間宮改衣のレビュー一覧

  • ここはすべての夜明けまえ

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    ネタバレ

    わたしはおとうさんの強い勧めで「融合手術」を受けて25歳のまま永遠に老化しない体を手に入れる。 家族と恋人が死に絶えたあと人生と家族を振り返り「家族史」を書く。

    わたしが書く、おしゃべりをするような、それでいて、どこか湿気のない乾燥した「家族史」によって、わたしの家族について、わたしの環境について、恋人のしんちゃんについて、知るたびにどんどん引き込まれていきました。

    人を愛することや、幸せや、過去と向き合うことなどが、不思議な角度で、しかも深く、心に刺さる話でした。

    じんせいでたったひとつでいいから、わたしはまちがってなかったっておもうことがしたいな。
    I need to know th

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    2025年08月15日
  • ここはすべての夜明けまえ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    人間が目指す理想とは

    色々なことを考えさせられる近未来のストーリー。

    主人公は酷い対応を受けた家族を恨むでもなく、むしろ淡々と生きている。逆に計算された理想的な世界で生きている親切な人達の対応に違和感を抱く。それは現代社会にも通じるようなぞわっとする恐怖感。私達はどこに向かえばいいのか、何が善なのか考えさせられた作品。

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    2025年01月11日
  • 弔いのひ

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    この著者の「ここはすべての夜明けまえ」は平仮名だけで読みにくく挫折したが、これは普通の文章だった。うつ病の作家の娘と、癌でこの世を去っていく父親との話。

    娘と父や母との対話が全てメールと電話だけで終わり、大人になってから親子の関係を再構築している様子に、なんとなくワサワサしたり共感したり。親子の関係は、良い時もあるし、悪い時もあるけど、最後は幸せだったと思えるのが良いなぁ。

    今年も沢山本を読んで世界を広げたい。皆様のレビューを楽しみにしています!よろしくお願いいたします!

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    2026年01月05日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    ネタバレ

    家族の業は繰り返されるという点が印象に残りました。奇しくも最近自分が娘を持つ親となったので、彼女とのコミュニケーションにきちんと向き合わないといけないのだな、と思いました。

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    2026年01月02日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    時は2123年、誰もいない山奥に一人の「わたし」。

    彼女は融合手術によりほぼ全てをマシン化することで永遠に老化しない身体を手に入れた。
    その彼女が語る家族史。

    親族は普通の身体を選択したため寿命によりみんな亡くなってしまい、最後は彼女ひとりになってしまった。そんな彼女も最後(最期)の選択を迫られるが、彼女が選んだ結末とは…

    私だったらずっと生き続けることを選ぶのかな?って今ならそう思うけど、是非彼女の選択を見届けてみてください。

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    2025年12月16日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    SF小説らしくない小説。
    ないことにしたら自分を嫌いになるという
    人間じゃないような状態での
    ここぞでの人間らしさ。

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    2025年10月28日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    あえてひらがなや口語を使うことで、本を読んでいるというより本人と対話しているような感覚になるのがとても新鮮だった。主人公の大人になれなかったどこか幼い精神状態や欠落してしまった感情を感じることができた。

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    2025年10月28日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む「わたし」
    おしゃべりが大好きな「わたし」は、
    これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。
    それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術、
    融合手術を受けるときに父親から提案されたことだった。
    老いない身体を手に入れた彼女の家族史。

    これはSFなのか、それとも……
    何とも言えない気持ちになる小説だった。
    とかく、「わたし」の書く自分史がほぼ平仮名のみの構成で
    これが読みづらくてしょうがない。
    なぜ平仮名で書くのか理由もあり、
    ちゃんとした狙いなのだろうが、これで脱落した人は一定数いるはず。

    とは言え、なか

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    2025年10月27日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    口語調で書かれているため、日記を読んでいるような気分になる。まさに家族史!
    ひらがなが多いのが読みづらいが、融合手術を受けたロボット?のような無機質さを感じ、よくできてるな〜と思った。
    短くあっさりした雰囲気で描かれているが、死にたいのに一生死ねない身体になったこと、自分のせいじゃないのに自分が生まれたと同時にお母さんが亡くなったことで家族に恨まれていることなど、主人公はかなり辛い境遇であった。
    融合手術で老けない体になったら、たとえ叔母だとしても、恋人になってしまうことは起こりそうだと思った。
    未来のことが書かれており、2123年はこんな風になっているのかもと想像しながら読めた。

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    2025年10月12日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    積読チャンネルで見て気になったので。
    動画を見たのが前だったので内容もあらすじしか覚えておらず新鮮に読めた。
    家族、父との関係が歪すぎて気持ちが悪かった…
    主人公は手術前のことうろ覚えだったりするから色々あったんじゃないかと思ってしまって吐き気。
    無理やりのように手術した後も勝手に落ち込んで放置して全てが最悪だし諸悪の根源。
    兄姉達との関係も悪いし本当に可哀想…

    無自覚に搾取されていた主人公が、その後に無自覚に他の人の人生を搾取する構図もかなり歪んでいた。
    お姉ちゃんも可哀想だけどまあ利用していた部分もあるし自業自得感もちょっとあるね。
    シンくんの人生は側から見たらメリバじゃないか…でもクズ

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    2025年09月27日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    ネタバレ

    始め平仮名ばかりで読みにくく、いつのまにか漢字も混じった文章になり、また最後に平仮名文に戻ってた。そういう所でも何か変化を伝えてるんだろうな。でも読みにくい。

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    2025年09月24日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    ネタバレ

    ほぼひらがなで書いてあり読みづらさはあった。内容は重めで死ねない身体になった人が過去の家族との出来事などを独り言の形で語られていく。安易に普通というのは言いたくないが環境によっては人間の持つ普通の喜怒哀楽の感情を無くさなければ耐えられないこともあるのかと悲しくなった。だから彼女は死ぬ事を選んだ。しかし生かされ改造死ねない身体にされた。自分の好きなことをなにもしていない人生ほど無駄なものはない。最後は自分がしたいことを語れていたので確かにそこに感情があったことは幸せだったと思う。

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    2025年08月20日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    ネタバレ

    表紙に冒頭の文章が載っていて、興味を惹いた。いざ読んでみると、ほとんどひらがなの文は読みにくい。(途中から漢字増える)ただ、淡々と融合手術を受けた自分の状況、家族史、シンちゃんとの関係などが綴られる。100年後、人類が住めなくなり宇宙へ飛び出すことになる様子も描かれており、地球の未来を案じてしまう。

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    2026年01月01日
  • ここはすべての夜明けまえ

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    夜明けシリーズ ひらがなばかりはきつかったけど、かんじをかかないとひらがなしかかけなくなるんだろうなと思いました。かんたんなかんじはかくことができても、かくすうが多いとおっくうになるきもちはわかります。

    記憶を消すことは人生において良いことなのか、考えさせられました。消したい過去、忘れたい過去、ないといえば嘘になりますが、本当に決して忘れたとき、それは自分なのでしょうか。私も記憶に留めたまま生きていかないとならないと思いました。

    私は間宮改衣さんの「ここはすべての夜明け前」と瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」と町田そのこさんの「夜明けのはざま」を勝手に夜明けシリーズと呼んでいます。

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    2025年12月03日