322円 (税込)
    【特集 マンガの現在】 電子コミックの普及、海賊版サイトの横行、メディアミックスの新潮流など、激しい変化にさらされながらも日本の文化のひとつとして根付いているマンガ。 世界中の多様なコミックカルチャーにも目を向けつつ、広い視点でマンガの現在地を考える。 イントロダクション さやわか/今こそマンガの黄金時代である Part1 創作の最前線 野田サトル/新しい表現の到達点『ゴールデンカムイ』 小林有吾/『アオアシ』はスポーツ漫画を次のステージへ進める つくしあきひと/『メイドインアビス』憧れへの衝動と代償と…… 赤松 健/マンガが切り拓く政治と外交 Part2 マンガが世界を動かす グローバルとガラパゴス/海外マンガ事情:米仏編 縦スク・マンガが独自に発展/海外マンガ事情:中韓編 夏目房之介/極私的マンガ研究史論 高橋源一郎/わたしが最近読んでいるいくつかのマンガについて 伊藤 剛/大学のマンガ教育における20年の蓄積 小田真琴/拡張する「女子マンガ」の世界 竹村 響/世界の隅々から、あまねく漫画読者へ 鈴木涼美/「ここではないどこか」に在る救済 細野修平/リアルタイムで盛り上がれるデジタルマンガの世界 ロングインタビュー 沢木耕太郎/旅の達人は、人生の達人。 kotobaの人 伊達公子インタビュー/世界ランキングTOP50だけが知っていること インタビュー 椎名 誠/ぼくの昏く静かな失踪願望について インタビュー 竹山 聖/建築に言葉は必要か 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪 河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学 永田和宏×徳永進/ことばで寄り添う 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 高橋秀実/ことばの番人 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/森田真生 『偶然の散歩』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 町山智浩/映画の台詞 ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • kotoba 2023年春号
    1,394円 (税込)
    特集 カズオ・イシグロ 現代イギリスを代表する作家カズオ・イシグロ。 長崎で生をうけた彼は、日本、イギリス、中国を舞台にした小説、近未来を描くSF小説など、国家やジャンルを横断して書き続け、2017年にノーベル文学賞を受賞してからも、創作実験を止めることはない。 脚本を担当した映画『生きる LIVING』(黒澤明の名画『生きる』が原作)の日本公開も控えるイシグロの物語世界を徹底的に解読する。 Part1 創作の秘密にせまる 日吉信貴/カズオ・イシグロと「日本人らしさ」――日本語圏の読者に向けたイシグロ入門 中島京子/わたしの好きなカズオ・イシグロ 斎藤兆史/ここはどこ? 「私」は誰?――イシグロの語りのからくり 森川慎也/イシグロの創作術 古川日出男/カズオ・イシグロの不穏さに惹かれて 温 又柔/文学のふるさとをたずねて 助川幸逸郎/『クララとお日さま』が示す「格差」と「分断」への処方箋 戸田 慧/私たちの抵抗と服従――漫画『約束のネバーランド』と小説『わたしを離さないで』 日吉信貴/カズオ・イシグロ作品解説 Part2 広がり続けるイシグロ世界 町山智浩/「カズオ・イシグロが選ぶ一〇本の映画」に作品の源流をさぐる 渡辺 謙/小野益次を演じて――『浮世の画家』と世界のなかの日本 ピーター・バラカン×大森さわこ/なぜ、『LIVING』と『生きる』は傑作なのか? オリヴァー・ハーマナス/『生きる LIVING』が受け継ぐ七〇年前からの問いかけ 福岡伸一/友愛、対立、断絶――記憶をめぐる物語 大森さわこ/カズオ・イシグロ映画の世界 マーク・ロマネク/映画『わたしを離さないで』は、ラブストーリーだ 後藤正文/『わたしを離さないで』の衝撃――音楽から文学へ、文学から音楽へ 馬飼野元宏/カズオ・イシグロの映像化作品 kotobaの人 吉田鋼太郎/人間のどうしようもなさを感じるために演劇はある 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 宇都宮徹壱/Jリーグ清算~前チェアマンが語る危機の真相~ 木村草太/幸福の憲法学 吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す 嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪 河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/宇野重規『日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 町山智浩/映画の台詞 ※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
