清原達郎のレビュー一覧

  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    著者の投資人生がよく分かる本。
    内容は具体的に銘柄名や損得の額まで書いてあり、理解しやすかった。
    投資の教科書としては最適な本だと思った。

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    2025年11月16日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    市場は時に冷たく、でもそこにただよう確かな温度もある。
    清原達郎の『わが投資術 市場は誰に微笑むか』は、計算された数値の世界に身を沈める日々の中で、その細部に宿る異様な執着と狂気を感じさせる。適正PERやネットキャッシュ比率を丹念に追う様子は、まるで夜の静寂にこだまする独り言のように刺さる。逆張りを貫く孤独な覚悟には共感できるが、専門用語が並ぶページには何度も心が折れそうに。とはいえ、その難解さが逆に、市場を深く知りたいなら避けて通れぬ異境だと教えてくれる。投資を生活の一部とする人間のリアルな葛藤と理論の狭間が絶妙で、読みながら自分の不完全さにも目を向けてしまった。そこがこの本の面白さだと思う

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    2025年10月23日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    話題の本なので手に取ってみたところ、著者のキャラクターや考え方が出ていて、読み物として面白くすぐに読み切ってしまった。

    ファンドマネージャーが、何百億かける投資先の経営者の見方の版画あれば面白いけど、まぁ出ないと思っていたところに、本書がハマった。

    投資スタイルは千差万別だけれども、著者のスタイルとその考え方、いままでの成功と反省が述べられており、衝撃を受けた。

    また、投資関係なしに、金融リテラシーというか、自分の頭で考える力を養えると思う。読者関係なく、読んでおいて損はない一冊だと思えた。

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    2025年06月20日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    大変面白い。
    投資の話や考え方の話は専門用語が多く、私にとっては難しい本でした。
    しかし投資術以上に、投資を生業として歩んだ人生から、気概や生き方を学びました。

    お金を稼ぐことより、誰かのためになっていると感じることが幸せ。
    誰よりもお金を稼ぐことにこだわった人が放つこの台詞に本物の重さを感じた。
    サイコーですね。

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    2025年06月09日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    長者番付第1位にもなった著名な投資家(タワーK1ファンド経営者)による経験談。完全に理解できたわけではないが、今まで行ってきた投資の成功、失敗についてかなり深く述べているように思う。とても勉強になった。

    「ハードルレートとは成功報酬をもらうためには最低このぐらい儲けてくれよ、という基準です。我々のファンドのハードルレートは3%でした。運用フィーが1%かかるので4%以上儲けないと成功報酬はゼロです」p3
    「大勢と同じ考えやポジションを持っていると間違ったときに大損しやすく、少数派の考えやポジションであれば間違っても損失が少ない」p18
    「とにかく値上がりした株はできるだけ買うのを避けるのが私

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    2025年04月25日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    機関投資家の参加しにくい小型株は、しばしば本来の価値より安く放置されていることがある。PERとネットキャッシュ比率のスクリーニングにより小型割安成長株を見出す手法が詳解されている。

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    2025年04月19日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    ネタバレ

    2回目の読破。個別株投資について、6ヶ月から数年単位で保有を目指す人は是非読むべき。今の時流であるインフレの時流に乗るためにも、投資を検討する人には学びが多い。

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    2025年03月23日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    銘柄の「視聴率」が低い方が猛者は少ない。小型でも人気テーマ化すると掘り出し物は探しにくいと思われる。

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    2025年03月02日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    難しい。が、ところどころ勉強になる部分もあり、なにより株式投資にはこのような気概や観点が必要であることを知れたのがとても新鮮だった。

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    2025年02月24日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    ★コントラリアンの尋常ならざる気迫★長者番付トップで名前を見て以降、どんな人なのだろうとずっと思っていた。比較的軽いタッチで書いているが、逆張りを徹底できる激烈な人であることは透けて見える。ファンドの基準価格の上げ下げ、そして自分の金融資産をほぼすべてつぎ込んでいること(確かにそうしたファンドでなければ信用できない)に耐えられるのも、もちろん並の神経ではない。

    株式投資で小型割安成長株に投資すれば、自分の判断が間違っていたからといって損をするとは限らないし、正しかったもうかるとは限らない、ということを冒頭に持ってくる。なるほど。

