個人資産800億を持つ伝説の投資家清原達郎氏の投資哲学と投資手法を記述した本。新卒で証券会社に入社した私にとっては理解が難しい部分もあった。彼は小型割安株のショート、大型株のロングでポジションをとっていた。そこに至るまでの経験を赤裸々に記している点から、彼は長者番付で一位になった自身のノウハウを参考にしてほしいという強い意志が感じられた。あくまで彼の思考哲学に基づく投資手法であるため私に適切であるかどうかはわからない。しかし、株を極めた先人の一つのモデルケースとしてしっかり頭の隅に置いておきたい。