  • kotoba 2023年夏号
    1,394円 (税込)
    特集 メタバースはブルース・リーの夢を見るか? メタバース(仮想空間)に私たちが求めているものは何でしょう? たとえば映画。『マトリックス』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にも、描かれているのは過剰ともいえる身体性です。 そこで思い出すのがブルース・リー。 2023年7月、没後50年を迎えるカンフースターです。 大ブームとなった『燃えよドラゴン』が日本で公開されたのは1973年12月。そのとき、彼はこの世にいませんでした。あらかじめの不在の中、いわば仮想空間の中の身体性に、私たちは魅了されてきたのです。 今号では「ブルース・リー=身体性」などをヒントに、メタバース理解の最前線に挑みます。 ブルース・リー年表 メタバース年表 ブルース・リー名言集 Part1 ブルース・リーがわかればメタバースがわかる 野崎 歓/ブルース・リー、半裸身の「真実」 島田雅彦/デッドスターに会えるメタバースの楽しみ Part2 我々はすでにメタバースの中にいる 伊藤雄馬/失われた“匂い”を求めて――言語拡張空間としてのメタバース 雨宮智浩/メタバースにおける身体 藤井保文/メタバースとビジネス――企業はその空間を生きられるか 木下美香/メタバースと医療 Part3 なぜメタバースなのか? なぜ身体性なのか? 布施英利/メタバースに「トイレ」を探せ! さやわか/『攻殻機動隊』の三つの空間 須藤 靖/マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察 【対談】 五木寛之×寺島実郎/新・日本論――いま私たちは何を語るべきか 東尾 修×工藤公康/負ける力と勝つ力 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 石戸 諭/21世紀のノンフィクション論 宇都宮徹壱/Jリーグ清算~前チェアマンが語る危機の真相~ 木村草太/幸福の憲法学 吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す 嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪 河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 阿部公彦/日本語「深読み」のススメ 阿川佐和子/吾も老の花 高橋秀実/ことばの番人 木村英昭/月報を読む 世界における原発の現在 小松由佳/人間がいない土地 おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/石井洋二郎『東京大学の式辞 歴代総長の贈る言葉』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 吉川浩満/問う人 町山智浩/映画の台詞
  • kotoba 2023年秋号
    1,394円 (税込)
    特集 萌える言語学 言語学への関心が高まっています。その背景を見ると、戦争、紛争が終わらない状況での異言語、異文化とのコミュニケーション、ChatGPTなどの生成AIによる言葉の変化……といった問題に言語学が答えてくれそうだと期待しているのかもしれません。 認知科学、心理学、文学、語学などとのコラボレーションによってさまざまな「言葉の姿」とその機能が立ち現れてきている今、言語学と言葉の最新型に迫ります。 Part1 言語学とは何か? ゆる言語学ラジオ kotoba編 伊藤雄馬/安楽椅子から森へ――フィールド言語学の可能性 黒島規史/言語学者の日常はコトバのことばかり 今井むつみ・秋田喜美/ベストセラー『言語の本質』著者インタビュー 人はなぜ言語の本質を知りたくなるのか? Part2 言語学の世界、さまざまな愉しみ 川原繁人/日本語ラップは言語芸術だ!――韻における母音、子音、音節構造の役割 柳原伸洋/萌やせ! ドイツ語 釘貫 亨/失われた音声を復元する――藤原定家、契沖、宣長の感受性 奥山景布子/「言語」で読み解く「源氏物語」――山口仲美の著作に学ぶ 水野太貴/方言、この身近でかつ遠い存在、あるいは名古屋弁の複雑性 Part3 言語学が見ている世界と未来 酒井邦嘉/生成AIによって人間は何を失うのか 窪田悠介/AI研究と対峙する言語学 中野智宏/言語をつくる≒世界をつくる 池田紅玉/言語学者のインターナショナル子育て孫育て 水野太貴・ことラボ りょ/言葉とは何か?を教えてくれる本たち 【対談】 山下裕二×井浦 新/現地で見てこそ! 