斎堂琴湖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ただ生きているという連続の中で突然降り掛かってきた理不尽に対して、飲まれてしまうのか、はたまた乗り越えていくのか、それは本人の強さや周りに支えてくれる人がいるかどうかで大きく変わってくるもので、当然前者よりも後者である方が望ましいとは思うのだけれど、では飲まれてしまったという結果やそうなってしまった人自身の弱さのみを取り出した時にそれを悪だと言い切れるかというと、少なくとも私には出来ない。どれだけ正しいとされる道や歩き方をしたところで、あるいはそうではあるからこそ余計にそうではない側が自分の立つ薄氷の裏側であることは鮮明に見えてくるものだから。読後に《罪を憎んで人を憎まず》というやや古風なフレ
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Posted by ブクログ
ネタバレSNSで見かけた煽り文と、装丁の美しさに惹かれて購入。
プロローグはインパクトがあり、どうしてこんな事件が起きたのか気になって、読書欲を掻き立てられた。
が、だんだん名前を覚えづらい登場人物が増え、事件の真相とは無関係な登場人物同士の人間関係が若干ノイズに感じられてしまった。
誰もが人生に何かしらの理不尽を抱えており、その理不尽に対して「正しい」立ち向かい方を見つけられる人間もいれば、そうではない人間もいる。おそらくそういうことを伝えたい物語なのだと思う。
私の評価は☆3だが、好きな人は絶対に好きな一冊に違いないので、自分で読んで確かめてほしい。 -
Posted by ブクログ
職場の人に面白いよ、と貸してもらった本。
舞台がまさに職場の最寄り駅、知っている場所で凄惨な事件が起きる。
電車の乗り降りに使う駅だけに臨場感たっぷりだ。
人生の何処かで躓いてしまった人達が、ちょっとしたきっかけで人生を狂わせてしまう。
こんなことでそこまでする?と思うけど、本人はちょっとだけ、という気持ちなのかもしれない。
みんな少しずつ間違いをしながら生きているのかもしれない、それに気が付かないままに生きているのかもしれない。
自分ばかり割の合わない人生を生きている、悪いのは自分じゃない、そんなふうに思う人は多いかも。
冒頭の展開からはいったいどんなことが隠されているのだろう、と思ったけど