    PERで単純に割安を判断することに感じていたモヤモヤ(資本と

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    2025年01月18日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    成功したヘッジファンドのマネージャーが、自分自身の運用経験に基づいて、株式投資について書いた本なので、非常に説得力がある。
    銘柄の選定方法など、今後の株式投資の参考にしたい事が沢山あった。

    上昇トレンドでは順張りが速いとは思うけれど、やっぱり逆張りが正解かな・・・・。

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    2025年01月14日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    2024年度の実用書部門第1位候補。(私的ランキングです)
    清原氏の投資ノウハウが惜しげもなく明かされており、109ページの適正PERの考え方などは明快で秀逸。
    珠玉のノウハウを知っても必ず儲かるわけではないが、一部でも忠実に実践したら相当に勝率が上がると思う。
    内容もさることながら、本書がすごいのは単純に読み物としても面白いところ。独特の語り口で示された清原氏の投資哲学、信念にも深く共感した。
    何度も読み返すであろう一冊に出会えて嬉しい。

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    2025年06月25日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

    購入済み

    経験者でも十分に役立ちます

    経験と言っても、気に入った企業へ投資している程度ですが。
    某ネット通販で売上1位と新聞広告にあり取り寄せました。
    「どうして値上げして高くなったものに群がるんだろう」 清原氏のスタイルはその真逆、安く注目されていない銘柄を集めます。その方法は本書にて。
    失敗談も赤裸々に語り、全く偉ぶってない書き方も好感が持てました。

    #タメになる #アツい

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    2024年04月06日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    上がる株を捉えるのではなく、浮上するまで待つということは原則であるということを学んだ。
    個人投資家だからといって証券会社員の話を聞き参考にするのは一概には難しいな・・・

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    2025年10月28日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    ネタバレ

    たまーに野村證券への皮肉を挟むけど、参考点は多い。

    株の決めつけは禁物。100%はあり得ない。なぜか?そこで思考停止してしまうから。失敗しないということはそこから何も学べないことにつながる。
    情報について、誰が発信したのかを確かめる。信頼度が低いものには近付かない。さらに過去の実績が良かったからといって今後も良いとは限らない。

    ヘッジファンドって何?P85
    適正PERとは?P97
    小型株が割安である理由?P124

    人々が当然だと思っていることと現実が違うということ。←ここを探ることが株式投資において重要な概念となる。

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    2025年10月19日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    決算書を読みこなせないとわからないと思うが、説得力がある
    ジェットコースターのような暴投暴落にファンドの大変さが伝わってきた

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    2025年09月29日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    株での儲け方がわかるんじゃないかと思ってこの本を手に取った人はつまらないと思うかもしれないな。でも、商売のキホンである「安く買って高く売る」を徹底してやるために、いろいろな努力をされてきたのがよくわかります。あっさり書いてるけど、大変だったんだろうなと。

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    2025年09月23日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    伝説の投資家の清原さんの著作。

    野村證券時代の豪快なエピソード、投資顧問会社での経験、割安成長小型株の優位性、確かな投資哲学、品性とユーモアがギリギリ調和しているキャラクターの印象を持ちました。

    特にネットキャッシュ比率と言う概念を知れたのは良かったです。
    ※簡単に言うと流動資産と有価証券(に一定の比率をかけたもの)から負債を引いた金額/時価総額で、会社を丸ごと買収したら現金がどれくらい手に入るか。イービッダーに近い概念でしょうか。

    HEMさんの増配株投資と含めて小型株投資のバイブル本と呼べるでしょう。

    一度ではエッセンスを完全には理解出来ない濃厚な一冊でした。折を見て読み返したいと思

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    2025年05月13日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    会社の後輩に勧められて読んだ本。

    専門的な用語もたくさん出てくるが、知識がなくても比較的読みやすいとは思いました(もちろん、金融の知識があったほうがいいです)。

    「市場は誰に微笑むか」というタイトル。百戦錬磨の著者が語ると重い言葉。

    本書とは少し話が逸れますが、私は日頃後輩の仕事ぶりに感心していました。こういった本を読みながら勉強してるんだなと思うと個人的に嬉しくなりました。

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    2025年05月07日
  • わが投資術 市場は誰に微笑むか

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    確率の話しは難しかったが、他の内容は語り口調で読みやすい。真の投資家の仕事への考え、姿勢が分かった。

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    2025年05月07日