日本美術の真価を知る旅へ 【ルポルタージュ】 木村元彦/沖縄ヘイトニュースの真実(前編) 【第21回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表】 青島 顕 『МОСТ「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』 連載 大岡 玲/写真を読む 山下裕二/美を凝視する 石戸 諭/21世紀のノンフィクション論 宇都宮徹壱/Jリーグ清算 ~前チェアマンが語る危機の真相~ 木村草太/幸福の憲法学 吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す 嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。 山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪 橋本幸士/物理学者のすごい日常 大澤真幸/我々の死者(を超えて) 阿川佐和子/吾も老の花 高橋秀実/ことばの番人 木村英昭/月報を読む 世界における原発の現在 小松由佳/人間がいない土地 おほしんたろう/おほことば kotobaの森 著者インタビュー/小林武彦 『なぜヒトだけが老いるのか』 マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ 大村次郷/悠久のコトバ 吉川浩満/問う人 町山智浩/映画の台詞
  • kotoba 2024年冬号
    1,394円 (税込)
    特集 ネコとヒト 「人生の悲惨から逃れる方法が2つある、音楽とネコだ」と言ったのはシュバイツァーです。 ネコは神話に登場し、芸術家にインスピレーションを与え、人びとを癒やし、SNSのスターにもなれば、ときには嫌われ者として動物と社会の問題も提起してきました。 そんなネコと人の関わりを当世のネコ事情、また文化やサイエンスの面から捉え、「存在の耐えられない可愛さ」だけでは語れないネコの姿を特集します。 Part1 当世、ネコが好きという事情 岩合光昭 誰も知らない行動と魔力を見た動物写真家の「ネコ写真」 カレー沢薫 「新しい戦前」の今、人はなぜネコを飼うのか 山田三毛猫 焼き芋を売る猫 熊谷あづさ ルポ 猫本だけの本屋さんめぐり 加藤ジャンプ 猫エッセイ(1) ネコと酒 Part2 ミームとしてのネコ 野崎 歓 文学は猫たちのために 藤田直哉 ジブリのファンタジーに誘うネコの正体 吉門 裕 ネコみれば、千々にものこそ狂おしく――平安時代のネコとヒト 志村真幸 愛猫の名付け方――南方熊楠と牧野富太郎 布施英利 美術のモチーフとして、また生物として批評家の心をくすぐる猫 加藤ジャンプ 猫エッセイ(2) ネコが嫌いな人たち Part3 ネコとヒトの心のサイエンス 高木佐保 ネコはヒトの何を見ているのか ※「高」は梯子高 赤川 学 猫社会学とはなにか ロス体験で感じた猫をめぐる社会問題の重要性 柳田理科雄 猫と物理学 仲俣暁生 猫カルチャーマップ 【対談】ドリアン助川×玄侑宗久 「世界」の見方が変わる! 動物と哲学と物語の「間柄」 酒井邦嘉×羽生善治 生成AIは人を、頭脳を、思考をどう変えるのか 【ルポルタージュ】 木村元彦 沖縄ヘイトニュースの真実(後編) 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21 世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 木村草太 幸福の憲法学 吉田太郎 シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す 嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。 山口二郎 日本はどこで道を誤ったのか――失われた三〇年再訪 橋本幸士 物理学者のすごい日常 阿川佐和子 吾も老の花 高橋秀実 ことばの番人 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 小松由佳 人間がいない土地 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 信田さよ子『家族と厄災』 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2024年春号
    1,394円 (税込)
    特集 エッセイを読む愉しみ 小説や詩でもなく、ノンフィクション作品とはまた異なるエッセイや「随筆」と呼ばれる文章。 ジャンルも多彩で、書き手の日常や心情を書いたものから、世相、文化、歴史、サイエンス、スポーツなど……。毎日、どこかで目にし、読み、知らないうちにわれわれの思いや考えに沁み込んでいるような気がします。 今号ではそんなエッセイとの新しい出合いを提唱します。 Part1 今、エッセイとは何か? 開高健の原点 酒井順子 清少納言の随筆気質 永江 朗 昭和軽薄体とその末裔 友清 哲 なぜ人はエッセイを書きたいと思うのか? 宮崎智之 一から一への文学――エッセイが時代に花ひらく Part2 リアルエッセイ 角幡唯介 サンタがいなくなった日 佐藤 佳 感染症のナラティブ――新型コロナパンデミックはなぜ省みられないのか 橋本幸士 「学習物理学」って何? 岡内大三 香川にモスクができてから みうらじゅん 超エッセイ論 エッセイはもうひとりの自分が書く Part3 エッセイの現在地 林 望 随筆、この独特の世界 磯部 涼 ラップは不良のエッセイか? 矢倉喬士 アメリカ「暗黒の時代」のエッセイ 岩崎義則 エッセイ大名・松浦静山と『甲子夜話』の世界 kotobaはこんなエッセイを読んできた 仲俣暁生 物想うゆえに我あり――現代エッセイの名手たち 【対談】 玄侑宗久×福岡伸一 互いに支えあう関係性こそが万物を創る源である 【インタビュー】 篠原 信 社会とはアップデートされるもの。哲学者や思想家はそれを目指してきた人 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 木村草太 幸福の憲法学 嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 社会学で考える猫と人の関係 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 小松由佳 人間がいない土地 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 布施琳太郎 『ラブレターの書き方』 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2024年夏号
    1,394円 (税込)
    特集 喫茶店と本 30年間で半減したというニュースもある、喫茶店。 本を買った足で喫茶店に寄り、コーヒーや紅茶を飲みながらページを開く。かつてあった、そうしたカルチャーは現在、どうなっているのでしょう? そもそも「純喫茶」とはどういう場所だったのか? カフェとはどう違うのか? 町との関係、リモートワークの場所なども踏まえながら、喫茶店と本の関係の「現在進行形」を探る特集です。 Part1 今なぜ喫茶店なのか 仲俣暁生 新宿・風月堂からドーナツショップまでの距離――「現代文学」と喫茶店 堀部篤史 『喫茶店のディスクール』余録と補遺 川口葉子 愛ゆえに語りそこなう喫茶店 山田果凜 コーヒーのほろ苦い現実 加藤ジャンプ 喫茶店コラム(1) 喫茶店と酒 Part2 喫茶店のダイバーシティ 澁川祐子 「純喫茶フード」の日本史 高井尚之 オマケとオトクの「喫茶王国」名古屋――コメダとモーニングの「儲けのカラクリ」 編集部 「一服一銭」喫茶店のルーツをさぐる 友清 哲 憩いを生み出すブックカフェというビジネスモデル。その現在地を追う 野崎 歓 パリのカフェは自由の領土 おさんぽ神保町 神保町と喫茶店の深い縁について 加藤ジャンプ 喫茶店コラム(2) 喫茶店とカップアンドソーサー Part3 あの人と喫茶店 片山淳之介 書店と喫茶店の間、そこからあふれるもの 菊地成孔 なぜ、ジャズ喫茶はコーヒーがまずいのか? 熊谷あづさ 本と作家と喫茶店 程尚 日本の喫茶店のリアリティやレギュレーションを超えたなにか 【特別企画】 泉賢太郎 今読むべき化石を知る本15冊 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 木村草太 幸福の憲法学 橋本幸士 新連載・物理学者のすごい日記 嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 木村元彦 新連載・言葉を持つ 小松由佳 人間がいない土地 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 岩尾俊兵 『世界は経営でできている』 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2024年秋号
    1,394円 (税込)
    特集 世界は科学の言葉でできている 地球にしても生命にしても、それを形づくる大切な理論や法則のなかに人はいながら、それらははっきりとは見えていません。 そのときに助けてくれるのは言葉です。 科学者が語る言葉は難しすぎることがしばしばですが、それを解説、翻訳、伝達する言葉も多くあります。 今号では科学を愉しむための入り口となる言葉をお届けします。 Part1 科学を語る言葉 須藤 靖 騙されないための科学 垂水雄二 翻訳語は日本の科学を支える 橘 玲 数学の転載、テクノ・リバタリアンになる――巨万の富を得ても世界と死が怖い 村山 斉 宇宙と人生は、数学の言葉で書かれている Part2 科学が生み出す言葉 坪野圭介 文学を旅するアルゴリズム――科学が追究する「読む」の可能性 泉賢太郎 地学、古生物学の世界から見る地球を形づくる言葉 編集部 よみがえる変体仮名 デジタルフォントで文化をつなぐ 松原 仁 AIは『虚無回廊』を完結させられるか? 小川眞里子 「客観性」の皮をかぶった科学の言葉――ジェンダーの視点から科学を考える Part3 科学の言葉をつかまえる 堀元×水野太貴 ゆる言語学ラジオ 科学の言葉編 科学は人を置き去りにしてしまうから…… ことラボ りょ 科学に潜むメタファー 吉川浩満 科学と無化学のあいだ『理不尽な進化』を読み直して科学の言葉を考える 編集部 科学と言葉を知るブックガイド 科学の世界への扉を開く40冊 対談 森 元斎×前川仁之 平和と暴力 私たちの闘い方 鼎談 山本理顕×大澤真幸×木村草太 生命・尊厳・建築 第22回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表 窪田新之助『対馬の海に沈む』 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 橋本幸士 物理学者のすごい日記 宇都宮徹壱 新連載・法獣医教室の事件簿 嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 木村元彦 言葉を持つ 小松由佳 人間がいない土地 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 今井むつみ 『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2025年冬号
    1,394円 (税込)
    特集 いい歌詞とは何か 「歌は世に連れ、世は歌に連れ」古い決まり文句ですが、人に愛される歌が世の中に影響を与える。 もちろん歌詞も描く対象や、その描き方は変化し、「いい歌詞」も変わっていきます。 しゃべり言葉や書き言葉と歌詞で何が違うのか? AIが書いた歌詞に人は感動するのか? 歌詞の好き嫌いはどこから生まれるものなのか? いい歌詞についての研究を試みます。 Part1 いい歌詞とは何か 高橋源一郎 中島みゆき、うたことば 松山 猛 作詞家が考えていること 考えてきたこと 町山智浩 マーダー・バラッドの文学 嶋 浩一郎 いい歌詞は送り手と聞き手の「共犯関係」にあり Part 2 歌詞の言葉が持つ力 木石 岳 歌詞の響きとは何か――音声詞学入門 彌勒忠史 クラシック、華麗なる“替え曲”の世界 町田麻子 輸入ミュージカル 訳詞の妙技 澄川龍一 アニメソングの歌詞 昭和、平成、令和の変遷をたどる 田家秀樹×スージー鈴木 J-POPのコトバを変えた歌 Part 3 広がり続ける歌詞の世界 磯部 涼 「ブリンバンバンボン」から考える ニッポンのラップとパンチライン 鈴木慶一×鈴木博文 ムーンライダーズと日本語ロックの歌詞 前川仁之 郷土歌謡の聖地探訪 スペイン、ポルトガル、沖縄、そして渡良瀬川 友清 哲 歌詞を絵本にする インタビュー 福岡伸一 遺伝の世界がAIで変わる 対談 ピーター・バラカン×坂井邦嘉 生成AIは言葉を、音楽を、人間を、どう変えるのか 対談 高橋秀実×牟田都子 誰もが発信できる時代だからこそ、「校正」が必要 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 橋本幸士 物理学者のすごい日記 宇都宮徹壱 法獣医教室の事件簿 嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 木村元彦 言葉を持つ 小松由佳 人間がいない土地 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 小澤デシルバ慈子 孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2025年春号
    1,394円 (税込)
    特集 野球の言葉 野球は単なるスポーツの枠に収まりません。 ノンフィクションや小説、漫画、選手や監督たちの本を通じて、数々の名場面が語り継がれてきました。 本特集では、野球と言葉の深い結びつきにスポットを当て、どのように野球は描かれ、語られ、物語として紡がれてきたのかを探ります。 スタジアムを越えて広がり続ける「野球の言葉」。kotobaならではの角度で、野球の魅力をお届けします。 Part1 野球と本の幸福な関係 柴田元幸 アメリカ文学と野球の深い関係 鈴木忠平×早見和真×クロマツテツロウ 野球の物語が生まれるとき ツクイヨシヒサ 野球マンガを変えた名セリフ 田崎健太×中溝康隆 野球ノンフィクションの名著 生島 淳 ロジャー・エンジェルの思い出 Part2 野球から生まれる言葉 高橋源一郎 優美で感動的なアメリカ野球 石田雄太 大谷翔平、イチローの言葉 生島 淳 野村語録を考える 池松 舞 野球の力、短歌の力 スージー鈴木 野球音楽ベストナイン 丸屋九兵衛 なぜラッパーは野球帽をかぶるのか?――ヒップホップとMLBの邂逅 Part3 野球がつなぐ人と言葉 野嶋 剛「棒球」が「野球」に追いついた日 木村元彦 中畑清、古田敦也、新井貴浩・・・・・・歴代会長が語る「プロ野球選手会」の闘う言葉 友成晋也 アフリカで花開くベースボーラーシップ ピエール瀧 野球とニューウェーブと甲子園と 加藤ジャンプ 球場酒 対談 犬山紙子×今西洋介 子どもを性被害から守る言葉 インタビュー 福岡伸一 ボルネオで出会った環境と生物の動的平衡 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 石戸 諭 21世紀のノンフィクション論 大野和基 未来を見る人 橋本幸士 物理学者のすごい日記 宇都宮徹壱 法獣医教室の事件簿 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 木村元彦 言葉を持つ おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 小西公大 ヘタレ人類学者、砂漠をゆく 僕はゆらいで、少しだけ自由になった。 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2025年夏号
    1,394円 (税込)
    特集 いまを生きるための哲学 いま、私たちに本当に必要なのは、「考える」という営みをもう一度取り戻すことなのではないでしょうか。 「なぜ生きづらいのか」「この社会でどう在るべきか」「この先に希望はあるのか」――。こうした問いは、私たち一人ひとりにとって切実なテーマであり、そこに向き合う姿勢そのものが、哲学だと考えます。 今号では、「いまを生きるための哲学」というテーマのもと、哲学者、批評家、作家、AI開発者、漫画家など、多様な語り手とともに、現代に必要な思考のかたちを探りました。 本特集が、問いを立て直し、考えることの豊かさを思い起こすきっかけになれば幸いです。 Part1 求められる哲学 東浩紀 トランプ2・0時代を生きる 内田樹 武道における「修行」とは何か 國分功一郎 中動態と責任論 中島岳志×戸谷洋志 「弱い責任」で連帯し、「利他」が循環する社会へ 岡崎乾二郎 私たちの認識と世界を結び直す 中村達 カリブの知――複数の「我々」を肯定する Part2 哲学でいまに向き合う 三宅陽一郎 人工知能と哲学 世界を巻き込むこの深い関係 編集部 生成AIと哲学する その1 朱喜哲 哲学を制するものがデータ社会を制する 大澤真幸 カント『永遠の平和のために』から考える戦争のない世界 適菜収 狂った時代に正気を保つためのほんとうの保守思想 篠原信 世界の「常識」をアップデートしよう! Part3 どう哲学と出会うか 島田雅彦 我歩く、ゆえに我あり 散歩と哲学、あるいは散歩の哲学 編集部 生成AIと哲学する その2 魚豊 フィクションは哲学に直結する 吉川浩満 哲学をこじらせて――惑溺と割り切りのあいだ 前川仁之 哲学者ブルース・リー私抄 川喜田研 街場の哲学の現場――「哲学カフェ」に集う人たち 編集部 kotobaが選ぶ哲学の本30冊 ルポ 芳地隆之 災害関連死をなくせ――能登半島地震「コミセン構想」を追う 対談 長谷川直之×荒木健太郎 「防災の言葉」を伝える 鼎談 平芳裕子×栗野宏文×龍淵絵美 ファッションの現在地と未来 インタビュー みき 目の見えない私が料理からみつけたこと 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 足立倫行 〈新連載〉古代史を考えなおす 大野和基 未来を見る人 橋本幸士 物理学者のすごい日記 宇都宮徹壱 法獣医教室の事件簿 鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 町田麻子 〈新連載〉ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技 阿川佐和子 吾も老の花 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 柿沼陽平 古代中国の裏社会 伝説の任侠と路地裏の物語 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞
  • kotoba 2025年秋号
    1,394円 (税込)
    特集 ノンフィクションは自由だ! 言葉や歴史が軽んじられ、「真実」が見えづらくなっているいま、事実と向き合い、丹念な取材をもとに紡がれる言葉が、より一層の重みと力をもって響きます。 ノンフィクションは、我々がいかに「自由」であり続けるかという、根本的な問いにもつながっているのではないでしょうか。 ノンフィクションの現在地とこれからを見つめます。 Part1 ノンフィクションに生きる 角幡唯介×三浦英之 ノンフィクションは「届かない」か? 窪田新之助 梅干しとノンフィクション 高野秀行 ノンフィクションと言語化 佐藤健寿 『クレイジージャーニー』と“奇界”ドキュメンタリー 水道橋博士×田崎健太 人物評伝の流儀 五百旗頭幸男 手書き新聞が変えた町 Part2 ノンフィクションの現在地 藤原新也 メディア・シフトと、ノンフィクション 小松由佳 シリアの故郷に帰る 小林信也 大の里を育てた〈かにや旅館〉、その後の物語 タカザワケンジ 写真とノンフィクション Part3 時代を超えるノンフィクション 石井光太 佐々涼子さんは、ノンフィクション作家の業を背負った人だった 石戸 諭 「話すこと」と「聞くこと」のあいだ 高橋ユキ 「新書ノンフィクション」のススメ 山極壽一 伝説の探検ノンフィクション『大興安嶺探検』を読む 仁平千香子 村上春樹『アンダーグラウンド』からの警告 創刊15周年企画 kotoba編集部が選ぶノンフィクションの本15冊 ※本書はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • kotoba 2026年冬号
    続巻入荷
    1,549円 (税込)
    特集 競馬を読む 力強く、美しく、競馬場を駆け抜けるサラブレッド。 観る者の心を震わせるその走りは、無数の言葉を呼び覚まします。 競馬は、小説やノンフィクション、エッセイ、 漫画、映像作品など、さまざまな形で時代に刻まれ、 新たな物語を生み出してきました。 今号のコトバは、競馬の物語と深いかかわりのある、 騎手、アナウンサー、漫画家、小説家、作家、芸人など、 多彩な語り手とともに「読む」競馬の愉しみをお届けします。 Part1 競馬の力、物語の力 クリストフ・ルメール 日本競馬と「第二の人生」 久住太陽×みうらたけひろ×高柳知葉 『ウマ娘 シンデレラグレイ』が描くオグリキャップの強さと本音 馳 星周×河野 啓 馬産地・浦河町と競馬の物語 早見和真×藤原菜々花 競馬を書くこと、競馬を話すこと 梅崎晴光 琉球競馬「ンマハラシー」の消滅と復活 Part2 競馬から生まれる言葉 杉本 清 競馬中継の「名実況」はかくして生まれた 島田明宏 なぜ文学は競馬を描くのか 椎名誠×星野博美 馬が見せてくれる世界 平林健一 引退馬のセカンドキャリア 加山竜司 競馬マンガの蹄跡 横山光輝から『ウマ娘』まで Part3 競馬とわたし 高橋源一郎 世界最古の物語、わたしの物語 田中裕二×じゃい 馬券にロマンを求めて 豊崎由美 極私的オススメ競馬本 水晶玉子 令和の丙午は賭け事のチャンス!? 加藤ジャンプ 馬見酒 【対談】 阿川佐和子×南 伸坊 老人になったねぇ――男女を超越した果ての語らい 【鼎談】 尾上松也×黒羽麻璃央×西川秀和 語り手・ルイジ・ルキーニから見たミュージカル『エリザベート』の魅力 連載 大岡 玲 写真を読む 山下裕二 美を凝視する 山極壽一 〈新連載〉ますます「サル化」する人間社会 三宅陽一郎 〈新連載〉文学がなければ人工知能はない 足立倫行 古代史を考えなおす 橋本幸士 物理学者のすごい日記 宇都宮徹壱 法獣医学教室の事件簿 赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか? 町田麻子 ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技 南陀楼綾繁 愛と憎しみの積ん読 木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在 おほしんたろう おほことば kotobaの森 著者インタビュー 岡ノ谷一夫『人間の心が分からなかった俺が、動物心理学者になるまで』 マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ 大村次郷 悠久のコトバ 吉川浩満 問う人 町山智浩 映画の台詞 ※本書はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    喫茶店と本の関係は切っても切り離せない。





    本を買って喫茶店やカフェでコーヒーを飲んだり、スイーツを食べながら本を読む時間は、なんとも言えない。





    ライター・喫茶写真家の川口葉子は、「あなたにとって喫茶店とは何ですか?」と言う質問に対していろいろ答えてきた。




    「街なかの居場所

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「喫茶店と本」素晴らしいコンセプトだー。しかもやたらと分厚い。1550円とお手頃価格だし。
    自分も喫茶店では本を読む人なのでうってつけ。買った。

    しかし、近所のお気に入りの喫茶店は店主の体調不良とやらでずっと営業停止しており、別のモーニングを食べれるお店は普通に食堂で、それでも本は読むけどあんまり

    0
    2024年08月08日

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